第十一話 「幸運って偏るよね」
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
リリ様⇒ルル様に訂正しました。
単語登録を間違って登録してました
翌日、2階層ボスの部屋を見つけることが出来た。
【気配探知】に動かない魔物を発見したのでそれを目印に進んだら2階層ボスの部屋を発見した。
部屋を守る様に3匹の魔物が居たがサクッと倒して部屋の前で小休憩をしている。
どうやら、階層ボスの部屋の前には守るように魔物が配置されているらしい。
1、2階層に居ただけでは確証が持てないが階層ボスを守る者がいないのはおかしいように思える。
まっ。進んでいけばわかる事なので今は目安すればよい。
まったく、ルル様もお人が悪い。
「自分で調べなさい。それがあなたの為です。」
と言って、ダンジョンについては殆んど教えてくれなかった。
時限爆弾の腕輪の表示は2じゃ。これは急いで階層ボスを倒して戻らねば。
【危険察知】が反応しないが念の為、【罠解除】を使ったが罠は無かった。
前回同様に初級火魔法を限界まで高めてから中に入った。
中に入ると直ぐに扉が閉まり、部屋の中央から煙が上がった。
煙の中から魔物が現れたので初級火魔法を放ってから看破&鑑定をした。
ーーー看破&鑑定ーーー
魔物 種族:鬼族 亜種:2階層のボス 犬鬼 属性:無
Lv.8
HP:85
MP:20
SP:40
【能力】2階層ボスの威厳:Lv.11 槍術:Lv.11 盾術:Lv.11
【アイテム】錆びた銅の槍 錆びた銅の盾 錆びた銅の兜 錆びた銅の鎧
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犬鬼に魔法が当たり、勢いよく燃えだした。
必死に消そうとしているのか転げ回っている。
火が消えないようにもう一度、初級火魔法を放つ。
余力が無いのか避けようとせずに魔法が当たり、今度こそ消えていった。
床が大きな音と共に開き、2階層への階段が現れたので錆びた銅の一式を劣化アイテムボックスへ入れて、階段を降りた。
3階層の壁や雰囲気等は今までと変わっていなかったのを確認できたので移石を使って戻った。
フワーと転移時の独特な感覚が体を襲ったが苦しくなかった。この体は慣れるのが早いのぉ。
「ルル様。ただいま戻りました。ラルチェ、アリスもただいま。」
「お帰りなさい。今日もちゃんと戻って来たのですね。」
ラルチェとアリスの返事が無かったがそれは仕方がないじゃろう。
彼女たちは訓練中で集中しておる。まだ終わっておらんかったか。
訓練が終わるまで見学することにした。
アリスが魔法で攻撃をして怯んでいる魔物にラルチェがメイスで止めを刺していた。
ふむ。連携もしっかりしてきておるのぉ。
奴隷の首輪の効果で、二人の【能力】等が確認できないのは残念じゃが成人後のお楽しみじゃな。
効果と言えば、有り難いのか微妙じゃが二人に触れると猛る気持ちが沈静化してしまう。
二人とも出会った頃に比べて格段に魅力的になっておる。
完璧な食事(薬などのドーピング)と適度な運動(超回復によるエンドレス特訓)の賜物じゃな。
ラルチェは相変わらず何も着ていないので魅力的な体を惜しげもなく晒している。
眼福じゃ~と眺めていると猛る気持ちが湧いてきて・・・元気になってしまうわい。
【危険察知】が危険を告げたのと同時に押しつぶされた。再生魔術で回復するとわしのまわりにクレーターが出来ておった。ルル様じゃなこの威力は。
ルル様がジト目でわしを見ているが全力でスルーすることにした。
「さて、今日の戦利品を仕舞ってこなければ。ルル様。宝物庫へ行ってまいります。」
強制特訓という名の拷問が始まりそうなので逃げることにする。
向かう先は、宝物庫の中のワシ専用の倉庫じゃ。
