表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜を追って  作者: 薄雪草
PR
29/30

三日月と夏の宵


夏の終わりの夕方は白くて

どこか、夢のよう


立秋も過ぎて、日差しは変わらない

それでも朝晩、水道水に手をひたすと

伝わる水の冷たさ

ひまわりが盛りを過ぎた頃


一日、一日と日暮れは早くなり

秋雨、窓から線の雨を見た


最初の涼風を想う



暮れていく空に、三日月

地平線の先にある星は、宵の明星


昔見た景色を思い出す


松虫、鈴虫、蟋蟀……

草むらに、秋が来た


すすきの穂の金色の波を想う

日が暮れたあとに残る、静かな時間

静かな虫たちの夜のこと

高い夜空に続いていく

星空の無限を夢見て



外から聴こえる、虫の音

目を閉じると感じられる

今だけの秋の気配の中で

おやすみ、秋の生き物たち

良い夢を見られるように
















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