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神様にお願いされた151歳 【仮】  作者: なるる
第1章 史上最強の神獣と言えば? カーバンクル!!編 
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第十話 「階層ボスの威厳の行方」

リリ様⇒ルル様に訂正しました。

単語登録を間違って登録してました

あの晩は酷かったのぉ。女の涙はズルい。精神的に堪える。

ラルチェは号泣するし、普段、無表情のアリスまで目に涙を浮かべられると罪悪感にかられてしまう。


物理的には、ルル様が最悪じゃった。

感情が高まると額の宝石が輝き、様々な状態異常にかけてくる。

レジストなど出来る訳もなく、再生魔術で回復するが焼け石に水じゃったわい。

当然、再生魔法の使い過ぎで気絶すれば、

「なに!寝ているのですか!ちゃんと聞いているのですか!!」

回復と同時に叩き起こされる。

最後にルル様からダンジョンへの5日間の進入禁止を言い放された。



まずいのぅ。ただでさえギリギリの日程なのにこれ以上遅れるのは困る。

今のルル様を説得できるとは思えん。

移動速度を上げて、宝箱も無視するしかないか。

・・・ダメじゃ。宝箱を発見してそれを無視するのは相当のストレスが貯まる。

宝箱は男の浪漫じゃ。譲れん。

移動速度を上げて、戦闘回数と戦闘時間を少なくするしかないないのぉ。

色々と考えて進入禁止の期間の特訓内容を決めた。うまくルル様を誘導せねば。


「ルル様。前回のダンジョンで【気配探知】【危険察知】【自動地図】などの探索系が未熟と痛感しました。今回の特訓は探索系を上げたいのですがよろしいでしょうか。」


「・・・なるほど。ちゃんと自分の足らない所を考えているのですね。それでは特訓は探知系の【能力】を鍛えます。あと、この腕に着けなさい。表示10から減っていき0になったら必ず戻りなさい。」


睨まれながら腕輪を渡されたので装備してから看破&鑑定をした。


ーーーーーーーーーーーーー看破&鑑定ーーーーーーーーーーーーーーーー

呪いのアイテム 時限爆弾の腕輪 10時間タイプ

10から順に数字が減り0なってから、しばらく放置すると爆発する。

呪いを込めた者からのみ魔力で時間が戻せる。

一度装着すると外れない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しまった。ルル様の威圧感に圧倒されて看破&鑑定が遅れた。これは、ルル様の傍だと数字が減らないと考えてよいじゃろう。


訓練内容は誘導出来たが、こんなオマケを付けられるとは・・・・。


気にしてもしょうがない。訓練(地獄)へ逝ってくるか。



5日が過ぎでダンジョンへ入れる日が来た。


いつも通りわしが先に起きて二人を起こす。

相変わらずラルチェは初級水魔法までかけないと起きなかった。

3人でルル様と処へ移動する。


「ルル様おはようございます。今日からダンジョンへ行きたいと思います」


「ルル様~。おはようございます~。今日も1日ガンバルです~」


「・・ルル様・・・おはよう・・ございます」



「みなさんおはよう。ラルチェとアリスはいつも通り特訓です。タケルはダンジョンへ行くのですか。ふぅ・。今日こそは必ず帰るのですよ、わかりましたね。」


「必ず帰って来てくださいね~。絶対ですよ~」


「・・・・生還・・・希望。」


信頼されていないのか・・イヤ、心配されているのじゃろう・・きっと。


以前出された、回復の秘薬を飲み込み準備を終えるとルル様が作った魔法陣を使ってダンジョンへ向かった。



魔法陣から一瞬で浮かび上がった。

うっ・・。この感覚はまだ慣れんなぁ。

【自動地図】を使って位置を確認する。うむ。前回戻された所じゃな。階層ボスの部屋も近いのでさっさと向かうとするか。


【気配探知】を使うと魔物の反応が4つあった。1つだけ3つの周りを動いている。

4匹か小鬼だけならばいけるじゃろう。新スキル【気配遮断】を使い看破&鑑定が使える距離まで移動する。正直、小鬼如きに看破は必要ないと思うがレベル上げと反復練習を兼ねて使った。


