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神様にお願いされた151歳 【仮】  作者: なるる
第4章 冒険したいお年頃編
42/57

第四十二話 「戦姫と呼ばれた女の汗」

ヒステリー女を表現しようとしてます。

読みづらいかもしれません。

この処、様々な会議や神々の要望ワガママの所為で試練の塔に入れない日が続いている。

前回から20日は過ぎている。そろそろ痺れを切らす者が現れるのはだろう。


アリスとラルチェは王妃としての仕事やわしと一緒に神々の要望ワガママの対応に追われている。

試練の塔に入れなくても事の重大さは理解しているのでわしには、不満を言わない。


年の所為で焦るアリスには、夜の当番以外にも1日1回は、肌を重ねる様に心がけている。少ないが経験値も入るので今の処、爆発はしていない。

護衛のメルは元々レベル上げを意識していないのでこの3人は問題ない。


他の3人は、1人を除いて2人は忙しい様で塔に入らなくても不満はでない。


オードリーは、魔法ギルドの研究室の1部屋を借りて籠って何やら研究をしている。


マリリンは、医療ギルドで治癒魔法の講師として指導している。

ちなみにマリリンがパーティーに入った理由は、わしの再生魔術を間近で見学したいからじゃ。

高レベルの再生魔術は伝説級らしく、再生魔術の資料が少ないのでわしを研究して後世に残そうとしているらしい。


そして、問題なのはエリザベスじゃ。

根が真面目で向上心が高い。自身を鍛えられないのが我慢できない様で、最近荒れていると情報部から報告を受けいる。


エリザベスと話をせねばと思っているが忙しく中々時間が作れなかった。

今日こそはと思っても朝から乳牛や乳山羊の視察が入っている。


【愛の伝道師】のお蔭で高品質な乳が大量に出るようになった。

加工品を輸出したら人気が出て、今ではブランド化までしている。

いくらパーティーの為とは言え、特産品にまでなっている事業を蔑ろには出来ない。

頭の片隅でエリザベスの事を考えながら、農業ギルドに入る。


「おはようございます。タケル・ヤマトです。」


「あら。おはよう。王様。今日は<愛の晩餐>のスイートルームです。

 それでは、女性を向かわせますのでシャワーを浴びて待っていて下さいね。

 後がつかえているので延長はダメよ。

 はい、これ。受付に渡せば鍵を貰えるはずよ。

 それでは、いってらっしゃい。楽しんできてね。」


書類に目を通しながら受付の眷属が説明するので黙って聞いていた。

場所もわかったので書類を受取り、心友の証を使いホテルに移動する。


目が痛くなるほどのピンク色をした建物の前に移動した。

看板にはでっかく「愛の晩餐」と書いてある。


うむ。ここじゃな。

相変わらず派手じゃのう。立ち止まっているのは恥ずかしいのでさっさと入る。


村から国に変わってこのような時間制のホテルが沢山出来たので外でする者も大分減った。

昔は、繁みに入れば情事に深ける男女に出会ったが・・・・・これが都市化の弊害か。

子供達に教育が出来ないではないか。まったく教育に悪い。

子供達は、繁みに隠れて社会見学をする事で大人になるのに・・・・・嘆かわしい。

まっ。今でも国の端の方では、行われているので無くなってはいない。

転移者の中には、「あそこに行っては、行けません」と母親に怒られる子供もいる。


ホテルに入ると誰も人がいない。受付と書かれた所に行くと細かい網目の壁の向こうに人がいた。


「いらっしゃいませ。料金はこちらです。」


感情がまるで籠っていない声で淡々とあいさつされる。

引き出しの様な物が飛び出して、その中には部屋の料金表が書かれた紙が入っていた。

農業ギルドの書類を入れて引き出しを戻した。


「はい。こちらがカギです。スイートルームは1階で1番手前になります。

 階段の前の扉を開けてお入りください。

 後でお飲み物をお持ちします。」


この世界には、エレベーターが無い。しかも来る者は、外の景色を見る者もいないので1階が一番高くなる。上の階に昇る程、値段が安くなり、このホテルは5階建てなので5階が一番安い。



