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第6話 焦りすぎた決断


今俺たちはダンジョン32階層にいる。


ダンジョンは10階層ごとに到達者だけが転移できる術式がある。


現在俺たちは32階層が最高到達地点なので30階層から転移してきている。


俺たちは結構いい構成で全員がかなり強い部類だからここまで進んで来れてきた


皆LV25以上で20階層の敵までなら瞬殺できる。


俺らのパーティの構成は異常な耐久を誇るタンク兼アタッカーの高原隼と中距離から魔法で戦う魔法師の上沢春人、敏捷特化のステータスでパーティで1番強い刀使いの漆原雫、そして、超遠距離からの狙撃手の俺、穂村雄也の4人でダンジョンに挑んでいる。


俺らは正方形みたいな形になって進んでいる


高原と上沢が左上と右上で右下に雫、左下に俺だ。


これまでの経験則で1番しっくりくる形なんだ


だが今日のアタックは違った


「あ!すまん!2匹そっちいったわ!」


「うおっ!まじか!雫よろしく!」


「ったくもう。今日はやけに私たちを狙うわね!」


遠距離から攻撃してくるはずのオークアーチャーが何故が突進して俺たちを狙ってくる。


他のモンスターもそうだ。

今はまだ敵が弱いからいいが階層が上がってくるうちに進むことすら困難になるだろう。


たまたまかと言われるとそうではない。


階層中からモンスターがやってくるみたいな状況が来るたびにあってたまるか。


意識を思考に向けていると


「おい!穂村!早くそこから逃げろ!」


「ん?どうしたんだ…って下からモンスター!?」


モンスタースポーンインターバル無視しすぎだろ!


「ちっ!今日は撤退しよう!」


「まって!後ろからも来てる!これじゃ逃げるに逃げれないわ!」


…仕方がない。あれを使うか。


「おい!弾幕解放を使う!お前たちは前の敵を守ってくれ!」


「おいおい、本当に使うのかい?」


「じゃなきゃここから逃げれないだろう?」

「了解!僕は魔法で穂村の周りに結界はるから!【撃力反射式領域(ゾーンリフレクト)】!


「連射可能まであと10秒!」


「俺は前線に張ってる!【ヘイトコントロール】!」


「まずはモンスターを一掃するわ。…【刀剣乱舞】。」


ヘイトコントロールで高原の近くに集まったモンスターを雫のスキルで狩りまくっている。


よし!できた!

「発射準備完了!【弾幕解放】!」


異常な量の弾丸がルミノス・ホワイトから溢れる

そして後方の道を開くことができた。


「でかした!逃げるぞ!」



◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎


「あーなんだよもう。今日は大変だったな」


「他の探索者はそんなにモンスターは居なかったと言っているしどうしたのかしら…?」


「どうしたんだい?そんなに考えこんで?」


上沢が俺の様子に心配している。


…今回は多分【傲慢】の影響だ。少なくとも上沢には話すべきか?


いやでもひとまず捕まった経緯を話すか。


「すまん上沢。ちょっと来てくれ。」


「ん?どうしたんだい?…うん。わかったよ。」



◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎



「えっ?捕まったって?」


俺が捕まった経緯を聞いた上沢が心配かけやがってという顔をしている。


「ああ。訳もわからない内に連行されたよ。まったく」

「本当に心当たりはないのかい?」


ん?上沢がいつになく慌てているな?


「上沢までどうしたんだよ。あるとしても瀕死のトレジャーラビットぐらいじゃないか?」

「あれは追いかけていた探索者がいなかったからセーフだと思うよ。」


原因は多分【傲慢】だ。それは自分がよくわかっている。


「…上沢。」

「ん?なんだい?」

「…今俺が何にみえているか教えてくれ。」


やはり呆けているな。


「何を言っているんだい?穂村は穂村じゃないか…」

「違うんだ。そうゆう意味じゃない。俺のことをどう思っているかと聞いているんだ。」


「…本当にどうしたちゃったんだ?」


今の俺は【傲慢】のスキルの効果に影響されているからな。一番身近にいると言える上沢たちにどう見えているかきいてみたいだけ。


ただの自己満足だ


でも…この内容次第で俺はこいつらから離れなきゃいけない。


助け合って来た仲間たちを…傷つけたくないんだ。


お願いだから…

「…正直に言ってくれ。今、俺はどう見えている?」


「…君は…今誰から見ても不穏な空気を発しているよ。あと少し…見てて腹が立ってくる。」


この言葉を聞いて俺は上沢の顔を確認せずに走って自宅に帰ろうと思った。


やっぱりか。俺はこいつらの近くにいてはいけない。


_俺が全てなのに_


俺自身の理性が保てるうちにだ。


一刻も早く遠くの場所、遠い遠い場所に引っ越さなければならない。


…出来ればダンジョンの近くがいいかな。


「ちょ!穂村!待ってくれよ!そうゆう意味で言ったわけじゃ!」


「もういいんだよ!」


「っっ!」



「俺が…俺である内に早く終わらせなきゃいけないんだよ。」


「俺がお前たちの…いや上沢たちの近くにいたら…」


薄々気づいていたのだ。このままいけば俺はこの謎のスキル…【傲慢】にのまれると


【傲慢】が放たれるとき…その時までに俺は俺の今の関係を断ち切らなければならない。


…大切なものを守るために…


「だから…俺は、俺の、俺で、?」


「なあ…?どうしたんだい…?」


「俺が全て…」


…俺は自分の頬を殴った


まだ、だめだ。


もう、行かなきゃ。


「…ありがとう。」


「おい!まてって!…」


◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎


「はっ、はっ、」


馬鹿だな。俺は。自宅に帰ろうと思ったのになんでダンジョンなんだ。


気づいても進まなければならない。


(もう後戻りなんてできない…!)


そして涙ぐみながらダンジョンノ深淵に向かって進み出した。


内容が薄かったので次話から徐々に文字数上げていきます!

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