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めちゃくちゃ馬鹿にされたけど、スキル【飼育】と【組み合わせ】は最強中の最強でした!  作者: E.T.


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8/13

また馬鹿にされるが…

その日、ジンは空を飛べるようになったので、背中に乗せてもらって、イライザの街に買い出しに向かった。


イライザから少し離れた場所で降ろしてもらうと、ジンを魔法ケージに入れてイライザの街に入った。


「げぇ、家畜係のエースじゃねーか…」


ふとその声の方を見ると、ロイドが取り巻きとともに立っていた。


「ロイド…」


「気安く呼ぶんじゃねぇ!

お前は家畜の世話でもしてろよな!

てゆーか、ケージ?

おい、コイツ、ついにペット飼い始めたぜ!」


ロイドは腹を抱えて大袈裟に笑う。


「やだー、やっぱり飼育だもんねぇー。」


ロイドと同じパーティに入ったであろう、マリアが言う。


「こっち見んな!

この負け犬!」


ロイドの仲間のゲインが吐き捨てるように言う。


「みんな、可哀想よ!

エース、ごめんねっ…!

みんな、悪気は無いのよ!」


サスティナが唯一俺を庇ってくれたが、いや、悪気はあるだろうよ…!

サスティナはどこかズレているのだ。


「そうだ、エース、私たちのパーティの荷物持ちのバイトしない?」


サスティナが言う。


「おいっ、サスティナ!

やめろよ!

こんな奴に荷物持ちなんて頼まなくても、俺たち天空の(つるぎ)なら雇い放題さ!」


ロイドはそう言って唾を吐き捨てた。


「行こうよー。」


マリアが言い、ロイド達は去って行った。


はぁ…

本当に心の底から腐った奴だな…


そう思った。


俺は適当な野菜や肉、魚、金属を買うと、イライザから少し離れた場所まで移動した。


「ジン、窮屈な思いさせて悪かったな!」


『ダイジョウブー!』


ジンは首を下げて俺を背中に乗せると、大きく翼をはためかせた。


空には微風が吹いており、心地良く俺の髪をなびかせる。

今さっきまで大きかったイライザの街が、もうあんなに小さく映っている。


そんなこんなで家に帰り、ジンとガンツに餌を与えて、俺は相変わらず地下の図書館に籠った。


今日は、ジンとガンツについて少し調べてみようと思ったのだ。

モンスター大全をめくっていき、ドラゴン種のページまでたどり着いた。


【オリジンドラゴン】

竜族の始祖とされる伝説級モンスター。

肉や魔力を含む食材を好む。

全属性魔法と圧倒的な身体能力を持ち、高い知能で自ら考えて行動する。

主人に認めた相手には深く懐く一方、敵対者には容赦しない。

成長速度は非常に高く、成体は国を滅ぼす力を持つと言われている。

全てのドラゴンの祖先とされるが、その誕生の経緯は不明。



とあった。

なるほど、なるほど。

うーん、やっぱり最強か。


次に、ゴーレムの欄を調べた。


【オリハルコンゴーレム】

古代文明が生み出した超高耐久ゴーレム。

鉄や希少金属を取り込むことで自己修復を行う。

戦闘では圧倒的な防御力を活かして前線を支え、主人を守る盾として行動する。

感情表現は乏しいが忠誠心は極めて高い。

動きは鈍重だが並の攻撃では傷一つ付かない。

古代王国の守護兵器だったと伝えられている。



古代文明…?

古代王国の守護兵器…?

確か、古代王国は伝説としてはあるけど、存在したという確固たる証拠は無いんだったよな…?

でも、オリハルコンゴーレムのガンツが存在するって事は…!?


うーん…


俺はモンスター大全を閉じて、本棚に戻した。


俺の飼育スキルとは一体何なのか…?

そして、さらに不明なのは、組み合わせスキルだ…


私より良い未来を選んでくれる事を祈る、か…


そして、俺は地下の図書館を後にした。

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