カギを開けて部屋に入るとかなり広い部屋だった。

部屋の真ん中に5人は入れる程の大きさ丸い風呂が有り、それを囲むようにキングサイズのベッドが5つ配置されている。

ベッド毎にシャワーや家具が置かれていて、カーテンで区切れるようになっている。


わしは、入り口の近いシャワーを使い、バスローブを着ると隣のベッドに横たわり女性を待つ。

コンコンとドアを叩く音が聞こえたので、返事をしてドアに向かう。


「うむ。誰じゃ。」


「あっ。あの。農業ギルドにイわれてきました。」


緊張しているのか女性は噛んだが、聞かなかったことにしてドアを開けて、招き入れる。


「久しぶりじゃの。リクシア。性行伝授の儀以来じゃな。元気にしていたか。」


「はっ。はい。お久しぶりです。王様。」


リクシアは緊張していて恥ずかしいのか下を向いている。両手でワインが入った入れ物を抱えている。


そう言えば、性行伝授の儀の時も緊張してガチガチに固まっていたな。

緊張をほぐすのに時間がかかり、タイムオーバーになったのでそのままお持ち帰りして城で一晩かけて行ったのを思い出す。

その日の当番だったおさきは、順番がズレた事で機嫌を悪くしたが女性の気持ちもわかるのでそんなに怒らなかった。


時間がないので、リクシアから右手でワインの入れ物を受け取ると左手を腰に回して、ベッドへ導く。リクシアの歩き方は手と足が一緒に動いていたので笑いを堪えるのに必死だった。



