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第32話 不運

あと1話今日投稿します

 何をすればいいんだー!


 俺はあのあと砂漠を散策していた、そこで疲れて来た時遠くに町のようなものが見えてきた。


「おおぉ! ゆっくり出来るぞ!」


 そして俺は町につき喫茶店らしき建物に入った。


「いらっしゃいませ! 冒険者さんですか? どうぞどうぞお座り下さい!」


 明るい10歳ぐらいの女の子が俺にぺこりと礼をして席を準備してくれた。


「何になさいますか?」


「紅茶とかあるかな?」


「ありますよ! 温かいのでいいですかね?」


「おう、それで頼むわ!」


 じゃあ来るまで新しく出来るようになったウイルス合成とやらを試してみようかな、


「ステータス」


 そして【生物兵器】の詳細を見た、すると系統樹の下の方にウイルス合成と書いてある、よしポチッと、


==========================

【ウイルス合成】


保存しているウイルスを自分に同時にかけると合成され新しいウイルスを保存する、しかし出来る新しいウイルスは既に存在しているウイルスが出来ることが多いが、全くの新種ができた時は命名する事が出来る

しかし1日に1度しか使えない

==========================


 新種いいな! 名前かっこいいのがいいよな! だが、そんな簡単に新種は出来ないよなー

 じゃあまずは未だ使っていないイビルスライムから感染したイビルウイルスと蛇から感染したナルコウイルスを合わせようかな!

 イビルウイルスはどれか一つのスキルがランダムで1分発動できなくなるというものであまり使い道がなかったからな、


「イビルウイルス、ナルコウイルス発動 同時ってこれでいいのか?」


 俺はそうして自分にデコピンをした。


『ウイルス合成が成功しました、新種ウイルスが誕生しました』


「ええーー!!」


 思わず声が出てしまった。周りにいるNPCらしき客から鋭い目線が飛んでくる。


「あっすいません」


 俺は頭を下げて謝罪する。こういうところ無駄にリアルだよな、このゲーム。


 でどんな効果なんだ?


==========================

[   ]


10秒間、敏捷を100%下げて他のステータスをランダムで1つ、100%下げる、そして麻痺する

==========================


 おいおい、なんだよこの強さ!

 じゃあ、名前か! うーーん……


 よし、ストップウイルスでいいか!


 そして名前をキーボードで打ち込んで、完了と!


『ストップウイルスを保存しました。スキル【ウイルス譲渡】を取得しました』


 またスキル!


「お待たせしました、何か嬉しそうですね! 何かあったんですか?」


「ああ、ちょっとな!」


「ではごゆっくり〜!」


 えっと【ウイルス譲渡】仲間に一時的にウイルス付与のスキルを与えて一つウイルスをその仲間に貸せるみたいだ。

 ああ! スカンダもういないじゃん!


 くそーー! そうして考えていると手首から禍々しい光がこちらに差して来た。


 そうか、イビルがいた!


「じゃあ今日からお前は相手の足止め役だな!」


 バタンッ!


 するとその店の明るい10歳ぐらいの女の子が急に倒れた。


『クエスト〈砂漠の秘薬〉が発生しました』


「おい、おい! 大丈夫か!」

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