↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で魔王を倒したら、金髪碧眼の美少女になって日本に帰ってきた件  作者: もも


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/56

魔法の切れた夜と、女の子のヨウ

八月の中旬。


小樽の街が深い眠りにつく深夜。


運河から吹き込む涼しい海風も、安アパートの八畳の居間の熱気を冷ますことはできなかった。


オレンジ色の常夜灯が照らし出す畳の上には、汗でシーツが体に張り付くほど濡れそぼった、三人の絶世の美女たちが絡み合っていた。


挿絵(By みてみん)



「ハァ……ハァ……お前ら、ちょっと待ってくれ……俺、もう……」


大暮ヨウは、仰向けに倒れ込みながら荒い息を吐いた。


金髪美少女勇者の身体。その下腹部には、アイリーンの魔法によって顕現した『男の象徴』が、まだ熱を持って脈打っている。


しかし、ヨウの顔には、男としての余裕よりも、快感に追い詰められた悲鳴のような色が浮かんでいた。


なぜなら今、ヨウの左右には、二人の女がぴったりと張り付いているからだ。


「陽、どうしたの? まだまだこれからでしょ?」


右側からは、深夜のバイトから帰還し、若返りの魔法で十代の輝く肌を取り戻した妻の祭(マツリ)が、妖艶な笑みを浮かべてヨウの胸元に舌を這わせている。


豊かな胸がヨウの腕に押し付けられ、熟練の妻の指先が、勇者ボディの敏感な胸の先を的確に弾いていた。


「ハイ、ゴシュジンサマ。夜ハ長イデス。タップリ、愛シアイマショウ」


左側からは、アイリーンが、赤い髪を揺らしながらヨウの下半身に顔を埋めていた。


ちゅっ、ちゅぷっ、と湿った音が、ヨウの腰のあたりから立ちのぼる。


「ひゃうっ……! や、やめろ祭、そこ弱いんだって……! アイリーン、上と下、同時に責めるな! 頭おかしくなるっ!」


ヨウの口から、おっさんらしからぬ甘く甲高い嬌声が漏れる。


「ふふっ。陽の声、本当にエロくて可愛い。私がバイトで疲れてる間、アイリーンと二人で楽しんでた罰だよ。たっぷり私にも奉仕してもらうんだから」


「マツリサマト私デ、ゴシュジンサマヲ、天国ヘお連レシマスゥッ!」


祭の指がヨウの脚の間に滑り込み、くちゅくちゅと水音を立てる。同時に、アイリーンの唇が、男の身体のほうを深く包み込んで吸い上げた。


上からは胸を責められ、下では男と女の両方の弱いところを同時に攻め立てられる。


勇者クレアの超絶感度ボディと、魔法で作られた男の身体の感覚がショートし、ヨウの頭の中は真っ白に染まった。


「あ゛ぁ゛ぁ゛っ! ダメだ、ムリ、ムリっ! 俺、イクッ! 両方でイクゥゥゥッ!」


ビクンッ! ビクビクビクッ!!


