11話 追手と暴君
前回のあらすじ
・四級ダンジョン【妖精の森】から脱出
・櫻木「長嶋くん、だっけ? ぶっちゃけ君は才能ないね」
「いやー、長嶋くん、君、面白いくらい才能ないよ。重火器持ってるのに発砲しないし、しかもクー・シー撃つ時わざわざ近づいてから発砲したのに、急所あてられてなかったでしょ。多分生き物殺すのビビって撃てないタイプかな?」
茫然としているユウキに、櫻木はあっけらかんとした調子で言葉を続ける。まさしく言われた通りであった。結局、志乃を襲おうとしたクー・シーを仕留めたのは、二級探索者のキラである。
クー・シーとユウキの距離は、そう離れてはいなかった。そして、彼の手には拳銃という容易に敵を殺せる武器があった。……にもかかわらず、ユウキはその引き金を引くことはできなかった。生物を殺す覚悟ができなかったのだ。
本来なら、ユウキは生き物を傷つけるのを相当躊躇う性格だった。それは、探索者を始めてからも変わってはいない。もちろん、自分が死ぬのはごめんであるため、モンスターを殺しはする。それでも、その直前にためらってしまうのは治らなかった。
それでも、クー・シーを撃てたのは……それが何故だったのか思い当たるよりも先に、櫻木はクー・シーを撃った場面の映像をタブレットに投影したまま話を続けた。
「とはいえ、状況判断と敵察知は文句なしだ。ダンジョンにおいて一番の判断材料であるモンスターを見ずにダンジョンの看破を行ったことも、出現する可能性のあるモンスターの検索も、武器の整備の指示も、応急手当の判断もかなり良かった。
でも、銃に関しては悪いけどホントに向いてない。練習次第では的当てくらいはできるかもしれないけど、実践で引き金引くのためらったら死ぬしかないからね。っていうか、どっちかっていうと、君、探索者よりも補助員向きじゃないかな」
一切の忖度なしの評価。その言葉を聞いて、ユウキは目を丸くした。
きょとんとした反応を示すユウキを見て、櫻木は確信した。なるほど、彼なら確かにイレギュラーダンジョンを攻略できそうだ、と。いや、もっと正確に言うならば、彼と他の探索者がいれば、攻略できるだろう。
__思ったよりも彼を見くびっていたな……
心の中でそう思いながら、櫻木はソファに座ったユウキを見る。
初見のイレギュラーを攻略できるのは、大体3種類の人間と言われている。それは、よほどの強者か、よほどの強運か、よほどの不運か、の三択だ。
強者はもちろん、己の実力で異常だろうが何だろうがねじ伏せる。強運は、異変のたちがたまたま自分にあっており、運で解決できてしまう。その中で異彩を放つのが、不運である。とてつもない不運の持ち主は、そう簡単には死なない。不運にもイレギュラーに巻き込まれ、不運にも生きて帰れてしまうのだ。実力も運も関係ない。ただ、天命に導かれるように、生きて帰ってくる。そしてそれは、決して幸運ではない。
この講習を見るまで、櫻木はユウキを強運の持ち主だと判断していた。だがしかし、今彼は確信していた。__ユウキは間違いなく、不運の持ち主だ。同時に、すさまじい豪運の持ち主でもある。限りのない矛盾をはらんだ探索者が、ユウキという人間だった。少なくとも、櫻木の目にはそう映っていた。
そんな櫻木の思考を知らず、ユウキは首をかしげて櫻木の言葉を復唱する。
「補助員、ですか?」
「うん。補助員。もしくは、特別調査資格保有者。1級以上だったり、等級未指定の真新しいダンジョンなんかの探索に必要になってくる人材だね。状況判断能力と知識量は問題ないし、クソの役にも立たない自称ダンジョン研究者の特査よりは今の君の方が役立つと思う。イレギュラー攻略の実績もあるし、即戦力だよ」
「……考えてもいませんでした」
ユウキはつぶやくようにそう言って、顎に手を当てた。
そう言えば、探索自体はそもそも、コンラという召喚獣がいる。彼の望みからしても、彼が前衛を、後衛として最低限の護身と、あわよくば前線の補助として重火器が使えれば、というくらいの目的だった。何も、重火器片手に一人で探索を行うわけではなかったのだ。
