生徒会長2
この物語の構成は、名前「」と言ったもの以外はセリフではありません。
俺たちは運動場に来ていた。
一人一つラケットを渡された。
「今日はテニスだ、早速だが二人ペアになってもらう。」
先生がそういうと、各々仲良い人どうしで組む。
俺も話しかけられたりはしたけど全員断った。
理由?そんなの簡単だ。
俺は自分でペアを決める。
少し傲慢かもしれないが、魔王の頃の性格を引き継いでいるんだ…。
当然だろう。
「叶美でも誘うかな…っと?」
目で叶美を探していたらあるものに目が行った。
「アイツ……人気すぎじゃね?」
そこには、人に群がられている叶美がいた。
「叶美は諦めるか〜…」
だとしたら誰がいいのだろう。
全員とは話したことがあるが、そこまで仲を深めていない。
朔「うーん…手軽に組めそうな奴、組めそうな…奴……あれ?」
一人だけものすごく目立つ奴がいた。
白髪の中に、少し赤みがかったような…瞳には漆黒を宿していた。
どうやら周りの人から避けられているようだ。
肩に手をかけながら俺は声を発した。
朔「一人なら俺とやらん?」
少女は少しびっくりした様子で、口をモゴモゴしていた。
あからさまに嫌がってんな…コイツ……
朔「嫌なら嫌でいい…悪かった」
そう言って立ち去ろうと方向転換した時……
???「嫌って訳じゃないです……ただ…」
朔「ただ……?」
何を言おうとしてるんだ…?
???「怪我しても私は責任取りませんよ?」
何を言っているんだ……俺が怪我?
そんなこと万が一にもありえない。
それになんでそんなこと気にする必要がある……たかがテニスで…。
そうやって苦悶の表情を浮かべていると、察してか少女が口を開いた。
???「私が誰が知らないんですか?」
余計意味が分からん……。
俺はこの少女と喋った記憶があるが、名前までは知らなかった。
ものすごく丁寧だった記憶がある。
朔「知らん」
単純にそう答えた。
???「ならまず自己紹介からですね」
そう言って1泊置いてこう言葉を発する。
真央「私の名前は"恵南 真央"……この前の体力テストでの一位は私です」
この前の体力テスト…?確かその時は色々とやらかして結局下から数えた方が早い順位だったな。
真央「体力テストの結果から見るに、会長はあまり運動が得意ではないですね…なのでやめといた方が……」
どんな自信があるにせよ、やらずに勝ちを確信しているのは少し腹立ってきた。
元々この体育で羽を伸ばすつもりだったし、いい運動になりそうだ…。
朔「やろうぜ!試合…!!!」
勢いよく、腕を空めがけて大きく挙げ…拳を顔の前でギュッと握りそう言った。
その気迫にビビったのか、
真央「分かりました…やりましょう」
っと、目の前で気を張った表情でラケットを構えながら言い…俺の目をじっと見るのであった。
今回のこのストーリーは、現実世界とファンタジーが交差する物語となっております。これからもバンバン話を投稿していく予定なので見て頂けると幸いです。