ヨウは白目を剥いて背中を反らせ、ガクガクと激しく痙攣した。男としても、女としても、同時に果てたのだ。


「んむっ……ぷはっ。ゴシュジンサマノ、オイシイデス」


「ふふ、陽、すごい声だったね。でも……まだ休ませないよ」


絶頂の余韻で意識が飛びそうになっているヨウを、祭が優しく抱き起こした。


「次は、私が陽をいっぱいに感じる番。……来て、陽」


祭は、自ら仰向けに寝転がると、美しく形の良い両脚を広げ、ヨウを誘った。


愛する妻の誘う姿に、ヨウのおっさんの魂に再び火がつく。アイリーンのバフ魔法のおかげで、男の身体はすぐさま元気を取り戻した。


「……おう。愛してるぜ、祭」


ヨウは祭の上に覆い被さり、ゆっくりと、己の全てを妻の奥へと沈め込んだ。


「あぁっ……! 陽っ、大きい……奥まで、いっぱい……っ!」


「祭……お前の中、すげぇ熱いし、柔らかい……っ」


二人は深く息を吐き、唇を重ねた。


勝ち負けではない。互いを慈しみ、愛おしむような、ゆったりとした動きが始まる。


しかし、今日はただの夫婦の営みではない。


「マツリサマ。私モ、お手伝い、シマス」


アイリーンが、繋がって愛し合う二人の背後にすっと寄り添った。


彼女は、ヨウの下で喘ぐ祭の豊かな胸を、後ろから両手で優しく包み込んだ。


「あっ……アイリーン……っ」


「マツリサマノお胸、トテモ柔らかクテ、綺麗デス……。ココモ、気持チイイデスか?」


アイリーンの長い指が、祭の胸の先を摘み、コリコリと優しく転がす。


さらに、彼女の顔が祭の耳元に寄り添い、赤い舌で耳をペロリと舐め上げた。


「ひゃんっ! あ、ダメ、そこ……陽が奥に当たってるのに、上からも責められたら……っ」


「祭、すげぇエロい顔してるぞ。……アイリーン、もっとやってやれ」


「ハイ! ゴシュジンサマ!」


ヨウは、アイリーンの愛撫で感度が高まった祭の奥を、ドスッ、ドスッとリズミカルに突き上げる。


前からは夫の熱が深く届き、後ろからは絶世の魔王の指先と舌が、祭の弱いところを容赦なく探り当てていく。


「あ゛ぁ゛ぁ゛っ! 陽ゥッ! アイリーンッ! スゴイ、二人に愛サレテ、私、おカシクなっちゃうぅぅっ!」


「マツリサマ、トテモ美シイデス……! 私、感動シテイマス……!」


アイリーンは、祭の愛らしい顔が快楽に染まるのを見て、感極まったように限界オタクの涙を流しながら愛撫を続けた。


やがて、ヨウの腰の動きが限界に達する。


「祭っ! 俺、もう……っ!」


「来て、陽ッ! 全部、私の中ニィィィッ!」


ヨウの熱が祭の奥で弾けると同時に、祭もまた白目を剥き、激しい絶頂の波に飲まれてガクガクと震えた。


「はぁ……はぁ……陽……アイリーン……最高、だった……」


祭は、ヨウとアイリーンに挟まれたまま、幸せそうな笑みを浮かべて脱力した。


「お疲れ、祭。よく頑張ったな」


ヨウが祭の額の汗を拭ってやると、今度はアイリーンが、期待に満ちたオッドアイでヨウを見上げてきた。


「ゴシュジンサマ……。次ハ、私ノ番、デスヨネ?」


「……お前も、ほんと体力おばけだな」


ヨウは苦笑しながら、今度はアイリーンを仰向けに寝かせた。


180センチの魔王ボディが、畳の上に艶かしく横たわる。


「いくぞ、アイリーン」


「ハイッ! 全テ、受ケ止メマスゥッ!」


ヨウは、アイリーンの長い両脚を肩に担ぐと、一気に腰を沈めた。


「ひぎぃぃぃっ! ゴシュジンサマァァッ! 奥ッ、奥ッ!」


魔王の異常な超絶感度が、一瞬にしてアイリーンを絶頂の淵へと追いやる。


ヨウは、アイリーンの腰をガシッと掴み、荒々しく、野生的に腰を打ち付けた。パンッ!パンッ!


と肌がぶつかる音が部屋に反響する。


「アイリーン、お前の中、ヤバすぎだろ……っ! どんだけ締めてくんだよ!」


「ア゛ァァァッ! モット、モット壊シテクダサイィィッ!」


激しく交わる二人。


そこに、少し休んで体力を回復させた祭が、ふらふらと起き上がって近づいてきた。


「ふふっ……アイリーン、すっごく気持ちよさそう」


祭は、ヨウに突かれて激しく揺れるアイリーンの背後に回り込み、彼女の豊かな胸を後ろから抱きしめた。


「マ、マツリサマ……っ!」


「アイリーン、陽の、熱いでしょ? すっごく奥まで届いてるの、外からでもわかるよ」


祭の手が、アイリーンの平らなお腹を撫で、それからもう片方の手が、そっと下のほうへ滑っていった。


「ヒィィィィッ!? マツリサマァァッ! ソコ、ソコダメェェェッ!」


「いい声。アイリーン、魔王なのにすっごく可愛くて、エロいよ」


夫と深く繋がりながら、本妻である祭に弱いところを愛撫される。


その背徳感と、大好きな二人から同時に愛される幸福感で、アイリーンの魔王としての理性は完全に崩壊した。


「ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ!! ゴシュジンサマァッ! マツリサマァァッ! 私、死ニマスゥゥゥッ!」


