【83】南北会議④
いかんとしても157ptまで寄りを戻したい……(/ω・\)チラッ
評価等お願いしますm(_ _)m
前回のまえがきで書いた話の続きではありませんが、
今期のアニメはなかなか粒ぞろいですね!
私の一推しは『女子高生の無駄遣い』ですかねぇ。
最初、15分枠かと思っていたら普通に30分で驚いたのは今は昔の思い出。
あと「一方通行」とか「ロード・エルメロイ」とかがオススメです。
え? ミーハーだって? いいんですよおもしろきゃ!
電撃だったらなんだって面白いんだから!
「その子、東の魔女の子どもよ。
あなたが思って結ばれるほど、
清い因果に生れた子じゃない」
淡々と義務的にショウコさんが言い放った
言葉は、私としても、クライスとしても
到底聞き流せる話題ではなかった。
「……なん、だって」
開いた口が開かない、と言ったように
うつむいて黙ってしまうクライス。
知らなかった『無知』という鎖は、
いつだって人間を傷つける。
「だって、エマは……ハーフエルフだろ?」
騒然としかけた一同が、まだその言葉で
われに帰ったように静まり返る。
クライスの次の言葉を待って、
イルガスも挟もうとしていた
口を押さえていた。
「東の魔女がエルフということは知っていた……。
だが、魔女に娘がいるなんて公表されていないぞ」
「そうでしょうね……。
なぜなら彼女の娘は――
カンザキ・ナルミの娘は、出産と同時に
ある人物の手で存在を闇に葬られたから」
カンザキ、という名字に納得がいく。
やっぱり、私の推測は正しかった。
タドコロ。
ホカリ。
キサラギ。
ユキミヤ。
カンザキ。
四方偉人と呼ばれる人たちは、
全員が日本出身の転生者だ。
収穫、2つめ。
「誰なんだよ、そいつは……!」
憤った視線を向け、おそらく好意を寄せていたのであろう
女子生徒の真実に、感情を露わにする『魔法剣士』の彼。
冷静なキャラクターとしては、
なかなか珍しいシーンではあるけれど……。
「……それを説明するには、順を追って話さなければね」
ショウコさんの淡々っぷりも、
圧巻に値するほどだった。そう、
まるで――
プログラムが仕組まれた、人形のように。
「クライスさん。まず、あなたがあり得ないと信じ
きっている『神隠し』は、本当に存在します。
我々、四方偉人の全員は、その『神隠し』で
この世界に転生された異世界人類なのです」
「なっ……」
今まで信じていた知識が崩れていくのを、
クライスは驚愕しながら聞いていた。
だが、ショウコさんがこんな場面で
冗談を言うはずがないことも理解
しているのだろう。
下唇を噛みながら、黙して話を聞いていた。
「我々には、決まって転生したときにその役割が
与えられます。私は――発声人形、イズミさんは、
ゴブリン。カンザキさんはエルフ。……リョウヘイ
のみは未だに不明です、が。恐らくヒューマンでは
ないかと予想されています」
私の素性を知っているゴブリンの家臣たちは、
皆、一様に驚いたりせず、その話の行く末を
予想して聞き入っている。
「人間化の薬があることは、ご存知ですね」
「あ、ああ……。魔族が人間と接する際に
用いる秘薬のことだろう? それくらいは」
「あれは、この世界に転生した最古の『南の賢者』が
開発したとされる、人間ならざる四方偉人の姿を人に
錯覚させるための薬――。今でこそ魔族が使用して
いますが、本来は四方偉人ご用達の品だったのです」
そのおかげで、
今の私たちは大いに
助かっているというわけだ。
たとえ人形であろうとゴブリンであろうと、
人間が世間に一番親しみやすい種族であることに
代わりはない。まして、魔族のゴブリンや、
おもちゃの人形なんてなおさらだろうから。
――ただ『人』として生きていけるというのは、多分、それだけ幸せなことなんだ。
……それに、私も常に肌がガッリガリで黄土色ってのは嫌だから!
「そうして、日本から転生した夫婦がいました。
クライスさん。ここから先があなたの知りたい
真実になるでしょう―……。」
[NEXT、第4ラウンド]
(フラグを)バンバン建てて、バンバン回収していくぞい




