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第10話 オプション説明とレアスキル

 読んでくださっている方ありがとうございます。

第7話に(そういやさっきの笑い声、聞き覚えがあるような、まあ気のせいか。)と途中に文を追加しました。

「少しぶりですね。夜虎さん」


「なんで、アイがここにいるんだ?」


「いや、あのですね、職業と武器選んだあとまだ説明することがあったんですよ!」


 アイは背伸びして顔を俺に近づけてキレ気味で言ってきた。

 とはいっても俺も勝手に町に転送されたんだけどな。逆にあの状況でどうしろというんだ。

 

 アイは俺の気持ちを察したかのように


「まあ、たしかにあの状況ではどうしようもなかったかもしれないですけど、メール送りましたよ! 何回も!」


「メール?」


「そうでしたー、メールも説明してなかったんでした はぁー」


 アイはため息をつきながら、説明を始めた。


「メールは『オプション』といえばステータスのように出てきます。そしてそれ以外にも、フレンド登録を近くにいるプレイヤーに送ったり、フレンド登録しているプレイヤーにメールを送ることもできます。アイテムボックスもあります、持ち物はそこから確認できますよ。そして何よりも大事なログアウトもここで行います! ほんとどうするつもりだったんですか?」


「確かに!」


 まともに戦えるようにと奮闘していたがために、そこは全く考えてなかった。まあそれでこうしてボスも倒せるようになったしな! 結果オーライだろ!


「あと、なんで始めて4時間くらいでダンジョンをクリアしてるんですか! しかも単独で! おかしいですよ! ちなみに、あのボスと戦ったときのレベルは!」


 物凄く勢いでアイが迫ってきて驚いたが、レベルはスライムとかを倒した後道中で倒して、2レベル上がったから……


「13だったはずだが……?」


「このダンジョンの攻略適性レベルは25ですよ! まあでも道中素手でモンスターを倒して苦労していましたが、」


 アイはこれまでの動向を確認していたようで、何か思い出したのか、少し笑っている、まさか!


「アイ、もしかしてレアゴブリンと戦ったとき見ていたのか!」


「はい、少し遠くから見てたんですけどね、ゴブリンに顔ぶったかれたんですもん! 笑っちゃいますよ」


「あの笑い声、プレイヤーのじゃなくてお前だったのか!」


「ごめんなさいっ!」


 と言いながらもアイは少し口角が上がっているようだった。

 そして俺は視線を少し逸らすと、部屋の中央に宝箱があるのに気がついた。


「アイ、あの宝箱ってなんだ?」


「あれは、ボスを倒した報酬です。最速ソロクリアなので結構いいものが入ってると思いますよ! では私は帰りますね!」


 そういってアイは光に包まれ消えて行った。

 報酬か、一体何が入っているだ? そうして俺は宝箱に手をかけ開いた。


『3000ゴールドと巻物を3つ入手しました』

『巻物はある特定のスキルを覚えられます』


 おおぉ! 一体何のスキルなんだ?

 

「オプション」


 そう言ってさっき教わったように、アイテムボックスを開き巻物を選択した、


――巻物を使用しますか? 一度使用すると巻物は無くなります――


 という表示が出たが、置いておいても仕方ないし、よし使うか! ポチッと!


『レアスキル【忍び寄る影】、【分裂】、【深淵の闇】を修得しました、レアスキルは一人のプレイヤーが修得すると他のプレイヤーは習得できません』


「えっ! マジか! ボスが使っていたスキルじゃねーか!」


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