第十二話 「危険察知が便利すぎる」
戦闘描写って難しいですね。
リリ様⇒ルル様に訂正しました。
単語登録を間違って登録してました。
翌日も階層ボスの部屋が見つからず、3日目の終盤にやっと動かない魔物を見つけて向かった。
途中、時限爆弾の腕輪の表示が2になってしまったが、早くこの階層を抜けたい気持ちが強く1になるまで行く事にした。
豪華な扉の前には獣型の魔物が3匹見つけて、直ぐに看破&鑑定をして転移石で戻った。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔獣族 種:猪魔獣 属性:無
Lv.4
HP:70
MP:20
SP:40
【能力】猪突猛進:Lv.4
【アイテム】なし
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※3匹共同じの為、省略
腕輪の表示は1だったのを見て安堵する。危なかったたわい。
しかし、これで明日は4階層へ行ける。
「ルル様。ただいま戻りました。二人ともただいま戻ったぞ。」
「おかえりなさい。タケル。今日はギリギリでしたね。わかってますか0になったら爆発しますからね。」
「あっ~。タケル様~。お帰りなさい~。」
「・・・・おかえりなさい・・。」
ラルチェがわしに抱き着き、アリスはいつも通り無表情で傍まで来た。
アリスも抱き着いてくれても良いのにと思っているとルル様からプレッシャーを感じたのでラルチェから離れた。
なぜわかるのじゃ・・・・・。ポーカーフェースには自信があったのじゃが・・・。
翌日、3階層ボスの部屋の近くからスタートした。
念の為に看破&鑑定を使ったが昨日と同じだった。
魔物の位置を確認しながら初級土魔法を限界まで高める。
※土魔法は6属性で一番威力があるが距離が短い。
準備が出来たので、一番近い猪魔獣1へ向かう。
移動中、わしに気付き猪魔獣達は【猪突猛進】の準備の為に力を貯め始めた。
猪魔獣1が動く前になんとか傍まで移動して初級土魔法を使う。
力を貯めていて動けないので弱点の額を狙いすました。初級土魔法が当たるとビクッとして倒れた。
猪魔獣2・3が向かってきたので2匹が直列になるように移動して盾を構えた
猪魔獣2を盾で受止めて力比べをしていると衝撃とともに猪魔獣2が悲鳴を上げた。
猪魔獣3が猪魔獣2を後ろから突撃したらしい。
わしと猪魔獣3が猪魔獣2を押しつぶしている形になり、猪魔獣2にダメージを与えていく。
しばらくすると猪魔獣2が弱弱しく悲鳴を上げて倒れた瞬間に【危険察知】が危険を告げたので横に移動した。
その直後に猪魔獣3が横を通り倒れた。
振り向き、倒れている猪魔獣3の後ろ足2本に鞭を絡めて動きを封じる。
ジタバタしている猪魔獣へ近づきながらハリセンに土属性の魔力を込める。
額を狙おうとしたが頭を激しく動いていたので胴体へハリセンを叩き込む。
大きな音と共に猪魔獣3は悲鳴を上げる。
3回ハリセンを叩きつけると猪魔獣3は動かなくなった。
うむ。先ほどの【危険察知】を考える。
たぶん・・突然前が居なくなった猪魔獣3は倒れている猪魔獣2に足を取られて覆いか被るように襲ってきたのじゃろうな。
まだまだわしも未熟じゃな、考えればすぐ解ることじゃ。
予想して動いていれば【危険察知】も不要じゃった。
これがルル様のように告げられても避けられない攻撃をされたらおしまいじゃ。
【危険察知】は優秀じゃが頼り切りってはいかんもっと戦略を立てねばならん。
気持ちを引き締めて豪華な扉に【罠解除】を使うが罠は無かった。
初級土魔法を限界まで高めてから中に入った。
中に入ると同時に走り出す。背中から扉が閉まる音が聞こえた。
部屋の中央から煙が現れた。
中から魔物が現れる前に出来るだけ距離を縮めようと全力で走り出す。
完全に姿が現れる直前に弱点の額を想像して、初級土魔法を放った。
猪魔獣が出現とともに大きな悲鳴を上げて頭をフラフラさせている。
どうやら額に当たったようじゃな。今のうちに看破&鑑定を使った。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔獣族 亜種:3階層のボス 猪魔獣 属性:無
Lv.9
HP:150
MP:20
SP:70
【能力】3階層ボスの威厳:Lv.13 猪突猛進:Lv.13
【アイテム】なし
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今回は力押しではなく、からめ手で行くかのぉ。
猪魔獣を軸に時計回りに移動してすべての足に<斬撃>の鞭を振り出来るだけ距離を置いた。
猪魔獣が暴れる度に全ての足から紫色の血を勢いよく流れだしている。
しばらく暴れていたが動きを止めてわしを探し始める。
わしを見つけると殺意を込めて猪魔獣が【猪突猛進】の準備で力を貯め始めた。
ここで【猪突猛進】じゃと! なぜ【3階層ボスの威厳】を使わないのじゃ!!
