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第11話 イベント告知

 システム音を全て二重かっこに統一しました。

「あれで試すか」


 そうして俺はファイアーボアという体が燃えている猪型のモンスター(とはいってもカバくらいの大きさだが)を標的にした。

 じゃあ、行きますか! 


「【分裂】」


 じゃあ、もう一度!


「「【分裂】」」


 自分が何人もいるなんてなんか気持ち悪いな、まあやっていけば慣れるだろう。


 俺は俺4人でファイアーボアを囲み、一気に駆け出した。ファイアーボアは突然現れた4人の俺に驚いたようで、一瞬の隙ができた。だがそれで十分だろう。


「「「「ハイノロウイルス! 発動!」」」」


 俺たちは、一斉に拳を振った。これで俊敏が40%落ちた。もう一度! 俺のうちの一体にファイアーボアは駆け出した、だが敏捷が下がっているためすぐには体当たりできない、このモンスターが持っている【火属性付与】で攻撃は当たると火傷状態になる、そして分裂した俺は免疫力も1/4だから【症状緩和】はあまり働かない。

 だから俺にとって脅威になる、攻撃を封じるためまず敏捷を下げる!


「「「「ハイノロウイルス! 発動!」」」」


 拳を振る、そして少し動いた、ファイアーボアに合わせて俺たちも動き、もう一度


「「「「ハイノロウイルス! 発動!」」」」


 拳を振った。これでこいつは動けない! よし次だ!


「「「「ペインノロウイルス! 発動!」」」」


 拳を振るそしてまたウイルスを付与しを繰り返す衝撃波のダメージも入るため見る見るうちにHPが減っていく! そして光の結晶となって砕けた。

 よし作戦は成功! これでほぼ無敵!


「「「「ははははは!」」」」


 笑いが止まらない。側から見ると4人の同一人物が大笑いしているのだ、相当異様な光景だろう。


「「「「よしっ解除」」」」


 そうして3人の俺は、真ん中にいた俺に重なり、元に戻った。


 俺は巻物を使ったあと近くに現れた青白く光っている魔法陣の上に乗ってダンジョンの入り口前まで転移した。それから習得したスキルを試すため少し北に進み、ファイアーボアと戦っていたのだ。


 それはいいとしてもアイ、あいつはー! 馬鹿にしやがって! ボスを倒しただけでは、気がすまんな、もっと見返してやる!


 するとチリン! という音がした。これがメールが来た音か! アイがなんか音がなるのになぜ気がつかなかったってうるさかったからな、またアイツか?


「オプション」


 メールっと、すると


――――――――――――――――――――――――

[メール受信BOX] (受信順)


《運営より》


《アイより》


《アイより》


《アイより》


《アイより》


《アイより》


《アイより》


《アイより》


《アイより》

  ・

  ・

  ・

――――――――――――――――――――――――


「アイ、何件送ってきてんだ……」


 さっき来たのは、アイからじゃなくて運営からみたいだな、

 何々……


――――――――――――――――――――――――

運営より


 『リミットレスオンライン』を遊んでいただきありがとうございます。

 一週間後、第一回イベントを開催いたします。バトルロイヤル形式を予定しています。詳細は後日お知らせ致します。

 そして、それに伴い明日はイベントにメンテナンスを行います。午前8時から午後10時までログイン出来なくなります。

 今後とも『リミットレスオンライン』をよろしくお願いします。

――――――――――――――――――――――――


「おっイベントか! リリース初日にイベントの告知とは驚いたな、俺が第一回イベントは優勝させてもらう!」


 俺の免疫力で敵を全て倒させてもらうぜ!

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