「いくぞ、アイリーン! 一緒に飛ぶぞ!」


ヨウが最後の一撃を奥に叩き込み、熱を魔王の中へと解き放つ。


アイリーンは、目と口を大きく開けたまま、声にならない絶叫を上げ、全身を跳ねさせて絶頂した。


祭も、アイリーンの震える身体を抱きしめながら、その熱にあてられて小さく身を震わせた。


「はぁ……はぁ……終わった……。さすがに、もう俺は限界だ……」


ヨウは、アイリーンの上に倒れ込み、完全に燃え尽きたように動けなくなった。


すると。


ポワンッ。


微かな効果音と共に、ヨウの下腹部を包んでいた紫色の魔力の光が、スッと消え去った。


「……あ」


ヨウは、自分の身体から、確かな質量のあった『男の象徴』が、跡形もなく消滅したのを感じた。


「……消えちゃった」


祭が、少し残念そうに呟く。


下敷きになっているアイリーンが、ハァハァと荒い息を吐きながら、申し訳なさそうにオッドアイを瞬かせた。


「ス、スミマセン……ゴシュジンサマ。連続絶頂シ過ギテ……私ノ魔力、切レテシマイマシタ……。今日ハ、モウ、エッチ魔法ハ、使エマセン……」


アイリーンの魔法が切れたことで、ヨウの身体は、再び完全な「金髪美少女勇者・クレア」の肉体へと戻ってしまったのだ。


「ハァ……よかった。これでやっと寝れるぜ。お前らも満足しただろ? もう寝るぞ」


ヨウは、ホッと安堵の息を吐き、畳の上にゴロンと転がって目を閉じた。


四十九歳のおっさんの体力は、とっくに限界を超えているのだ。


しかし。


ヨウの身体に、柔らかく、そして熱を持った二つの影が覆い被さってきた。


「……ん? おい、祭? アイリーン? 何やって……」


ヨウが目を開けると、そこには、ギラギラとした肉食獣のような瞳をした妻と、それに同調して恍惚とした笑みを浮かべる元魔王の顔があった。


「ふふっ。陽、何言ってんの。男の陽は限界かもしれないけど……」


祭の指先が、ヨウの首筋から鎖骨、そして豊かな胸の谷間へと、蛇のように滑り降りていく。


「『女の子の陽』は、まだまだ元気いっぱいじゃない」


「ハイッ! 今度ハ、私タチガ、ゴシュジンサマノ本当ノお身体、タップリト可愛ガリマスゥッ!」


アイリーンが、ヨウの太腿をガシッと掴み、大きく開かせた。


「お、おいっ!? 冗談だろ!? 俺は中身はおっさんなんだぞ! 女同士でエッチなんて、俺の精神が崩壊する!」


「大丈夫だよ、陽。陽のこの身体、すっごく感度いいの、私たち知ってるもん。ね、アイリーン?」


「ハイ! マツリサマト一緒ニ、ゴシュジンサマヲ、女ノ子ニシチャイマス!」


祭とアイリーンが、悪魔のような笑みを浮かべてヨウに迫る。


「や、やめろぉぉぉっ! そこ、舐めるな! 祭、指……あひぃぃぃぃぃっ!!」


ちゅぷっ、くちゅっ、ちゅるるっ……。


ヨウの抗議は、すぐに甘く甲高い悲鳴へと変わった。


勇者の超絶感度ボディは、妻と魔王の執拗な愛撫の前に、一切の抵抗を許さなかった。


「あ゛ぁ゛ぁ゛っ! イクッ! 俺、女でイッちゃうぅぅぅっ!!」


「フフッ、いい声。もっと鳴いて、陽」


「ゴシュジンサマ、カワイイデスゥッ!」


小樽の夏の夜は、まだ終わらない。


男としての役目を終えたヨウは、今度は完全な「女の子」として、愛する二人の女たちによって、朝の光が差し込むまで徹底的に可愛がり尽くされるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。