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第21話 才能(天竜目線)

 書くと長くなりそうだったので途中で切っています。少し切りが悪いです。すみません。

「おかえり、やとら!」


「ああ、ただいま! てん……スカンダ!」


 もう忘れているのか、だがイベントで色々あって忘れたということもあるだろう。


「俺の勇姿見届けてくれたか?」


「いや、知らん、俺はやとらと別れた後レベル上げに励んでいて、一段落ついて今帰ってきたのだ」


 イベントで人がいなくなった狩場でレベル上げをするのは当たり前だろ。やとらは効率よくレベル上げをしたくないのだろうか。


「で、その成果はどうだったんだ?」


「今レベルは17だ」


「どうやったんだよ!」


 それを伝えるには初ログインまで遡る。

 

========================

プレイヤー名     

スカンダ     HP649


レベル1(次のレベルまで0/5)


職業

魔法使い


武器

初心者の剣 攻撃力+10


防具

初心者の防具 防御力+15


ステータス

攻撃力62(52+10) 防御力69(54+15) 知力60

俊敏57 幸運51 免疫力11


ジョブスキル

【魔力回復】

【生命力変換】

【マジックスター】

スキル

【熟練度上昇】

========================


 俺はまず、初期値は異常なようだ。だが恐らくやとらは俺の上を行っているような気がする。


 職業と武器があっていないように思うが、単純に魔法剣士ってかっこいいなと思った結果である。


 ジョブスキルの【魔力回復】はMPの自然回復量が増える、【生命力変換】はHPを削り削った分の1/10をMPに変換できる、そして【マジックスター】は攻撃力の半分のダメージとノックバック(中)のついた魔法の弾を相手に撃ち込めるものらしい。


 【熟練度上昇】はユニークスキルらしい。魔法使いの職業は、魔法のスキルを使うたびに熟練度がたまっていきそれが一定値に行くと新しいスキルを獲得できる。そして使うスキル、知力によっては新しいスキルを取得できるらしい。

 【熟練度上昇】はその得られる熟練度が上昇し、さらにレベルアップ時にステータスポイントとは別に知力が5上昇するらしい。

 つまり早く強くなれるということだ。


 そして俺は町を出たらある森に入り、スライムやゴブリンのような弱いモンスターを避けて、ネットにあがっている攻略サイトに書いてあった情報を頼りに森を進んで行った。

 そして俺は最初の敵を決めた。


 それはファイアーボアだ。調べた情報によれば、動きが単調で躱しやすいらしい、だが攻撃にあたると火傷状態になり、継続ダメージを受けるので厄介らしいが躱すだけなど簡単だ。


「【マジックスター】!」


 大したダメージは入らないが、俺はまず他の魔法スキルを習得しなければならないのだ。

 俺に向かって走り出してきたが、来るまでにもう一発撃つか、


「【マジックスター】!」


『スキル【ファイアーボール】を習得しました』


 そして少し動きは遅くなったが、俺に直撃する事はない

 俺は左手に持った剣で攻撃を逸らし、横を通り過ぎるとき、3回剣で斬撃を入れた。

 一時期剣道やっていたためか剣を思い通りに動かすことが出来た。


「面白い!」


 これまでのVRMMOのゲームとは違い感覚がとても現実に近い!


 なら新たな魔法を使おう!


「【ファイアーボール】!」


 そして俺は高速で撃ち出された火の球を剣で切り抜いた。


「おっ予想通りに剣が燃えている! これでファイアーソードだ!」


『スキル【魔法付与】を取得しました』


 俺はスキルをを確認しながら、さっきのように来たら紙一重で避けながら、斬撃を入れる。

 これはいくつものVRMMOをプレーして身につけた戦い方だ。とてつもなく強く無い限りは目をつぶってでも、戦える。

 何々魔法系スキルを武器に対して発動するとその効果が一定時間付くようだ。取得条件は、武器で攻撃魔法を断ち切りるか、案外簡単だな。

 天竜は自分が異常なことを理解していないのだった。


 読んで下さった方ありがとうございます。

 22話は明日投稿します。少しお待ちください。

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