第二十三話 「その先には夢がある」
たまもちゃん&おさきさんの強襲事件が起きてからわしの休日は変わった。
それは、護衛が付いたことじゃ。護衛というよりは監視に近いかもしれん。
ルル様とアルタの眷属の混合で30人にも及ぶ護衛チームが結成された。
常にわしの周りに居て2mと離れない。
折角の日光浴も気が散って楽しめん。
護衛の中にはわしを挑発する者までいる。
しかし、残念なことに護衛の眷属を手を出すと女性陣からの説教が来るので何もできない。
何たる生殺し状態じゃ。
これは・・わしが浮気するのかを確認しているようで・・・
まさかのハニートラップを体験するとは、この世界に来てから色々と起きるのぉ。
前の世界ではこんな事起きなかった・・。
一度、ハニートラップと判っていたが気が付いたらかかっていた事があり。
さっそく女性陣によね尋問タイムが始まった。
そこでわしは勇敢にも戦った。
「高級料理は美味しいぞ、しかし毎日食べれば・・いずれは美味しさも半減してしまう。
たまには別の料理を食べたくなるのが・・・なぜわからん。」
わしの説得にアルタとラルチェが落ちたが、アリス&ルル様が中々落ちなかった。
それでもめげずに説得するとアリスが落ちた。残るはルル様だけじゃ。
わしは全知識を総動員して闘った。
そしてついに勝利を掴もうとした時。
「タケルのバカ~。
私がどれだけタケルの事を考えているのか知らないくせに!!
私だけを見ていればいいのです。」
ルル様が泣き叫びながらわしを襲わった。
そうなると当然他の3人も加わり、そのまま全員を相手して、折角の休暇が無くなった。
何をしておるのじゃ。わしは・・・・。
こうなる事くらいわかっていたはずじゃ。
まるで、好きな子にイタズラをしている男子ではないか。
肉体が若返り心まで若返っているのかもしれん。
・・。
・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・どうやら、わしはルル様と離れるのがイヤなのじゃな。
うむ。認めるしかない。
心にモヤモヤを抱えながら、ルル様と子作りの日を迎えた。
「おはようございます。ルル様。」
「おはよう。タケル。準備は良いですか?
ラルチェ。アリス。アルタさん。
すみませんがタケルを借りますね。」
「うん。気を付けてね。次は僕だよ。タケル。」
「いってらっしゃい~。タケル様~。ルル様~。」
「どうぞごゆっくりと。いってらっしゃい。
・・・・・(私も頑張らないと)」
わしとルル様の足元に魔法陣が浮かび吸い込まれる。
魔法陣から出るとそこは、わしがルル様に性行伝授の儀を受けた場所じゃった。
30人は寝れる程大きく丸いベッドと上から見ると八角の形をした天蓋。
ここにはわしとルル様しか居ない。二人だけでは広すぎる空間。
わしらを祝福するように空は快晴で雲一つない。
わしらは見つめ合い、暫らくすると自然に抱き合い、濃厚なキスから始まりベットに消えて行った。
2回戦を終えて、体が温まったので本番を始める。
ルル様から尻尾が現れてわしに巻き付けた。
わしは子作りをイメージすると部分に変化が起きた。
「行くぞ。ルル。」
「はい。タケル。来てください。」
わしはルル様と唇を重ねると、強く抱きしめ・・・・・始まった。
長い。
兎に角・・・長い。
ルル様と雑談をしながら7日間続いた。
その間の世話は眷属がしてくれた。
ルル様が妊娠したかのようにお腹が膨らんでいる。、
・・・・・どんだけわしは頑張ったのじゃ。
ふむ。流石は異世界じゃな。
それと実際に経験してみるとラルチェやアリスでは無理じゃとわかる。
ルル様の体は元々は巨大じゃから問題ないが、二人がこの量を受け入れたら破裂してしまうじゃろう。
気をつけねばなるまい。
思いに耽っていると終わりが近づいてきたのがわかる。本能に刻まれているのじゃろうな。
