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神様にお願いされた151歳 【仮】  作者: なるる
第1章 史上最強の神獣と言えば? カーバンクル!!編 
19/57

第十九話 「アリス・イン・ヘンタイ うぃず ラルチェ」

みんなーー

変態がはじまるよ~~

最近、連続美女誘拐事件が解決して世間を騒がせていた。


我々が興味を示したのは犯人ではなく、その解決に至った方法だ。


まずは事件について説明しよう。誘拐されたのは、ルーブル・ファームル。愛称はルル。 


捜索とルルの身辺捜査を進めていると1人の男が亡くなった。


亡くなった者の名は大和尊ルルの元恋人。

ルルが誘拐されてから1人で探して続けていたようだが数日後、変死体で発見された。


不思議なことに死亡時刻以降も変死しているはずの大和尊が動いて、探し回っていたという証言が多数寄せられた。


捜索班の努力が実り、無事ルルは保護された。


救出時に捕まえた犯人との取引によって次々と実行犯が捕まり事件は解決した。


しかし、救出の決め手は大和尊の手に握られたルル様の服のハンカチと靴に着いた土と汚れだった。


我々、オカルト研究同好会はタケル・ヤマトについて調べることにした。


まずは、元恋人で無事保護されたルルにインタビューがすることに成功した。


俺の姉貴とルルは同じ大学のサークルだったのでコネが使えた。


ダメ人間でも役に立つことがあるらしい。後で部屋の掃除と料理でも作ってやるか。


「ルル。こいつが弟のひとし。顔がいいのに性格が最低のダメな弟。」


「うるさいなぁ。姉さん黙ってて。ゴホン。

 はじめまして。ルルさん。仁と言います。

 いきなりですが、大和尊についてお聞きしたいのですが?」


「・・・タケル・・・・。ごめんなさい・・。」

          ・

          ・

          ・

          ・

          ・




うむ。前の世界じゃとこんな感じで失踪や誘拐事件の話がオカルトも絡みながら解決したりするはずなのじゃが。

おかしいのぉ。前回のわしの推理は、完璧じゃったはずなのに・・。

現在わしは、解決方法に納得していない4人によって拷問を受けておる。


「タケル。性根を入れなおします。なんですかその指輪は!」

「タケル様~。ルル様がかわいそうです~」

「・・・オンナ・・ノ・テキ・・・。」

「フフフ。流石にあれはないよタケル。可笑しさが飛び越えて憎しみしか残らないもん。

 乙女の敵だね。」


数千億年も生きている生物に乙女は無いじゃろう。一番早く失踪を解決する方法を選んだまでじゃのになぜわからん。指輪についてはアルタのお願いじゃのにわしが悪いのか。


あそこで、ルル様に告白しても、どうせ、「まだ聞きたい」「もっと情熱的に」とか注文されて下手すれば一晩中告白タイムじゃたわい。

それをルル様の性格を読んで、すぐに解決したのに・・・・それともまさか。

みんなは一晩中、告白タイムを見たかったのか・・・ありえん。

これだから女は、男なら一度の告白を見ればお腹がいっぱいなるぞ。


おっ。さようなら右腕。再生魔術後、おかえりわしの右腕。

わしもタフになったのぉ。体の一部が飛んでいるのに冷静に思考と再生魔法を行えるようになった。

敵にしたら一番戦いたくないじゃろうな。

腕や足を切り落としても再生する。

しかも激怒するわけもなく冷静に事を進めるように戦い続ける。

敵の戦意がドンドン落ちていくじゃろうと。

きっと・・・・化け物や魔物と言われるのじゃ。


あれ、目から汗が出て来た・・。


「タケル。泣いても許しませんよ。」

「タケル様~。ちゃんと反省が出来る子~。お利口です~。」

「・・・・反省・・・している?・・。」

「うんうん。タケルも改心し始めたね。その調子だよ。」




あれから7日間、説教と愛のムチと言う名の拷問を受け続けた。

7日間は長い・・巨人なら世界を滅ぼせる時間じゃ。

途中で何度も同じことを聞かされ、はずかしいセリフを見つめながら言わされた事か、正直今までで一番つらかったわい。

【能力】を確認したら耐性等がかなりレベルアップしていたのでその凄さが推し量れる。



ルル様達、女性陣の会議が行われて幾つか決まった。


・【愛の伝道師】を取得したことによりラルチェとアリスの性行伝授の儀をわしが行う事。

