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最強の兄弟  作者: 優木貴宏
学院3年生 模擬戦団体編
736/743

団体戦5番手 見えない画面

―――魔法学院控え室―――


「何が起きてるの?2人の姿が何にも見えないじゃない!」

アルナは映像を写す機械に対して何も見えなくなり興奮気味で叫ぶ。


「ちょっと落ち着け、これはクロノが敢えてやった事だろうな。」

ロランはこの輝いている状態はクロノが訳あってやった事だろうと考える。


「それが本当ならどうしてクロノさんはこれをやったんすかね?」

負けた事をずっと気にしていたカンドラはクロノとノアオの戦いを見ているうちに気にならなくなったようでいつもの口調で話す。

カンドラの疑問に対して確かにと頷くホルン。


「それは見せたくない魔法を使ってるからってことだと思いますね。私の想像ならあれだと思うんですけどもしかしたらもっと別の魔法かも...」

アルナはクロノが見えなくした理由に関して水と土以外の残りの2属性を使っているかそれ以上のもっと強い魔法を使っているのではないかと考える。


「なるほどな、クロノの事だから俺たちの知らない魔法を隠していてもおかしくはないな。とにかくこの光がはれた時には勝敗が決まっているだろうからクロノが立って居ることを信じるだけだな。」

ロランは見えなくした理由について納得してクロノが勝つことを信じて見えない画面を見守る事にする。


―――騎士学院控え室―――


「ここに来て見えなくなるとは...2人の戦いはどうなっているでしょうか?」

アルスターは光り輝いて見えなくなった画面に対して2人の戦いの様子を想像する。


「ノアオなら勝ってるでしょう、最後の竜巻だって破壊して見せてましたしあの勢いのままクロノを倒していると思います。」

エリッツはノアオが勝っていると予想する。


「しかし、この光はクロノが仕掛けた事でしょうからクロノにも何か手があると思います。簡単にノアオが勝てるかどうかは...」

テスタは心の内ではノアオの勝利を信じているもののクロノも一筋縄ではいかない相手だと呟く。


「それでもノアオさんならきっと勝ってくれます!そして騎士学院の勝利を決めてくれます。」

アマトは見えていない画面を食い入るように見ながらノアオの勝利を信じる。


「私もノアオ君が勝ってくれると信じているよ。頑張れ。」

キールも静かにノアオの勝利を信じて見えない画面を見守る。


「私が負けたからここまで勝敗を委ねてしまった。申し訳ないけど騎士学院の代表として勝って見せて欲しい。そして君が騎士学院で最強なのだと証明をしてくれ。」

アルスターはノアオが勝って学院で1番強い騎士だと証明できると信じている。

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