「ルル。もう少しじゃ。最後はきついぞ」
「来て。タケル。私を満たして。」
わしはラストスパートをかける。大きなお腹のルル様に気を使う事が出来ない。
本能で動いているのじゃろう。
わしは一段と激しく動いて、全てをルル様に捧げるようにスパートをかけた。
どれ位時間が経ったのかわからないが全てを出しきるとわしは気を失った。
わしが目を覚ますと、目の前には丸い物体があり、顔の向きをかえると女性部分が見えた。
これは・・・どうやらわしは、ルル様に膝枕して頂いているのじゃな。
優しく頭を撫でられていると、女よりも母を意識してしまう。
とても心地よく、全てを受け入れられたような錯覚になる。
いかん。このままでマザコンになってしまう。
わしは母性の誘惑に耐えて、起き上がった・
「おはようございます。ルル様。お体は大丈夫ですか。」
「おはよう。タケル。ルルと呼んでくれないのですね。」
ルル? そういえば、いつの間にかルル様を呼びつけしていた。
これは、拙いかもしれん・・・。
「それは出来ません。ルル様は神獣でも最上位のお方です。
それに、わしはレベルが低く子を成すことが出来ません。
せめて子を成せるようになるまではお待ちください。」
「そうですか・・・・・。
わかりました。タケルの子を授かれるまで待ちますわ。
その代り、その時が来たら、ダーリンと呼びますからね。
当然、わたしの事はハニーと呼ぶのですよ。」
「ダーリン?ハニー?・・・ですか。」
わしの驚く顔と見るとルル様が笑い出した。
つられてわしも笑い、しばらくは二人で笑いあっていた。
皆の元へ戻るとラルチェとアリスが大きくなったルル様のお腹に興味津々じゃった。
女性陣で話し合っていて、わしはその中には入っていけない。
盛り上がる女性陣を見ているだけでも和む。
・・・・・けして寂しく等無いぞ。
わしは一人でボーとしているのもあれなので再生魔術で回復した。
それを見た眷属達が近寄ってきて、マッサージをしてくれた。
女性陣の雑談が終わるまで、マッサージを受けていたが深夜になっても終らない。
どうやら雑談から女子会になり、お泊り会に発展した様じゃ。
眷属達に布団を用意してもらい、わしは一人で寝た。
・・・・・・・・・・・・・・寂しいかもしれん。
それから数日が経ち、今度はアルタの子作りの日が来た。
わしは目が覚めると透明で巨大な球体の中にいた。
球体の大きさは、数百人は軽く入れるじゃろう。
昨晩は一人で寝ていたはずじゃが使った布団もない。
ここはどこじゃ。今日は、アルタの日じゃったはずだが、誰かに誘拐されたのか。
イヤ、それは無い。ルル様のダンジョンで300階層のボス部屋に居たのじゃぞ。
たとえ、神獣のたまもちゃんでも無理じゃろう。
「タケル。目が覚めた。びっくりしたでしょう。
ここは、僕のお家(神殿)だよ。
ここはね、子作りの神聖な場所でね。
龍タイプは、龍に変身できるのは知っているよね。
ここは龍に変身した者が安全に子作りする場所なんだよ。
子作りは数日かかるでしょ。いくら龍が強くてもスキだらけになるから。
球体の中で安全に行うのが習わしなんだ。
昔、龍と竜で争いがあってね、その名残なんだけどね。」
アルタから説明を受けて、龍のまぐわりとは、やはりヘビみたいになのじゃろう。
それで、ベッドではなく球体なのじゃな。
想像すると興ざめしてしまう。
「アルタ。ここが神聖な場所じゃと判ったが、わしはまだ龍にはなれんぞ。
どうするのじゃ。ここにはベッドもないぞ。」
「それなら大丈夫だよ。
ベッドはすぐ用意出来けど、僕の力で一時的なら龍になれるよ。
どっちがいい?」
人か龍の姿を選べるのか。
龍では楽しめんじゃろう。たぶん本能のおもむくままになるかもしれん。
「アルタ。ベッドを出してくれ。
龍は、成長した時の楽しみにする。」
「ふ~ん。タケルにはまだ龍の良さは早いかもしれないね。」
