第十三話 「命がけのアトラクション」
リリ様⇒ルル様に訂正しました。
単語登録を間違って登録してました
ルル様から3日間の進入禁止命令が下り。4階層を1日でクリアして稼いだ日数が帳消しになってしまった。
「爆発しても知りませんからね!!」と怒られても、そもそも時限爆弾の腕輪を着けさせたのはルル様じゃ。 もの凄く理不尽ではあるが顔には出さないように説教を受けた。
特訓という名の拷問の内容は【投擲術】を中心に行われた。
おかげで【投擲術】のレベルも上がり手裏剣の威力・命中率・飛距離が格段に上がった。
嬉しい誤算で新スキルの【視力強化】【空間認識強化】【平衡感覚強化】を取得できた。
ルル様から新スキル取得のご褒美に様々な種類の手裏剣を各20個ずつ頂いた。
うむ。巨大なスライムの上に乗り、飛んでる鳥型の魔物へ手裏剣を当てる特訓を繰り返していれば取得できてもおかしくはないのぉ。
スライムはプヨプヨしていて安定していなく、同じ所に居ると捕食行動を取るので常に動き、そこに魔物からの攻撃が加わる・・・地獄じゃった。
ラルチェとアリスを起こして、ルル様に挨拶して、5階層に向かった。
・・・・・・・・・・あれ?
目の前には4階層ボスの蛾魔虫が居た。
しまった・・・・5階層に降りるのを忘れておった。
どうやら階層ボスは攻撃したり近づかなければ襲ってこないらしい。
仕方ない。手裏剣で前回のリベンジをするかの。
では、行くぞ。両手に手裏剣を持ち蛾魔虫へ向かった。
蛾魔虫は上空へ移動したが、手裏剣の乱れ打ちを受けてアッサリ地に落ちた。
部屋の中央から5階層への階段が現れた。
手裏剣の回収と鱗粉を剥ぎ取り5階層へ降りて行った。
5階層に降りると大きな音がしたので身構えた。
何かにぶつかっているような音がダンジョン中に響いている。
定期的に音がしていて止む事がない、なんじゃここは?
道が一直線に続いていて何かが横から出てきて壁にぶつかり大きな音を立てている。
壁にぶつかるとまた転がって戻っていた。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔獣族 種:鎧甲魔獣
属性:光・闇・地・水・火・風・時・空間
Lv.77
HP:7777
MP:7777
SP:7777
【能力】物理攻撃耐性:Lv.77 魔法攻撃耐性:Lv.77
状態異常耐性:Lv.77
【アイテム】回復の秘薬
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なっ。なんなんじゃ。あれは、まるでアルマジロじゃな。直径5mは越えておるじゃろう。
どう考えても倒せぬ。うむ・・・・・・ここはやり過ごそう。
【移動力強化】【気配遮断】【気配察知】【視力強化】【空間認識強化】等の【能力】をフル活用して進んで行った。
鎧甲魔獣が壁にぶつかり戻ったタイミングで駆け抜ける。
タイミングを間違えれば即死じゃ。
奥に進むほど壁にぶつかるタイミングが短くなっていく。
精神力がすごい勢いで削れていくのでこまめに休憩を取った。
道は一直線なので迷うことはないが、もし鎧甲魔獣を倒せるなら横にも移動したい気持ちにかられる。
きっとすごい宝があるのじゃろう。50階層をクリアできるレベルでも無理じゃろうなぁ。
腕輪の表示をこまめに確認しながら進み、3になったので戻ることにした。
休憩が多く、慎重に進んでいたのであまり進めなかったが仕方がない。
「ルル様。ただいま戻りました。」
「お帰りなさい。今日は早いのですね。毎日これ位に帰ってほしいものです。」
ラルチェとアリスは訓練中なので挨拶せずに見学した。
二人を見るとヌルヌルの液体に塗れながら障害物を乗り越えている。
滑る様で時々転んでは様々なポーズを取っている。
ラルチェはあいかわらず全裸なのじゃが肌にヌルヌルが纏わり付いていてエロい。
