第二十四話 「旅の恥は掻き捨てろ!」
0時に間に合いませんでした。
今回は色々と書き方を変えてみました。
「控えなさい~。控えなさ~い~! この心友の証が目に入らないのですか~!この御方をどなただと思っているのですか~。」
「この心友の証が目に入りませんか。
ここにいらっしゃる御方を、どなたと心得てるんですか。
こちらにいらっしゃるのは、
神獣:カーバンクルのルーブル・ファームル様と
神人:黄龍のアルベルタ・ディータ様の2柱の心の友、
龍タイプ:タケル・ヤマト様であらせられます。
頭が高いですよ。控えなさい。」
「はっ。はぁーーー。」
「心友様じゃ。」
「頭を下げろーー。」
「殺される。」
「助かった。」
ラルチェとアリスが2つの心友の証を見せながら大声で言うと周りの人々は一斉に地面に頭をつけた。
ルル様の心友の証は七色に輝くサークレット、
アルタの心友の証は龍がデザインされた金色の指輪を二人は装備している。
わしは【龍の威嚇】と【龍の飛翔】を使いながら二人の後ろで浮遊している。
頭にはルル様から頂いた七色に輝く毛皮の帽子を被り、左腕を上げて、龍がデザインされた金色のアーマーリングを周辺に見せている。
毛皮の帽子巨大で高さもあるが長さはわしの身長より長い。
時々、【龍のブレス】を使って演出的に周りの人々を脅している。
うむ。どうしてこうなったのじゃ!これでは黄門様ではないか・・・・。
ーーー村人Aの視点ーーー
俺は幼馴染を連れてこの村を出ようと決めたのは約一年前。
きっかけは俺の両親が亡くなり俺一人になったからだ。
貧乏でろくな装備もないがここに居るよりはマシだ。
幼馴染が未成人になってしまったので成人まで時間がない。
あんな外道領主が幼馴染の性行伝授の儀をするのが我慢できない。
本当なら俺と結婚して初夜に性行伝授の儀をするはずだった。
幼馴染とは5歳離れているがいつも俺の後を付いてきて、俺の世話をしようとガンバル姿にいつの間にか惚れていた。お互いの両親の許可も下りて、幼馴染の成人式後に俺たちは結婚する予定だった。
それが・・・あの外道領主の所為で・・・・。
見つからないように一年越しで準備を整えて、夜明けを待って幼馴染の家に行った。
幼馴染の家に入ると幼馴染と家族が泣きながらお別れを言っている。
幼馴染の家族からは娘を頼む。すまない。ありがとう等を涙ながら言われた。
照れくさくなり、「俺が捕まっても誰にも迷惑が掛からないので気にしないでくれ」と言ったがそれでも感謝の言葉は止まらなかった。
まだ誰も起きてこない時間帯を選んで村を出たので誰にも見つかっていないだろう。
村を出ると幼馴染の手を取り薄暗い道を走り出した。
途中で休憩を入れながら、急いで進んだ。
隣町まで急いでも5日、幼馴染の足だと7日はかかるかもしれない。
途中、小鬼や犬鬼が現れたが団体ではなく2匹位しかいなかったので何とか無傷で戦闘を終らせた。
【剣術】をLv.11まで鍛えたのが良かった。
寝る時は、最初は俺が見張りをして幼馴染と交代した。
翌朝、交代の時間が遅いと幼馴染に怒られた。
泣きながら「ちゃんと休まないとダメだよ。」と言われたが男の意地もあり、今晩も同じことをするだろう。
なぜ夜逃げしたのか説明していなかったな。
外道領主も5年前までは普通の領主だった。
領主は愛妻家で妻を溺愛して妾も取らずに妻一人だけを愛していた。
妻もその愛に答えるように4人の子供を産んだ。
愛した妻が病で亡くなると、それから不幸の連鎖が起きた。
子供達は魔物や病に襲われて全て亡くなってしまった。
それから領主は狂い出した。
まずは、行商を村に入れなくなった。
その為、外の情報が入らなくなり、この村の情報も洩れることもなく、完全に孤立した。
