表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地獄の世界で僕らは行く  作者: 三上 空
11/26

僕らを狙う者

  昨日、戦闘訓練が終わり、今後の行動について話すことになった。


 「僕は、どうしたらいいんでしょう」

 「お前がどこに行きたいじゃない、俺らがいくべき場所だ。」

 「旅をする」

 「却下」

 「まあそうですね」

 「なぜそう思う?」

 「まず、物資の供給が旅に出ると不安定になる。食料の確保。睡眠するときの安全性等々。」

 「はなまるだ。そう。まず安全でない」

 「その前に一つ」

 「なんだ」

 「ここは、・・・どこですか」

 「はぁ~、とうとう来たかこの質問が。」

 「やっぱり・・・ここは・・・」

 「ああ、お前の予想通りここは、日本。それも、お前の地元だ」

 「ちょっと待ってください。なんで・・・」

 「お前は俺のターゲットだ」

 「やっぱり。じゃあ、なんで俺を殺さないんです」

 「お前にゾンビの説明をしたのを覚えているか?」

 「はい?おぼえてます」

 「ゾンビになった人々は、謎の病気にかかった。それは、脳内で繁殖する。それによって、人々は、動ける屍となった。というのがわかっているところだ」

 「空が赤いのは?」

 「そもそもウイルスは、科学者がバラまいた。それの影響何だろう」

 「じゃあ、僕たちが動けるのは?」

 「わからない」

 

 分からないと来たもんだ。僕も分からない。

 というより質問の答えになってないじゃんっ!


 「クライアントが死んだのさ。今更依頼を遂行する必要はない。ただそれだけだ」

 「それは誰ですか?ああ、守秘義務ありますよね。やっぱりや・・・」

 「佐藤 竜騎。お前の従兄弟にあたるはずだ」

 「はぁ・・・」

 

 やめておきますと言おうとして僕の口を閉ざさせた名前。

 それは、確かに僕の従兄弟だ。

 だがとうの昔に、祖父(じいちゃん)に勘当されていたと思う。

 なんでいまさら聞くのだろう。というより、


 「どうかしたか?」

 「あいつは・・・まだ死んでない」

 「そんなはずはない。俺はこの目で見たぞ」

 「あいつが死ぬところを?」

 「いや、だがあいつの死体なら、ゾンビならいたぞ」

 「僕には、竜騎と同い年で似ている、祐介がいます。多分それは僕の兄だと思います」

 「ならあいつは?」

 「多分今も、狙っています。僕と、ついでに桜葉さんの命も」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