そう言えば、いつのまにかエリザベスの事を忘れている。

うむ。他の女性の事を考えながら女性と肌を重ねるのは最低じゃから忘れて当然じゃな。


その頃、エリザベスは、訓練所で一心不乱に剣を振っていた。



リクシアと汗を流した後、一緒に風呂にでも入ろうとしたが、


「あの。えっと。その。今日はありがとうございました。王様。失礼します。」


と言って急いで着替え終わると逃げる様に出て行った。


仕方ないので風呂に入っているとノックが聞こえたので入る様に命じる。


「失礼します。お掃除に参りました。」


入ってきたのは1人のメイドで丁寧にあいさつをした後は、テキパキと掃除とベッドメイキングをする。


「失礼しました。ごゆるりとおくつろぎくださいませ。」


作業が終わると丁寧にあいさつをして出て行った。



コンコンとノックする音が聞こえたので2人目が来たのじゃろう。

入ってきた女性は、現役最高齢のトメさん(75)だった。


「わしは、誰の挑戦でも受ける!!いくぞぉぉぉぉぉ!!!」


1ランド60分のタイトルマッチが始まった。

※何のタイトルマッチかはご想像にお任せします。


わしがトメさんの腰を揉んでいる頃、エリザベスは今日初めての休憩を取っていた。


2人目が帰ると直ぐにメイドが入ってきて、清掃とベッドメイキングをして帰って行った。


ノックされたので返事をして入る様に伝えるとドアが勢いよく開くと同じ顔した女性が入ってきた。

どうやら、3人目と4人目はメメとレレの様じゃ。


「王様。お久しぶりです。会いたかったよ~。」×2


うむ。見事にハモっている。乳山牛の20歳で二人とも1児の母なのだが、背が低く童顔なのといつも子供見たく元気がいいのでよく、子供に間違われる。


今日の予定では4人だったのでこれが最後になる。うむ。たっぷり可愛がるとするか。


その頃、エリザベスは、女性の戦士と模擬戦をしていた。



ホテルから出ると夕方を通り越して、夜になる所だった。

いかんな。二人のシンクロを使った技があまりにも気持ちが良くてついつい延長をしてしまった。


「二人でするのは、王様だけだよ。私達の旦那にだってしたことないもの。」


二人が帰る際に爆弾を落としていった。なんとも男心をくすぐる双子じゃ。

たまらん。呼び戻して延長しようとしたが・・・・二人にも家庭があるので我慢した。



そう言えば、エリザベスはどうしているのじゃ。気になったので【気配探知】を使うと訓練所に居る。

心友の証を使い移動するとそこには、1人でフラフラになりながらも剣を振るエリザベスがいた。

水溜りの上でバシャバシャと音を立てながら続けている。


風がエリザベスの方から吹くと強い匂いが運ばれてきた。折角の美人が汗だらかけではないか。

それにしても、再生魔術もなしでよくやるわい。感心する。

フラフラのエリザベスを誰も止めないのは、本人から止めるなと雰囲気を出しているからじゃろう。


「あっ。」


「エリザベス!」


踏み込む時に足を取られたのじゃろう。豪快に転んでしまい顔は水溜りにダイブした。

わしが駆け寄りエリザベスを起こす。汗の濃い匂いが全身からしたが気にしない。


「大丈夫か?エリザベス。おーい」


返事が無い。・・・・・返事が無い。・・・・・・・返事が無い。


「うむ。どうやらエリザベスは、クサイ女の死体になった様じゃ。」

 

「誰ですか!失礼ですよ。

 えっ。王様。」


やっと目を覚ましたか、とっさに再生魔術を使ったが、鑑定したらHP0だったのは驚いた。


「やっと気づいたか。限界を超えてまで訓練してどうする。

 わしがいなければ死んでいたぞ。

 普通は倒れるのにお前は、無意識にMPやSPまで使っておったぞ。」


「すみませんでした。王様。でも、私はもっと強くならなければいけないのです。」


「お前の気持ちはわかったが取り敢えずは、風呂に入るぞ良いな。」


わしの言葉で体の匂いを嗅いだエリザベスは、わしから離れようと立ち上がろうとしたが出来なかった。


「離してください。王様。汚れてしまいます。」


弱弱しく暴れだしたエリザベスを抱えながら立ち上がると心友の証を使い空中庭園に移動した。

入れ口でチェックインを済ますと貸切風呂に移動する。


わしにお姫様抱っこされているエリザベスは恥ずかしいのかずっと下を向いて震えていた。

貸切風呂に入ると床にエリザベスを寝かして鎧を脱がせていく。

特に抵抗を見せなかったのでゆっくり脱がせることにする。


胸のアーマーを外すと勢いよくおっぱいが飛び出してきた。相当窮屈な思いをしていたのだろう。鎧の痕がしっかりついていた。確認せねば、両手で後ろから揉むとその柔らかさと重量感に感心する。Gだったおっぱいが5年をかけてIクラスまで進化を遂げていた。

何たることじゃ。ここまで大きくなるとは、まさに女体の神秘じゃ。


全て脱がせると筋肉はあるが女性部分のふくらみと柔らかさを兼ねそろえた魅惑のボディが現れる。

わしも慌てて服を脱ぐと二人分の服を部屋に置かれた洗濯の籠に入れる。

エリザベスをお姫様抱っこして風呂場に入る。


※洗濯の籠に入れるといつの間にか消えていている。1時間後には綺麗に洗濯された服が畳まれて脱衣所の籠の中に入っている。


エリザベスを洗い風呂に入れて、わしもさっさと洗いエリザベスの隣に座る。


「ふぅぅ。生き返るわい。どうしたエリザベス。さっきから黙って。

 何かあるなら言いなさい。お前らしくもないぞ。」


「・・・・私らしいって」(小声)


下を向いているのでよく聞き取れなかった。


「エリザベス。もう一度言ってくれ。よく聞き取れなかった。」


「私らしいって何!!!」


突然顔を上げてわしを睨みつける。


「産まれた時から他人に監視をされて、何をするにも許可が必要で!

 家からは出してもらえず、お前は男だと言われ続けて男として育てられ。

 男になるのはイヤだったけど剣だけは、好きだったから続けられた。

 だって、剣を振る時だけは外に出られたから。


 10歳の時に戦闘ギルドの少年大会で優勝した時に初めて父にも褒められた。

 それからは、世界が変わったわ。

 外に出られるようになって、たくさん友達も出来たわ。

 でも、それも長くは続かなかった。

 10歳から胸の膨らみを布を巻いて誤魔化したけど。

 14歳の頃には隠せない程、胸もお尻も大きくなって、バレたわ。


 そして、今度は遠い別邸に幽閉されてそこで18歳までそこで過ごしたの。

 幽閉されたと言っても庭には出られたからそこで剣の練習続けたわ。

 いつの間にか剣が好きになっていて、剣だけは私を裏切らない。


 18歳になると私の容姿が目当てなのか王都に呼ばれて、毎日薄汚れた男達とお茶会をさせられたわ。

 「美しい。綺麗だ」と言われる度に見世物の動物の様な気持ちになるの。

 気分を晴らすために夢中で剣の稽古をしたわ。

 そして、自分の容姿が人よりも綺麗だと認識出来る様になるとそれを利用することにしたの。

 