・ダンジョンに行かずに特訓する事。特訓の方がレベルが上がるの為。

・大陸に行く前にはダンジョンを出て孤島でキャンプ生活をする事。

・1日1回は女性陣全員を褒める事。

・1日30分は全員とデートする事。

・変態後にラルチェ・アリスとパーティーを組み一生面倒をみて幸せにする事。

・最初の子はルル様で二番目はアルタ、3番目はラルチェかアリスが子を産む事。


まずは、性行伝授の儀がわしに決まったのは僥倖じゃ。

特訓についてはダンジョンの方が楽なので微妙じゃな。

キャンプは有り難い。今のままでは秘薬が切れた時が拙い。そのリハビリには最適じゃな。

褒めるのとデートが決まり事になったのか・・・これがハーレムがうまくいく秘訣なのじゃろう。

ラルチェとアリスの一生を面倒見るのは当然じゃ。

二人が他の男と〇✕△をしている姿を想像するだけではらわたが煮えくり返る。絶対やらん。

子についてはわしの体質のせいじゃろうな。

変態後のラルチェとアリスでは耐えられないらしい。

どんだけすごいのじゃわしは・・。

神獣や神人が子を産むことは稀じゃがあるらしい。たまもちゃんには子供がいる。

(眷属とは違うらしい。眷属は、神獣自身のマナによって生み出した生物でクローンに近いのかもしれん。当然親に比べて能力は低い。)

ただ、神と子を成す場合は最低でもLv.500はないと出来ないので、

ルル様とアルタとは行為だけになるじゃろう。

ラルチェとアリスのどちらかがLv.上げて耐えられれば最初の子が出来るかもしれん。

だいたいLv.500じゃと何百~何千年もかかるわい。

わしは生きられるのか・・・。

最初の子がルル様でないとしたら・・・・天変地異くらいは起こるかもしれん。

今は考えないようにしよう。どうせ、わしが拷問されるのは確定なのじゃから。



愛のムチと言う名の拷問が終わり、ラルチェとアリスの性行伝授の儀まで、わしは特訓をして過ごした。


特訓はいつも通りの拷問じゃったがレベルの上がりは早い、ダンジョンとは比べ物にならない。


ちゃんとデートもこなしておるぞ。


ルル様の場合

基本は、ルル様に毛繕いしながら雑談をして過ごした。

時々、人型で現れるとおいしく食べたり食べられたりされた。

わしが何度か延長を希望したことがあるが次の女性に睨まれて、黙って連れて行かれる。

ルル様もテンションが上がると延長について、次の女性と交渉を始める事がある。

そこには、交渉と言う名の修羅場があった。

わしはただ見守るだけじゃった。だって、怖いぞ美女たちが睨み合い。顔だけは笑いながら会話しているのは。あのおだやかなラルチェも一歩も譲らなかったのは驚いた。

長いと他の2人も加わりルル様を説得する。

結局、誰も折れず「もう少しでわしのパトスが天を貫けるのに・・・・」と思いながら連れて行かれる。



ラルチェの場合

わしが胡坐をかくと会い向かいになるように乗ってきて、わしが頭を撫でながらただずっとラルチェの話を聞いていた。時には膝枕をしたりされたりしながらイチャイチャ過ごした。

首輪の所為で沈静化されているのが悔やまれる。

ラルチェはわしの母性本能をくすぐるのか話していて和む。


アリスの場合

静かに抱き合い。時々。話す程度で二人の体温を確かめ合うように過ごした。

首輪の所為でせっかくの雰囲気から先に進めずプラトニックな関係が続いた。

わしは童貞か!!

アリスは、とにかくそばにいるだけで落ち着く。

普通は、お互いが黙っていると気まずくなるがアリスは逆に心地よい。

2人の空間が心地よい静けさに包まれて楽しく過ごした。



アルタの場合

アルタは宝石の中なので雑談をして過ごした。

どうやらわしの元の世界に興味があるようで色々と聞かれた。

わしのパトスが高まっていると察してくれて眷属が鎮めてくれることもある。

時々、積極的になり複数の眷属達に性的な意味で戯れたことがあったのは皆には内緒じゃ。

床に入ると3人にはバレていた。

なぜじゃ。・・・・・・これが女の感!!


眷属は龍タイプの女性達で容姿は様々じゃった。

あんな子供みたいな容姿の子が1000歳を超えているのには驚いた。

相手をする気が起きなかったがさすが1000年も生きておる。

すさまじいテクニックで天に向けられてしまった。わしが負けるじゃと・・・・。

うむ。外見では判断してはいかんな。

わしはなんとか新しい道が開くのを防いだ。

断固としてロりではないわ!!