アルタの目が光ると10人位は寝れる程大きい四角ベッドと数十人の眷属が現れた。
「それでは。楽しもう。タケル。激しくしても良いよ。」
眷属達は球体の壁側に移動して、全員外を見て警戒している。
よく見ると球体の外側にも眷属が警備していた。
うむ。そういえば、アルタは襲われてケガをしたのでルル様の元へ来たのじゃったな。
念の為、警戒しているのじゃろうとこの時は思った。
わしとアルタは子を作る為に重なり合い、ベッドへ沈んだ。
アルタの容姿じゃが
身長は165cm 頭も上には立派な龍の角がある。
髪と瞳は金色でショートカット。
肌は新雪のように白く滑らかで触り心地がとても良い。
顔は、愛嬌があり、活発そうな美少女。スポーツ特待生の様なイメージじゃな。
胸は程よい大きさの美乳でC位じゃろう。手足はスラットしていて無駄な肉がない。
体が柔らかく軟体が売りのサーカス団員にも引けを取らない。
実は、最初の時はわしは抱くのを断った。
どうみても16~17位にしか見えないからじゃ。
わしは玄孫達の事を思い出してしまったのじゃろう。
それに納得しないアルタがわしを押さえつけて、色々と濃厚なマッサージを始めた。
拙さと子供の愛嬌の時もあれば、匠さと大人の色気の時があり、それが交互にわしを襲った。
わしのパトスは反応してしまい、アルタにを受け入れると絶句した。
アルタは国宝級じゃったのじゃ。
わしが今までで経験した中で一番よかったことに驚きが隠せない。
それからは見た目を気にしなくなったのは、アルタがわしの新しい扉を開いたのかもしれん。
子作りが始まって・・・当然、長い。数日間は続く。
アルタは、足を絡ませてた上に龍の尻尾も使って巻き付けている。
日が経つにつれてアルタのお腹は大きくなっていく。
美少女が妊娠してお腹が大きくしている。
・・・・一部のマニアなら生唾物じゃが生憎わしにはその趣味は無い。
動けないので数日間は眷属達に世話をしてもらった。
外の眷属は野次馬の様にわしらを見ていた。
初めの2日間位は恥ずかしかったが今は慣れてしまい特に気にしないでアルタや眷属達と雑談をして過ごした。
そろそろ本能が終わりを告げる。
「アルタ。そろそろ。終わりのようじゃな。」
「うん。そうだね。タケルのレベルでは頑張ったよ。
最後は思いっきりして!」
わしは全てを出し切る様に力を込めた。
限界まで貯めると一気に解放した。
たぶん部分はさらに大きくなったのじゃろう。
アルタは苦しみと喜びの顔をしていた。
ルル様とアルタの約束も終わり、わしは、旅の準備を始めた。
準備が出来次第、出発する予定じゃ。
わしは、これから体験するであろう冒険に胸を熱くした。
それと、これから出会う美女達にパトスを熱くさせた。
【危険察知】が危険を告知したが、何もできずにルル様からのアッパーを受けて上空へ飛ばされる。
いつの間にか上空に居るアルタがわしをラルチェの元へ叩き落とす。
そこには、角を構えたラルチェが待っていた。かち上げを喰らい再度、上空へ飛ばされる。
上空には、アルタがまだ居る。
アルタは縦回転を始めて、わしに踵落としを決めて落下させた。
落下地点にはアリスの上級闇魔法が待っていた。
なんとか避けようとしても勢いに負けて上級闇魔法に突っ込む。
わしは、受け身が取れずに大地埋まる。
大地から足をはやしたオブジェになった。
全身、猛烈なかゆみに襲われるが埋まっているので搔けない。
4人はわざとかゆみが弱い所だけを掻いてわしを苦しめる。
うむ。いつもの他愛もない日々が過ぎて行くのを感じていた。
カーバンクル編完了しました。
読んで頂いた皆様 ありがとうございます。
勢いで書き続けましたが、なんとかここまで書くことが出来ました。
アクセス数が伸び、お気に入り数が増えたのが何よりの励みになりました。
本当にありがとうございます。