次に他所からゴロツキを雇うようになった。
翌年、村の男たちの性行伝授の儀を禁止した。
逆らった者や逃げ出そうとした者達は外道領主が雇った男達によって殺された。
村人のほとんどは農民なので固有能力がなければまともに戦えない。
女は、外道領主が全て性行伝授の儀を行い。その後、囲い込まれた。
噂では外道領主が飽きると雇った男たちに回されるらしい。
囲い込まれた女が出てこられるのは死体だけだった。
隣町へ助けを求めた者もいたがゴロツキに見つかったのか魔物に襲われたのかはわからないが、誰も助けに来なかった。
5日間が過ぎた頃、俺達は狼魔獣の群れに囲まれていた。
旅の疲労が貯まり、もう少しで到着できると安心してしまい、警戒が怠った結果だ。
幼馴染を背中に隠し、狼魔獣と戦った。
戦いは一方的で、数も多く俊敏な狼魔獣に少しずつ傷を負わされる。
致命傷になるような攻撃は受けていないが時間の問題だろう。
こいつら俺で遊んでいるのか・・・・小さい狼魔獣しか攻撃してこない。
心が折れたら負けだと心に活を入れて戦い続けた。
幼馴染は俺が守る。そして、絶対、切り抜けてやる。
※村人Aを攻撃しているのは二回りも小さい狼魔獣だけで通常の大きさの狼魔獣は逃げられないように囲っているだけだった。つまり村人Aは狩りの練習台にされている。
幸か不幸かそれが時間稼ぎになった。
ーーータケル達に戻りますーーー
わしらの準備で一番の問題になったのがラルチェとアリスの奴隷についてじゃ。
現在死亡扱いになっているが、大陸に戻ると奴隷に戻ってしまう。
そこで、ルル様が新しいギルドカードを作り同名同性の別人として新しく作った。
ギルドカードを作った神獣だから出来ることで本来ありえない。
そんなこんなで準備が終わり、旅立つ日が来た。
わしらは、ルル様に別れを告げて、アルタに乗って大陸へ移動した。
ルル様は別れが辛いのか出発する時になると引き止める。
最初は言葉で、それでも行こうとすると・・・・実力行使で引き止められた。
結局、旅立つのに予定より数日後になった。
分かれる際に、ルル様とアルタから「楽しみにしてなさい」と言われたのが気になる。
どうせ、碌な事ではないだろうと思い気にするのを辞めた。
今いる場所は「最果ての地」と呼ばれている荒野じゃ。
辺り一面何もない。
なぜ?こんな所に降ろされたかと言うと巨大なリスのリクエストだからじゃ。
巨大なリスとは、ルル様の眷属で名前を聞いたら怒り出して、変わった喋り方をする変な奴の事じゃ。
「てやんでえ、べらぼうめ。
俺の名前なんてどうでもいいだろうが。
てめえら、俺が運んでやるから黙って乗ってろ。
俺は、ルル様の眷属一の韋駄天だぞ。
それと、運賃はいらねぇ。
宵越しの銭は持たねえのが信条だ。」
なぜ、江戸っ子気質なのじゃ。そして、金を貯めないだけで使い切る金は必要だと思うが。
こやつに何を言っても無駄だろう。
身長は立つと7mで尻尾を入れると15m位はあるじゃろう。
毛並は感情や状態によって七色に変色する。
「名が無いと呼ぶに不便じゃな。
走るのが好きなら走り屋と呼んでも良いか。」
「おっ。粋な名前じゃねぇか。おしっ。決めた。
今日から俺は走り屋だ。 よろしく。
それと毎日のブラッシングと5日に一度は抱いてもらうからな」
それくらいは良いが走り屋にまかせての移動は本当に大丈夫なのじゃろうか。
心配ではあるがわしらが移動するよりも早いのは間違いないので信じることにした。それに、ルル様にも注意を受けておった。
変わった奴と言えばもう一人いる。
アルタの眷属で名はネルリン・ドリー。
龍に変身できるので強いようじゃがいつも龍の姿で寝ている。