時の魔法がかかっていて、時間経過が無い。
ラルチェやアリスも同じ倉庫がある。
中は乱雑にならない程度には整理している。
アイテムを売る事が出来ないので貯まる一方じゃが、ここを脱出できた時に売って当面の資金にしようと考えておる。
それまでには劣化アイテムボックスを大きくせねばなるまい。
宝物庫から戻るとアリスがラルチェに生活魔法で綺麗にしていた。
「お疲れ様。二人ともすごく良かったぞ、特に連携は抜群じゃたわい。」
「あっ~ おかえりなさい~。タケル様~。」
「・・タケル様・・・帰還・・・確認。」
うむ。いつも通りじゃ。昨日のあれを毎日されたら、新しい何かが目覚めてしまうわい。
食事が必要ないのでルル様を入れて、みんなで雑談をした。
楽しい時の時間は過ぎるのが早いようでいつの間にか寝る時間なったので床に就いた。
いつも通りの二人を起こしてルル様に挨拶をして、早々に3階層に転移した。
【気配探知】【気配遮断】【移動力強化】を使い、動かない魔物を目標に移動を始める。
【気配探知】のレベルも上がり、かなり広範囲をカバー出来るようになったので魔物を避けるのが楽になった。
時々、【危険察知】が危険を告げるので罠にかかってもある程度は避けれる。
ダメージを負っても再生魔法を使いながら移動も出来るので進む速度に影響はなかった。
時々休憩を入れながら順調に進んでるがまだ動かない魔物が見つからない。
さすがに初日では見つからないかと思っていた時に道が五つに分かれていた。
六差路とは、困ったのぉ。ここは【幸運】に頼るしかあるまい。
ハリセンを上に投げて落ちた時の取っ手が向いた道に進んだ。
魔物や罠が現れず、ただまっすぐな道を進んでいるとしばらくして壁が見えた。
壁を調べたが特に仕掛けが無かった。
これは・・・・・・行き止まりじゃな。
ふぅ。気にしてもしょうがない、こんな事もある。
来た道を引き返して、六差路まで戻ってきた。さて、もう一度信じよう。
ハリセンを上に投げて取っ手が向いた道に進んだ。
魔物や罠が現れず、ただまっすぐな道を進んでいる。
まさか・・・・しばらくして壁が見えた。
壁を調べたが特に仕掛けが無かった。
行き止まりじゃ!。うぬぬっ。急いで六差路へ引き返した。
3度目の正直じゃ。
ハリセンを信じて取っ手が指す道へ進んで行った。
・・・・行き止まりじゃった。 3/5を外したのか!!。先ほどよりも急いで戻った。
確率は1/2じゃ。頼むぞ!ハリセン!!
ハリセンが指す道へ進んだ。
・・・・・・・行き止まり・・じゃった。のぉぉぉぉぉぉ!!
とぼとぼと肩を落として、六差路へ引き返して休憩を取った。
時限爆弾の腕輪を見ると3と表示されていたので残りの道を確認したら帰ろうと決めた。
気を取り直して残りの道を進むと大部屋に出た。
まわりの壁を見ると右側に扉を見つけた。
扉の前に移動して扉に【罠解除】をしたが罠が無かったので部屋へ入る。
そこには宝箱が2つ並んでいた。
それぞれに【罠解除】をしたが罠は無かった。
ワクワクしながら1つ目の宝箱を開けると革の帽子が2つ目の宝箱の中には直径20cm位の赤い魔石が入っていた。
ーーー看破&鑑定ーーー
アイテム 厚革の帽子
複数の革を重ねて作った帽子。革の帽子よりは丈夫。
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ーーー看破&鑑定ーーー
アイテム 火魔石
火属性の魔力を帯びた魔石
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ふぅぅ。わしはアイテムを2つ取得して思ったことは、ハリセンを使って二度と道を決めないということじゃ。
そのことを心に刻みながら転移石で帰った。