ーーー看破&鑑定ーーー

魔物 種族:鬼族 種:小鬼 属性:無

Lv.2

HP:15

MP:5

SP:10

【能力】なし

【アイテム】錆びた銅の剣 動物の革の腰巻

ーーーーーーーーーーー

※4匹とも同じだったので2匹目以降は省略


戦闘前にシュミレーションをする。うむ、行くか。初級風魔法の準備をして【気配遮断】を使って魔物に向かっていた。


まずは、一番近い小鬼1に初級風魔法を放つと同時に一番左の小鬼2に向かった。

鞭が当たるギリギリの距離で小鬼2へ<打撃>を意識して振る。小鬼1と小鬼2が吹っ飛ぶのがほぼ同時だった。

鞭を戻しながら小鬼1・2の間に移動する。小鬼3と小鬼4は縦に一列になってわしに向かってきた。

小鬼3へ<打撃>を意識して振ると小鬼3が小鬼4を巻き込みながら吹っ飛んだ。

倒れている小鬼4へ<斬撃>を意識して振ると顔に当たり紫色の血を流しながら動かなくなった。

剥ぎ取りせずに武器だけを回収した。

うむ。うまくいったのじゃ。イメージ通りに体が動いたの僥倖じゃ。

拷問の成果がちゃんと出ておる。


豪華な扉の前に立ち、初級火魔法を限界まで高めてから扉を開けた。


中に入ると直ぐに扉が閉まった。部屋の中央から煙が上がり魔物が現れたので初級火魔法を放ってから看破&鑑定をした。


ーーー看破&鑑定ーーー

魔物 種族:鬼族 亜種:1階層のボス 小鬼  属性:無

Lv.7

HP:70

MP:15

SP:30

【能力】1階層ボスの威厳:Lv.10 剣術:Lv.10 盾術:Lv.10

【アイテム】錆びた銅の剣 錆びた銅の盾 錆びた銅の兜 錆びた銅の鎧 

ーーーーーーーーーーー


さすがは階層ボスじゃな。装備が整っておる。

階層ボスの威厳には気を付けねば、どんな効果かわからん。


鞭が当たる距離まで慎重に移動すると。小鬼は消えてしまった。

火が燃え続けて継続ダメージになってしまったたのじゃろう。


なっ。過剰攻撃? 1階層ボスの威厳てなんなのじゃ!気になるわい。


1階層ボスが現れたあたりの床が大きな音と共に開き、2階層への階段が見えた。


錆びた銅の一式を劣化アイテムボックスへ入れて、階段を降りた。




うむ。壁や雰囲気は、1階層と特に変わり映えがないのぉ。


新スキル【移動力強化】【気配遮断】【気配察知】を使い、戦闘を避けながら進んだ。前回よりかなり早く移動できるのが実感できる。


分かれ道に出ると棒を倒して進む道を決めた。


さらに、進んでいると十字路に出た。


【気配探知】でどの道も先に魔物が居るのを確認すると一度も戦闘しないで階層ボスと闘うのはまずいと思い一番数が少ない道へ進んだ。


暫らくすると80cm位の魔物が2匹見えた。


ーーー看破&鑑定ーーー

魔物 種族:鬼族 種:犬鬼 属性:無

Lv.2

HP:20

MP:5

SP:10

【能力】剣術 Lv.5

【アイテム】錆びた銅の剣 革の鎧

ーーーーーーーーーーーー


ーーー看破&鑑定ーーーー

魔物 種族:鬼族 種:犬鬼 属性:無

Lv.3

HP:35

MP:7

SP:15

【能力】槍術:10

【アイテム】錆びた銅の槍 革の鎧

ーーーーーーーーーーーー


まだこちらに気付いていないようので、初級風魔法の準備をして魔物へ向かった。


2匹が射線上に入るようにして初級風魔法を放った。避けられても鞭で攻撃出来るように鞭の間合いまで移動していると槍の犬鬼に魔法が当たり、剣の犬鬼を巻き込んで吹っ飛んだ。

倒れている2匹に鞭を数回振るうと消えていったので武器だけは回収して先を急いだ。


あれからもう一度戦闘したが問題なかったので、それ以降は戦闘を避けながら進んだ。

しばらくすると小部屋を見つけたので休憩を取ることにした。

生活魔法でコップに水を入れて、時限爆弾の腕輪を見ると4と表示されていた。


うむ。今日は2になったら帰るか。流石に0はまずいじゃろう。

時限爆弾が爆発しなくてもルル様が爆発してしまう。


時限爆弾の表示が2になるまで戦闘をせずに進み、転移石を使った。




フワーと転移時の独特な感覚が体を襲ったが慣れたのか初め程苦しまなかった。


目の前にはルル様、ラルチェ、アリス達がガールズトークに花を咲かせていた。


「ルル様。ただいま戻りました。ラルチェ、アリスも今帰ったぞ。」



「お帰りなさい。今日はちゃんと戻ったのですね。」


「お帰りなさい~。無事でよかったです~。タケル様はやればできる子ですからね~。」


「・・・生存・・・確認・・。」


しばらくの間、3人(一匹と2人)に良く出来ましたねぇと頭を撫でられた。


あれ?もしかして・・わし・・・信用されてなかったのかもしれん。

今年ももう終わりですね。

皆様 良いお年を

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