腹が減ると寝ながら食事もする事ができるので年に数回しか起きない。
全長30メートル。横5メートルの白い龍じゃ。
特殊な【能力】を持ていて、口に入る大きさの物なら人でも物でも何でも出し入れできる。
入れた物(者)は時間が止まり、そのままの形で保存できるので強化アイテムボックスと言っても良いかもしれん。
変わり者の2人が新たに加わり、旅の仲間は5人になった。
あくまで新規の2人は移動のサポートなので正パーティーはわしら3人じゃ。
現在、わし、ラルチェ、アリスはネルリンに食べられて、強化アイテムボックスの中に居る。
ネルリンを巨大な大八車に乗せて、走り屋が豪快な音を立てて走っている。
走り屋が通るとソニックブーム生まれ、その影響で道が出来る。
走り屋の速度は、一番近くの村まで徒歩で30日はかかる距離を数時間で移動出来る。
徒歩では地形の関係で遠回りをしなければ行けないが走り屋は空を駆けるので関係ないらしい。
強化アイテムボックスの中に居るので確認は出来ないが、外に出たら恐ろしい風圧に耐えられないじゃろう。
わしらはネルリンから吐き出されて、最初に見たのは抉れた大地じゃった。
辺り一面吹き飛んでいて土地がめくれ上がっている。
走り屋が通った道じゃろう、まっすぐ一直線に大地が抉れていて道が出来ていた。
「ここは何処じゃ。まさか村を吹き飛ばしてしまったのか。」
「てやんでえ、俺がそんなミスをするか。
ちょっと人をはねただけだ。」
「なっ。ちょっとでも普通の人なら即死じゃ。皆、探すぞ!」
「えっ~。大変です~。タケル様~。探さないと~。」
「はぁぁ。不味いですね。」
わしは【気配探知】を最大限に拡大するとHP0の魔物と一緒にまだ死んでいない者が2人居た。
2人は埋もれていたのでラルチェに指示を出して掘り起こしてわしの前へ運んでもらった。
早速、わしは再生魔術で2人を同時に治癒を始める。
手足がちぎれているので、アリスに時魔法を指示して、二人の時間を遅くらせた。
ギリギリじっゃたが何とか二人を助けることに成功した。
これは走り屋での移動を考えなければなるまい。
あれ程、ルル様に注意されたのにその日の内に人を跳ねるなんて、何を考えておるのじゃ。
先が思いやられるわい。
再生魔術を使い、気絶している二人を起こした。
二人は、わしらを見ると怯えて、走り屋とネルリンを見ると・・気絶した。
再度、再生魔術を使い起こしたが・・・走り屋とネルリンを見るとまた気絶した。
結局、3回も繰り返されたのでアリスの上級闇魔法で精神力を強化してからわしが再生魔術をかけ続けてて慣れさせた。やっと話が聞ける。
事情聴取が終わり、予定を変更して、二人の村に行く事にした。
村の名と二人の名を聞いたが覚えるのが面倒なので村は外道領主の村、男は村人A、女は村人Bと呼ぶことにした。
わしは怒っていた。イヤ、激怒していた。イヤ、イヤ、腸が煮えくり返っていた。
女性を殺すまで乱暴して死体を捨てるなど、許すわけにはいかん。
しかも、子供を失った悲しみで気が狂い出しただと、わしなど子供どころか孫まで失っておるわ。
話を聞く限り、どうやら自殺する事が出来ず、【業】を使い死のうとしているように見える。
最低じゃ。死にたいなら誰にも迷惑を掛けずに死ねばよい。
それが人の上に立つ者の死に方じゃ。平民とは違う。
それか、新しく妻を娶り、子作りに励めば良いだけじゃ。
やはり、人の上に立つ者は血統ではなく資質が必要じゃな。
わしはいつの間にか【龍の威圧】を使いっていたようで村人ABが怯えていた。
いかん。二人は被害者じゃ。怯えさせてどうするのじゃ。
【龍の威圧】を解除して二人には村を救うことを約束した。