やっていることはともかく、櫻木の指摘は至極真っ当だった。
__なら、これから練習すべきは精密射撃……購入する銃は遠距離のものを中心に、前線のサポートができるものを選択すればいい……かな?
指摘をタブレットにメモしながら、ユウキは考える。索敵自体はコハクがいるため、緊急時にすぐ動ければ問題ないだろう。それよりも、修練すべきは応急手当だ。探索者資格試験の項目にあった分は履修したが、それでも講習会があればそれにも参加しておきたい。
これからの予定の組みなおしを考えているユウキをよそに、櫻木は適当にタブレットに目をおとす。スロー再生の映像だったのだろう。滑らかに動いた銃弾が、クー・シーの腹部を射抜く。仰天するクー・シーの顔がスクリーンにありありと映し出された。
そんな時に、櫻木は思いもしないことを言った。
「じゃ、次回の予定の話をしようか!」
「……はい?」
きょとんとするユウキをよそに、櫻木はタブレットを操作する。そして、スクリーンに投影されていた監視カメラの映像は消え、代わりに、虹色の文字で『☆次回以降の予定☆』と書かれた、お世辞にもセンスのないパワーポイントが表示される。そして、戦慄する参加者たちをよそに、櫻木は話を始めた。
「ぶっちゃけ、今回の探索で各自欠けてる点が分かったと思う。3人は圧倒的に経験が足りてなくて、キラアキと志乃は修練が足りてない。で、長嶋くんは才能が足りてない。だから、各自足りないものを補うためのダンジョンを選定してきましたー。はい、ぱちぱちぱちー!」
そう言って手を叩く櫻木。しかし、双子を除いた全員の表情(篠原を含む)は、間違うことなく引きつっていた。
そんな参加者たちの表情を気にすることなく、彼はさっさとスクリーンを操作する。そこには、グループ分けの表がどぎつい蛍光色で記されている。
グループは2班に分けられており、無駄にポップな表の右には3人組とアキが、何故かユニコーンのスタンプの押してある左にはユウキと志乃、キラの3人が振り分けられている。目を丸くしたキラとアキはキッと櫻木を睨む。
「ねえ、何でアキと班別なの?」
「ねえ、何でキラと班別なの?」
不満そうに文句を言う二人に、櫻木は肩をすくめて言う。
「二人は互いに依存しているところあるからね。それぞれ分かれて修練しておいで。ついでに、重火器研修だし、キラにも銃使ってほしいから。二人いたら、どっちかしか銃を使わないでしょ、君ら?」
そう指摘されると、双子はムッと眉をひそめて、二人同時に答える。
「「銃を扱うのはアキだけだよ。キラは使わない」」
「ならなおさら練習してもらおうか。いい加減、独り立ちの用意したほうがいいよ?」
文句を言う双子に、櫻木は手をひらひらと振ってそう言った。その言葉に、二人は不満そうにうなり声をあげたものの、すぐに頬を膨らませて押し黙った。一応、反論はしなかったあたり、的は射ていると思ったらしい。
それ以外には特に不満の声はない。ただ、志乃は人数が唐突に半分になることに何か悪い予感を覚えたのか、不安そうに視線をさ迷わせた。
班分けの表に櫻木は何かを考えたあと、同行者の欄を書き換える。
「三人プラスアキの班は篠原が責任者として、もう一つの班は僕がついて行くよ。場所は篠原のところが特五級ダンジョン【アリババ】で、僕たちは【はなさかじいさん】に行こうか。入場料は講習だし、掃討も兼ねてるからゼロ円でいいよ。必要になる備品も探索一日前までに提示してもらえればこっちで用意する。そのかわり、報酬は採取物以外ないから、交通費分だけでも欲しいなら探索頑張ってね。はい、後は班ごとに分かれて作戦会議。かいさーん!」
櫻木はそう言ってパンパンと手を叩くと、キラの首根っこをつかんでアキから引っぺがした。当然キラは不機嫌そうにふくれっ面のままである。
困惑するユウキをよそに、二班に分かれた講習参加者たちは、それぞれ次回の探索のための準備を始めた。
ユウキたちが重火器講習に参加している間。国有召喚獣の保護管理施設の体育館で、シンジは不機嫌そうにタブレットの上に指を這わせていた。
体育館とはいえ、人間離れした怪物や、人間なのに人間ではない化け物も多い召喚獣のため、床はニスの分厚く塗られたフローリングではなく、全てコンクリートでできている。使用する競技や目的によって、適宜床板をはめられる仕組みとなっているのだ。
現在はそんな体育館の一角……八等分したうちの1エリアを鍛錬のために借りているため、十分なスペースに打ちっ放しコンクリートが無機質に広がっている。……今日の今日でところどころ打ちっ放しコンクリートの床にヒビが入ってしまっているのだが、気にするだけ無意味だろう。どうせ修繕は施設の管理人たちの仕事であり、賠償はスカサハの責任だ。
