家事が愛情の押し付けになっていないか
父の事務所を手伝いながら、インテリアコーディネーターとしてのブランクを埋める。
私が働いていた頃は、シューズクローゼットは、スタンダードではなかったが、ベビーカーやゴルフバッグの収納に欠かせない、シューズクローゼットは今や必須である。
昔は、そのスペースがあれば、もっと他のスペースを広くしたいと思っていたが、主婦をしたことで、気づけることが増えた。
私が実家に戻ってから、母の家事は2倍となる。
父の建築事務所は、実家の1階にあるため、3度の食事の支度も大変だ。
私は、毎日の食器の片付けと土日の食事の支度をかって出た。
専業主婦の母に自分を重ねる。
夫に尽くすだけの人生は寂しい。
母は、体調が悪くても、家事を休んだことはない。
その母を父が労うことはあったのだろうか。
私が見ていないだけかもしれないが、母が、自分のために時間を使うことはなかったと思う。
私も、専業主婦の母を見て育ったため、体調が悪くても、家事をすることは当たり前にしていた。
夫に家事を労ってもらったことはない。
子供に風邪をうつされて、寝込む状況の時でさえ、家事をし、子育ても行う。
夫は、風邪をうつされないよう、ベットを別にする。
家事はしなくても、家事の負担を軽減させようと、ご飯を買ってくるなりしてくれたら、どんなに楽だっただろうか。
浮気され、家事の意味を考える。
(父に子供を預けて、母を歌舞伎に誘おうかな。)
母の世界を広げたいと思った。
母が、父から離れて、自分の時間を楽しめるようにしたい。
家事をすることが当たり前となっている母、父には母の支えをしっかり認識してほしい。
「紗羅、忙しい時は、無理しないで。
自分が無理して続く生活って意味ないよ。
『旦那のために』って、頑張るから腹が立つんだよ。
相手はそれに感謝してくれてる?
無理して、旦那のためにやることって、旦那にとっては、愛情の押し付けじゃないかな。
愛情として捉えられる人なら、浮気しない。
夫婦にとって、心の自立も大事だと思う。
相手に依存せず、自分ファーストで生活した方がいいよ。
疲れてるから、家事ができないことを受け入れない相手に、家事をする意味あるのかな。」