見たかったのに・・・・。
初級水魔法を数回猪魔獣からわしの間に使った。
猪魔獣は【猪突猛進】を使い高速でわしに向かってきた。
走るほど加速してわしの目の前まで迫る。
わしはぶつかる直前で横に避けて転がり込んだ。
猪魔獣を見ると必死に止まろうと全ての足を使って踏んばっているが止まらない。
ポキッと大きな音がして倒れても勢いは止まらずに頭から壁にぶつかって二度と動かなくなった。
うむ。今回は力押しではなく作戦勝ちじゃったな。記念に牙と毛皮を剥ぎ取る事を決めると猪魔獣へ向かった。
剥ぎ取りしていると4階層の階段が現れた。
少し休憩をしてから4階層へ移動した。
4階層に降りると扉があった。
いきなり扉とは・・・・とりあえず【罠解除】を使ったが罠はないようじゃな。
中に入ると扉が勝手に閉った。周りを見ると通路や扉が無く密室じゃった。
上をみると60cm位の魔物が3匹飛んでいた。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔虫族 種:蛾魔虫 属性:無
Lv.4
HP:30
MP:30
SP:30
【能力】毒鱗粉:Lv.4
【アイテム】なし
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ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔虫族 種:蛾魔虫 属性:無
Lv.5
HP:40
MP:40
SP:40
【能力】毒鱗粉:Lv.5
【アイテム】なし
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※Lv.4:2匹・Lv.5:1匹
わしを風上になるように初級風魔法を使い風を纏った。
うむ。これで鱗粉は大丈夫じゃろう。
幸い動きも早くないので<斬撃>を意識して鞭を振ったら、あっけなく蛾魔虫1が落ちた。
蛾魔虫2・3が向かってきたがわしに近づくことなく落ちていった。
部屋の魔物が全て倒されると扉が現れた。
毒鱗粉を剥ぎ取り扉に【罠解除】を使ったが罠がなかったので入ることにした。
先程と同じ大きさの部屋で密室じゃった。上を見れば3匹の蛾魔虫が飛んでいる。
Lv.4:2匹・Lv.5:1匹と先程と同じ構成じゃった。
やることは同じなので初級風魔法と鞭で全てを倒すと扉が現れた。
うむ。この階層は部屋の魔物を全て倒しながら進むみたいじゃな。
Lv.4とLv.5の構成が変わるだけで3匹は変わらなかったのでサクサク進めた。
5・10・15部屋目の魔物を倒した時に扉と宝箱が現れた。
5部屋目
ーーー看破&鑑定ーーー
アイテム 土魔石
土属性の魔力を帯びた魔石
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10部屋目
ーーー看破&鑑定ーーー
アイテム 初級HPポーション 5個
HPをすこし回復するポーション
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15部屋目
ーーー看破&鑑定ーーー
アイテム 手裏剣 10個
とある国の古の飛び道具
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手裏剣じゃと・・・元々この世界にあるのか?わしの記憶からルル様が作ったのか?