村人ABはわしらが心友の証を持っていることと眷属と共にいる事で信じたようじゃった。
わしがルル様とアルタに心友の証を通して、報告した。
走り屋は一度ビクッとしてから震えていた。
わしらに「ブラッシングはいらねぇよ」と目をつぶりながら言われた。
たぶんルル様から相当怒られたのじゃろう。
わしらと村人ABはネルリンに食われ、そのネルリンを走り屋が慎重に運びながら外道領主の村へ向かった。
村に着いたのは午後でまだ日が昇っていた。
わしは村に入るとすぐに【気配探知】を使ってゴロツキと外道領主を確認した。
どうやら、全員、外道領主の館にいるようじゃ。
うむ。これで一網打尽に出来る。
村人ABには村人達を外道領収の館に集めるようにお願いした。
村人ABは快く引き受けて走って行った。
さて、わしらも行くかの。わしを先頭にラルチェとアリスが付いて来る。
外道領主の館に着くと【気配察知】【視力強化】【空間認識強化】【龍の飛翔】を使い、館の構造を調べた。アリスは上級水魔法で水を振動させて屋敷の地下を探った。
飛翔しながら2階の窓を見ると死んだ目をした女性達の上に乗っている男達が見えた。
死んだ目の女性は2人で部屋には7人の男が居た。
3階の窓を見ると肥満の男が二人の女性を叩いていた。
女性達は泣きながら許しを請い、肥満の男は笑いながら叩いていた。
肥満男の容姿は、とにかく醜い。よく醜い豚男など言うが豚に対して失礼じゃ。
アリスの報告で地下牢に5人いるらしい。
うむ。滅ぼすのは確定じゃ。
調べが終わると速やかに3人で作戦を立てた。
作戦と言っても単純じゃが成功するじゃろう。
準備が整ったので作戦を開始する。
まずはわしが外道領主の門に向けて【龍のブレス】を吐いた。
轟音と同時に門は勢いよく吹っ飛び、玄関に当たると玄関が壊れた。
次に、ラルチェが突入すると物を壊して注意を引かせた。
ゴロツキ如きがラルチェに傷を負わせるとは思えないので安心して任せた。
その間にわしとアリスが女性達を助ける為に2階の窓から侵入した。
部屋には、慌てふためくゴロツキ達が7人と、この騒音にも反応しない女性が2人居た。
わしは、九尾鞭を使い一振りでゴロツキ達全員の顔面に<打撃>を入れた。
ゴロツキ達は誰も避けられず、顔面が砕かれて床に這いづくばっていた。
そこにアリスが上位闇魔法を使い、全員を一発で昏睡、鈍足、麻痺の複数の状態異常にした。
簡単に死ねると思うなよ。ゲス共。
うむ。ここは大丈夫じゃろう。
女性を助けたいが今は時間が欲しいのでアリスの空間魔法で女性を見えなくして部屋を出た。
廊下で会う、ゴロツキ達は九尾鞭の一撃で全身骨折させて動けなくした。
まだ、殺しはせん。
【気配探知】によるとゴロツキの残りは玄関に居る5人だけで1秒毎に数を減らしていた。
わしは3階に向かい、アリスは地下牢へ向かった。
3階の部屋の扉はかなり豪華だった。
【気配察知】で醜い肥満男の位置と女性の確認してから勢いよくドアを蹴り飛ばした。
醜い肥満男は、看破&鑑定をすると外道領主だとわかったが鞭を止める理由にはならず、一撃で全身骨折して動きを止めた。
何か喋っていたような気がするが聞く気もなかったので無視した。
泣いている女性達に再生魔術を使い治癒をする。
体は痩せて全身傷だらけだった。
傷を治しているうちに寝てしまったので二人を両肩で抱えて、2階の女性の所へ向かった。
向かう間に【気配探知】を使うと動いているのはわしらと女性だけだった。
2階の部屋に入り二人に再生魔術を使う。
治療中にラルチェが入って来たので寝ている2人の移動と地下に行ったアリスの手伝いを指示した。
3階の女性よりも時間は掛かったが、二人の治療は終ったので玄関へ両肩に抱えながら移動した。