ついにこの日が来た。

アリスが20歳の誕生日を迎えた。今晩から数日後に変態が始まるらしい。

アリスは夜の魔女になる事を決めてそれに向けてルル様の特訓を受けていた。


うむ。月の魔女の方が手間じゃが強くなれるような気がする。

ゲームでもよくある能力で敵の能力を奪う、強奪・ラーニング・コピーは強力じゃ。

まっ。夜の魔女には夜の営みをすればする程強くなれる特徴があるので、わしにもメリットが高い。

アリスよ寝かせんぞ・・・・・・フォフォフォ。


誕生日はわし・ラルチェ・ルル様の眷属とアルタの眷属達によって盛大に開かれた。

食料は、孤島の野草や果実や動物で用意できた。

孤島の魔物はすべてダンジョン内に召喚されているので安全じゃ。

うむ。ルル様の眷属は初めて見たぞリスのような獣人で、容姿も年齢も別々でじゃ。

毛の色も違うが全員女性でベッピンさんじゃった。

尻尾を振りながら作業している。

見ているとつい手が出てしまうのは仕方がない。

はじめは驚いていたが「やさしく触ってね」と尻尾の手触りを堪能していると【危険察知】が危険を教えてくれる。それと同時にわしは宙に舞った。

「わしは星になるのじゃーーーーー。」と叫んでわしは流れ星になった。



準備が終わったので成人式が始まる。


「まずは、アリスの奴隷の首輪を外してます。はいっ。」


ルル様が首輪に目を向けただけでアリスの首輪が外れて床に落ちると消えて行った。


「えっ・・・・。」


わしらは、突然の事で茫然する。


アリスは首に手を当て首輪を探す。

外れていることを確認すると崩れ落ちて泣いた。

いつものアリスでは考えられないほどの大きな声で泣いていた、辛かったのじゃろう。


アリスが落ち着くのを待って成人式が始まった。


この世界の誕生日は裕福でもなければプレゼントはない。好きな料理が食べられる位らしい。

成人になる年の誕生日に成人式をする。

成人式は豪勢にするのが一般的で、大人の証がプレゼントされる。

ナイフ。剣、裁縫道具など種族や職業によって変わる。


「アリス。成人おめでとう。よく食べて万全な状態で変態になりなさい。」

「成人おめでとう、アリスよ。」

「アリスちゃん~。おめでとう~。さすがお姉ちゃんです~。」

「アリス。おめでとう!! 成人だね。」


みんなでプレゼントはアリスに渡した。

ルル様が七色に輝くサークレットを

わしは、木を削って櫛を

ラルチェは食料を取る時に集めた花束を

アルタは美しい指輪を贈った。


みんなで盛大にアリスを祝い、数カ月ぶりのちゃんとした食事を堪能して大いに騒いだ。

アルタは宝石の中なので見ているだけだったが念話では楽しんでいたようだ。

成人式の宴は深夜でも続き、食べ物と飲み物が無くなるまで終わらなかった。



成人から3日目、アリスに変化が起きた。

アリスは朝から体調が悪くなり、昼には横になった。

変態の始まりなので薬や魔法で痛みを和らげることは出来ない。

下手に回復すると変態の準備が止まってしまい、痛みが長引くだけらしい。


わしとラルチェは苦しむアリスの手を握り励ました。

苦しみは増すばかりで、アリスの悲鳴が漏れる。

どれ位経ったじゃろう・・・苦しむアリスを見ているとわしまで辛くなる。

日付が変わる頃、変化が起きた。

アリスの胸から黒い光が漏れ始める。

黒い光とは変な言い方じゃがそれしか言いようがない。

黒いのにキラキラと輝いてる。それがアリスを包み始める。

アリスの全身を包み終えてもまだ止まらず大きくなる。

黒い光は強大な鏡台の形になり動きが止まった。

こちらからは、中が見えないが真っ黒い鏡台の中にアリスがいるのじゃろう。



そのままの状態で2日が過ぎた。


3日目になると鏡台に変化が起きた。


鏡台の観音扉が開き、鏡が3面現れる。3面の鏡全ての中にアリスがいた。


「アリス!!」と叫んでも反応は無い。


ーーーーーーーーー

・左の鏡の中は幼さを残した美少女のアリス。

・真ん中の鏡の中は、幼さがとれて大人の魅力の美女のアリス。

・右の鏡の中は全身で妖艶な色香漂う美女のアリス。

ーーーーーーーーー


「ルル様これはどういうことですか?」


「ルルスタイプは変態中に鏡の中に未来の姿を映します。つまり変態後の姿です。

 普通は1つなのですがアリスは3も未来があるのですね。

 どれを選ぶかはアリスが決めますが、稀に助言を求めることがあります。

 タケル。助言を求められたら好きな体型を選びなさい。

 別に【能力】は変わりませんから。」



暫らくすると鏡から声が聞こえた。


「タケル様。聞こえますか。良かったそばに居てくださって。

 どの私が一番好きですか。私はあなたの望む姿になりたいのです。

 できれば私を選んで下さいね。お願いします。」


「ズルいよ。真ん中のアリス。

 私だってタケル様と話したいのに!

 あっ。こんにちはタケル様私が一番可愛いアリスだよ。

 右に行くほど年増になるからね。右端なんておばさんだよ。

 わたしが一番若くて肌の艶も最高だよ。」


「ダメよ。抜け駆けは。あら。お子様が何か言っているけど気にしないでね。

 タケル様。チュ。

 私が3人の中で一番大人の女かしらね。

 スタイルも一番よ。ほら、見えるかしら私の全て。

 右に行くほど子供になっていくから、左端はざんねんな貧乳かしらね」


真ん中 左 右の順番で自己アピールした。



さてどの子を選べば良いのか悩むのぉ。

これほど贅沢な悩みもないじゃろう。


わしが選んだのは・・・・。

みなさんはどのアリスが好みですか?

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