・・・・・まっ。ルル様に聞いても恍けられるだけじゃな。今は有り難く使用しよう。
それから20部屋目で豪華な扉が現れた。
時限爆弾の腕輪は3を表示しており、ボス戦をすることに決めた。
まだ魔物は格下なので連続戦闘でも移動距離が少ない方が有り難いと心から思った。
念の為、【罠解除】を使ったが罠はなかった。初級風魔法を限界まで高めてから入る。
部屋の中央から煙が出たので風上になるように初級風魔法を使った。
100cmの魔物が姿を現したので看破&鑑定をした。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:魔虫族 亜種:4階層のボス 蛾魔虫 属性:火
Lv.10
HP:120
MP:120
SP:120
【能力】4階層ボスの威厳:Lv.14 毒鱗粉:Lv.14 鱗粉発火:Lv.14
【アイテム】なし
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属性が変わっておる。部屋の前の魔物は無属性じゃった。
魔物はLv.10なると属性を持つのかもしれん。【能力】も一つ増えておる。
火属性の弱点は水属性じゃ。
しかし今水魔法を使うと纏っている風魔法が弱くなってしまう。
鱗粉発火は名前からして、鱗粉を振りまいてそれを燃やすのじゃろう。
広範囲に火炎か爆発する可能性がある。
ここは、時間がかかるが鞭で攻撃じゃな。戦闘の方針が決まったので蛾魔虫に向かった。
ただ飛んでいた蛾魔虫がわしが近づく動き出した。
わしに向けて鱗粉を飛ばしてくる。風魔法を信じて、まっすぐ蛾魔虫へ向かう。
羽めがけて<斬撃>の鞭を振った。羽に当たり少し落ちたが、傷口を鱗粉で埋めて鞭が届かない上空で逃げていた。
むむ。まずい。鱗粉発火が来るかもしれん。
ここはぶっつけ本番で先程、手に入れた手裏剣を使うことにする。
一投目、蛾魔虫の前で右に曲がった。
二投目、蛾魔虫に届かなかった。
蛾魔虫は赤い鱗粉をまき散らし始めた。
まずい決めねば。
三投目、我魔虫の羽にカスッたが飛行には影響がなかった。
初級水魔法を高めながら、四投目を放った。
目に向かって飛んだが、蛾魔虫は長い口で手裏剣を弾いた。
うむ。鱗粉を撒くのが一瞬でも止まったのは有り難い。
蛾魔虫のまわりが赤くなってきたので、そろそろ来るかもしれん。
焦る気持ちを落ち着かせて、初級水魔法を放った。
蛾魔虫はギリギリで躱された。
わしのまわりにも赤い鱗粉が降り始めて来た。
再度、初級水魔法を高める。
一際大きく蛾魔虫が羽ばたくと目が赤くなった。
・・・・・来る。
目の色が徐々に赤から真紅へ変わっていく。
うむ。真紅になった時に鱗粉発火が来るのかもしれん。
よく狙いをつけて初級水魔法を放った。
しかし、蛾魔虫には当たらなかった。
鱗粉発火に備えて盾を構えて再生魔術を使う。
蛾魔虫の目が真紅に変わる瞬間・・・・・・・・・・。
蛾魔虫が落下してきた。
うむ。うまくいったな。先程の魔法に追尾性能を付けてよかったわい。
ハリセンに水属性を纏わせながら蛾魔虫の落下予測地点へ向かう。
蛾魔虫が暴れて鱗粉をバラ撒いているが今は気にしない。
蛾魔虫をボールに見立ててテニスのジャンプサーブの要領でハリセンで叩いた。
爽快な音が響き、蛾魔虫は床に叩きつけられて動かなくなった。
フー。やったわい。手裏剣を練習せねばなるまい。
剥ぎ取る為に蛾魔虫の元へ向かいながら時限爆弾の腕輪をみると1を表示していた。
いかん!蛾魔虫の剥ぎ取りはせずに手裏剣を探した。1つだけ近くにあったので回収して転移石で戻った。
当然、ルル様、ラルチェ、アリスに説教されたのは言うまでもない。
重複する処は省略するようにしました。
色々と試行錯誤しながら書いていますので毎回書き方が変わり読みにくくなっているかもしれません。