玄関に移動すると地下室に居た5人と治癒した2人の計7人がアリスの生活魔法を受けていた。
地面にはきれいな布が敷いてありその上に寝かされていた。
まずは5人の女性達に再生魔術を使い治癒した。
治癒が終わると5人とも眠りについた。
玄関には総勢9人の女性を寝かしつけた。
わしはルル様とアルタに報告をするとそれぞれの眷属達が現れた。
眷属達は、外道領主とゴロツキ達を村の外に連れ出して治療し始めた。
わしは、眷属達に男共を任せると外に出た。
門の外には村人がこちらを見ている。
村人に外道領主とゴロツキどもを倒したことを告げると歓喜が起こった。
玄関に女性が寝ている事を告げるとその家族たちが慌てて屋敷の中に入っていった。
村人たちは泣く者、笑う者、抱き合っている者達。
喜び方は人それぞれだったが、嬉しいという気持ちは共通じゃろう。
さて、そろそろ終わりにせねば、喜んでいる村人たちに公開裁判をすることを告げた。
わしは館に残っているラルチェとアリスを呼び、村の外に向うと村人たちもついてきた。
眷属達による裁判の準備が進んでいる。
外道領主とゴロツキ達は、治療を受けて意識を取り戻している。
村人が集まるのを待っていると眷属達とわしらの準備が終わった。
そろそろ始めるかのぉ。
まてよ、まずは第一声が大事じゃ。
ここは慎重に選ばねばと考えているとラルチェとアリスがわしの前に出た。
「控えなさい~。控えなさ~い~! この心友の証が目に入らないのですか~!この御方をどなただと思っているのですか~。」
「この心友の証が目に入りませんか。
ここにいらっしゃる御方を、どなたと心得てるんですか。
こちらにいらっしゃるのは、
神獣:カーバンクルのルーブル・ファームル様と
神人:黄龍のアルベルタ・ディータ様の2柱の心の友、
龍タイプ:タケル・ヤマト様であらせられます。
頭が高いですよ。控えなさい。」
「はっ。はぁーーー。」
「心友様じゃ。」
「頭を下げろーー。」
「殺される。」
「助かった。」
ラルチェとアリスが2つの心友の証を見せながら大声で言うと周りの人々は一斉に地面に頭をつけた。
ルル様の心友の証は七色に輝くサークレット、
アルタの心友の証は龍がデザインされた金色の指輪を二人は装備している。
わしは慌てて、【龍の威嚇】と【龍の飛翔】を使いながら二人の後ろで浮遊した。
頭にはルル様から頂いた七色に輝く毛皮の帽子を被り、左腕を上げて、龍がデザインされた金色のアーマーリングを周辺に見せている。
毛皮の帽子巨大で高さもあるが長さはわしの身長より長い。
時々、【龍のブレス】を使って演出的に周りの人々を脅している。
うむ。どうしてこうなったのじゃ!これでは黄門様ではないか・・・・。
ええぃ。ここは、このノリに合わせねばなるまい。
「お前たちの悪事は全てお見通しじゃ。
神獣:カーバンクルのルーブル・ファームル様と
神人:黄龍のアルベルタ・ディータ様の2柱も認めておられる。
一切の弁明は認めん。
お前たちは2柱の元へ更迭する。
追って沙汰 申し付ける。」
わしが言うと外道領主とゴロツキ達の足元に魔法陣が現れて、次々に吸い込まれていった。
「助けてくれー」
「やだー」
「俺は悪くない」
最後まで見苦しい連中じゃったが全て吸い込まれるとシーンとなった。
村人たちも神獣や神人の力に恐れて何も言えないのじゃろう。
ここは、わしがなんとかせねば・・・・。
わしは、空中で大見得を斬りながら大きな声で言った。
「これにて~ 一件!・・落着!!
外道領主が貯めこんだ金を使って、祭りじゃ!!
皆の者! 今晩は大盤振舞じゃゃゃ!!!」
一斉に歓声が上がり、祭りは夜通し3日間は続いた。