 未成人になると男共を利用して、ダンジョンに潜れるようになり。

 いつの間にか戦姫と言われるようになったの。

 あまりの人気に父は、戦略結婚よりもダンジョンで活躍させた方が国の利益になると思ったのか、成人後は、自由にダンジョンに入れる事を約束してくれたわ。

 それがあのバカの所為では台無しになった処に神託が降りたので神様に感謝してもしきれない。

 誰も神託には逆らえなかったからこの国へ来てやっと自由を手に入れました。

 夢を懐いてこの国へ来れば・・・・・


 この国に来て1番驚いたのは、王様。あなたです。

 気軽に国民の前に現れて、酒場で民達と肩を叩きあって騒いでいるのを見た時はびっくりしました。

 そして、いくら【愛の伝道師】があるとはいえ、様々な女性と関係を持ち、道でケガをしている人やダンジョンで手足を失った人を見れば気軽に再生魔術で治してしまう。

 優しいだけではなく、城下で喧嘩が起きれば鞭を巧みに使いあっという間に鎮圧する程の強さがある。

 あまりにも型破りな人です。

 性行伝授の儀の時はすごく優しくしてくれて、嬉しかったです。


 そんなあなたがパティーメンバー募集していると新聞で読んだ時は、目を疑いました。

 私は、試練の塔に籠り何とか条件をクリアして選考会に挑みました。

 メンバーに選ばれた時はどれほど嬉しかったか。

 でも、その後に毎年行うなんて言われたのは流石に怒りましたよ・・・・・・・


 一度は、この容姿と力で自由を勝ち取りました。

 この国に来てからも、私は優遇されていたと思います。

 でも、あなたのパティーに入ってからは、全てを失いました。

 レベルが一番低いので力を示せない。

 容姿は、アリス様やラルチェ様には勝てない。

 しかも年下のメルさんはあなたと関係を持っているのに私は誘われたこともない。

 強くなりたいのに最近はダンジョンにも入れない。

 今の私は、わたしらしさが何なのかさえわかりません。」 




エリザベスは一気に語った。まるで体中の膿を出すように。

途中何度も脱線したが、訂正せずに適度に相槌を打って全てを吐き出させた。

うむ。途中からわしの事をあなたと言っておった・・・。これはいけるな。


「エリザベスよ。やっと本音をわしの前で言ってくれたな。

 お前はいつも優等生でいようとするので心が分らず、今まで誘わなかったのじゃ。

 決してお前がアリスやラルチェ、そしてメルにも負けてはおらん。

 そこは自信を持ちなさい。」


わしは、エリザベスを抱き寄せると頭を撫でる。金髪が滑らかで気持ちが良い。


「嘘です。私なんて綺麗ではありません。他の人よりもほんの少しだけ綺麗なのを勘違いしていただけです。ホント。バカな女です。」

 

今度は、イジケるのか・・・・。


「エリザベスよ嘘ではない。その証拠にこれを触れて見ろ。」

 

わしはエリザベスの右手を掴みパトスを握らせる。


「あっ。うぅぅぅ。むぅぅぅ。」


パトスの状態を確認させるとすぐに唇を重ねる。さらに舌も入れて長い間、濃厚なキスを楽しんだ。


「エリザベスよ。わしはお前が欲しい。

 その為ならお前の過去を全て受け入れよう。

 孤独だった思い出の数よりもわしと一緒に楽しい思い出の数が越える様に努力する事を誓おう。

 力も美貌もいらない。ただお前が欲しいのじゃ。

 エリザベス。愛しておる。」


「はい。私も大好きです。タケル様。うぅん。あなた様。」


ここでも延長する事になったのは言うまでもない。

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