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第七話 いきなりはぐれてしまったみたいです。

「……っ、てて…………ここは?」


俺は目を覚ました。寝起きの時のようなボーッとしたままの頭でも、ここが城のベッドの上じゃないことは分かる。

俺は……戦えもせずに、負けた。実力がどうとかじゃなく、怯えて全く動けないままアイツのいいようにやられた。

アイツは確か、自分を魔王軍と言っていた。それに、他の勇者ーーつまり、クラスの皆もアイツに俺達と同じ目にあったという事だろう。俺達……? そういえば───


「竜樹っ! 舞ちゃん先生っ!? 何処にいるんだ!?」


俺は一緒に沈んだ筈の二人の名前を呼びながら周りを見渡した。だが、返ってきたのは痛い程の静寂だけだった。


「……くっそ、俺だけはぐれたのか。二人ともまだ強くないのに、もし強い魔物がいたら……くそ、さっさとここから出なきゃな」


ここで二人やクラスの皆の心配をしてるよりも、一刻も早くここから出て合流した方が良いに決まってるだろうからな。

俺はそう心で考え、立ち上がった。もう一度周りを見渡してみると、俺の背後に一本道があるだけだった。ここから行くしかないだろう。取り敢えず警戒をしながら進んでみることにした。


◇◇◇



暗い一本道を進んで、体感で30分くらい経った頃、ようやく広い場所に出た。

そろそろ何も無いのではと思い始めたころだったから、折れかかっていた心が何とか立ち直った。


「にしても広いなあ、松明もあって明るいし、もしかしたら人がいたのかもしれないな」


松明の明かりで照らされた広い場所は円形になっていて、天井も岩で出来ているが、綺麗にドーム型になっている。人の手が加えられている可能性が高い。


「というか本当に広いな。特に何かある訳でも無いし、だんだん怪しく思えて『生体反応アリ、召喚陣、起動』───っ!!?」


俺が真ん中に向かって進んでいくと、急に機械的な声が聞こえてきて、部屋の床の殆どを覆う魔法陣が現れた。そしてその魔法陣の中からは───


「「GYAOOOOOOOAAAAAAAA!!」」


───二つの頭を持つ、それはそれは大きい二足歩行の…………スッポンだった。


「……ははっ、これは……敵、だよなあ……にしても、インパクト強すぎだろ……」


俺は苦い笑みを浮かべながら、剣の持ち手に手をかけた。

作者は特に忙しい、という訳でもないのですが筆が進まないのです……。なので、

作者もっと速く書けよ!とか

もっと文字数増やせよ!とか

もっと◯◯◯しろよ!などなど

何かご意見ご不満などがありましたら、感想欄で言っていただけたらと思います。

そうすれば、きっともっとモチベーションも上がって書けるようになるかと思います。多分、おそらく………

では、次回もよろしくお願いします。

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