アリスは着ている服が濡れて透けている。しかも、体に張り付き凹凸がはっきり見える。
ふむ。二人とも立ってるおるな・・・・・・眼福じゃ・・眼福じゃ。
【危険察知】が危険を告げたのと同時に上空へ飛ばされた。
飛ばされれば、後は落ちるのみ。
上空では何もできないので諦めて再生魔術を使いながら頭が床に突き刺さった。
床から抜け出した時には二人の訓練は終わっておった。
顔は笑顔で心な中では「のぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」と叫びながら3人の雑談に加わった。
翌日、5階層ボスの豪華な扉に辿り着いたのは腕輪が4を表示していた頃じゃった。
扉には文字が記載されていた。
「後ろを振り向くな!! ただ前だけを見て全力で進め!!!」
謎解きなのか?それとも指示通り全力で進めば良いのか?悩む。
うむ。ルル様のダンジョンで謎解きはないじゃろう。
とりあえず、ナガサのみ残して盾や武器は劣化アイテムボックスへしまった。
【罠解除】をしてから豪華な扉の中に入ると今までで一番大きな部屋じゃった。
凸の様な形をした道がまっすぐ続いている。出っ張りの部分の幅は2m。
うむ。出っ張りの部分を走れば良いのじゃな。では行くぞ!!
全力で走り出すと後ろから人を瞬殺できるのでは?と思えるほどのプレッシャーを感じた。
一瞬振り向こうとしたが扉の文字を思い出してただまっすぐ全力で走った。
プレッシャーを感じながら走っていると階段が見えたのでスピードを上げる。
今にも追いつかれるのではと不安と焦りを無理やりねじ伏せて階段に滑り込んだ。
全身が階段の下に入ったので上を向くと巨大な魔物が腕を組んで威厳に満ちた顔でわしを見下ろしていた。
あ然としていると魔物が指を鳴らす。すると同時にわしは階段を転げ落ちた。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔獣族 亜種:5階層のボス 鎧甲魔獣
属性:光・闇・地・水・火・風・時・空
Lv.99
HP:9999
MP:9999
SP:9999
【能力】5階層ボスの威厳:Lv.15 物理攻撃耐性:Lv.99
魔法攻撃耐性:Lv.99 状態異常耐性:Lv.99
【アイテム】回復の秘薬 再生の秘薬 復活の秘薬。
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6階層へのファーストタッチは顔面からになった。
再生魔術を使ってケガを治してから周りを確認する。
とくに特徴もなかったのでそのまま進んだ。
進んだが何も起きないのでただ時間だけが過ぎた。
時限爆弾の腕輪が2を表示したので転移石を使って戻った。
「ルル様。ただいま戻りました。ラルチェ、アリスもただいま。」
「おかえりなさい。タケル。ちゃんと戻りましたね。」
「おかえりなさい~。タケル様~。」
「・・タケル様・・おかえりなさい・・。」
3人は訓練後の雑談をしていた。
雑談に加わり、ルル様に5階層について聞いてみた。
「タケルも5階層をクリアしたのですね。どうでしたか面白かったでしょう。
今のタケルでは無理ですが鎧甲魔獣を倒せれば、奥にレアアイテムが入っている宝箱がありますよ。
特に面白いのが階層ボスの部屋です。
ちゃんと扉に振り向くなって書いてあるのですから簡単でしょ。
ボスにも振り向いた者のみ殺せと命じていますから安全ですよ。
指示を無視する悪い子は生きる価値なんてありませんから。」
「・・・そうですね。」
わしや他の2人もドン引きしているが、何とか声を振り絞って答えた。
それから、他愛もない話をして床についた。
ラルチェとアリス、二人とも先程の話を思い出して泣き始めたのでしっかり慰めた。
いつもより強く二人に抱き締められたのに沈静化しているのが悔しく思いながら眠りについた。