整理運動を終えたシンジは、汗をタオルで拭いながら、ひたすらタブレットを睨み続ける。そうでもしないと、スカサハとコンラの人間離れした手合わせに気を取られて、ろくに調べものが進まないためである。
「いいぞ甥っ子! もう一歩踏み込め!」
「ふっ……!!」
ハスキーな女性の声と、短く息を吐き地面を蹴る戦士。竹刀と竹刀がぶつかり合い、高らかな音が響く。互いに加減はしているため、竹刀を壊すような愚行はしないが、業務用まとめ買いでたかが一本あたり850円と少しの安物の刀がこの打ち合いが終わるまで耐え切れるかどうかは定かではない。
激しい打ち合いに、バスケをしていた獣人たちもこちらを見ている。それでも、女王と戦士はそんな視線をまるで気にすることなどない。
竹刀のツルがこすれ合う音が響く。互いに剣道の竹刀を使っているが、そもそも握り方も剣道のそれではないためだろう。両刃の剣を使うことが多いコンラは、片刃を想定して作られた竹刀に不慣れなのだ。
パァン、と、高らかに響く竹と竹の打ち交う音が響く。したたかにコンラの竹刀の根元を捉えたスカサハの一撃は、女王の首を狙っていた戦士の虚を突いていた。そして、一拍遅れて、プラスチック製の竹刀の鍔がコンクリートの床に転がる音が響いた。
「痛って。……あ、ヤベ、竹刀大丈夫か?」
すさまじい衝撃でしびれる手を振りながら、コンラはコンクリートに叩きつけられた竹刀を心配する。いくら安物であるとはいえ、借り物の武器である竹刀を粗末に扱う気はなかったのだ。
スカサハはちらりと時計を見て、肩をすくめて言った。
「ふむ、まあ、今日のところは及第点をくれてやるか。馬鹿弟子のやつは逃げたし、愚弟子は愚弟子で忙しそうだからな、延長は勘弁してやる」
「うん? 良いのか?」
竹刀を点検しながらそう問うコンラ。既に全身にはびっしりと汗の球が浮いており、かなり息も乱れていたが、戦闘継続の意思はあったらしい。それでも、スカサハは首を横に振る。
「ああ。もう構わん。甥、己の主のためにも自己鍛錬を怠るなよ。ついでに__」
スカサハはそう言って、ゆらりと竹刀を構えると、地面を強く踏み込んで投げ槍の如くぶん投げる。すさまじい勢いでほぼ直線にすっ飛ぶその投法は、まごうことなく【ゲイ・ボルグ】だった。
竹刀の先は、タブレットに目を落していたシンジの頭蓋である。彼は小さく舌打ちをすると、即座に飛んできた竹刀を蹴り飛ばし、激突を回避する。無茶苦茶な使い方をされた挙句に蹴り上げられた竹刀は、哀れにも真っ二つにへし折れ、2度と使えはしなくなった。
飛び散る竹の繊維。突如響いた異音に、管理人たちもさすまたを持って体育館にかけこんできた。
「何しやがる、クソババア!!」
「やかましい、愚弟子が! ちょっとは甥を見習え!」
「うるせえ、あんな舐めプ返り討ち野郎のどこを見習う必要があるんだよ!」
「ふざけんな、そいつは本来のオレであって、今の俺じゃねえだろうが!!」
飛び火したコンラは額に青筋を浮かべてシンジに怒鳴り返す。もちろん、シンジがからかっているのは、コンラッハが父殺しをためらって手を抜き、父クー・フーリンに殺されたことである。同一人物ではあるものの、あくまでもコンラはコンラッハが捨てた復讐心であるため、実質別人なのだ。
怒るコンラを無視し、シンジは不機嫌そうに表情を歪めると、タブレットの電源を落とした。そして、警戒する管理人たちをよそに、シンジは深々とため息をついて口を開く。
「厄介な状況になった。しばらくは連絡に出れねえ。宿も変える」
「む? 修業はどうするつもりだ?」
「どうするも何もねえよ。そもそもてめえが脱走してでも俺のところに来なきゃ、修行なんざするつもりもねえ」
「案ずるな、いくら愚弟子だろうと、貴様が私の弟子である以上引きずってでも修業をつけてやるからな」
美しい笑みをたたえ、そう言うスカサハ。あまりにも前後の話とかみ合わず、思わずシンジは「話通じてねえな」とつぶやく。今に始まった話ではないが、どうにもスカサハは決定事項を言うだけなところがある。
堂々たる脱走宣言を聞いた管理人たちは、表情を引きつらせてシンジに問いかけた。
「ま、待ってください。召喚獣の無意味な脱走を防ぐためにも、住所を変更するなら報告を__」
「無理だ。クソババアのせいだけじゃねえが、追手が増えた。しかも、特別厄介なのがな」
シンジはそう言うなり、もたれかかっていた壁から歩いて離れる。その次の瞬間、ズドーン、と地響きのようなすさまじい音が鳴り響き、体育館が大きく揺れた。
即座に警戒態勢に入るスカサハと、防御態勢をとるコンラ。体育館の内外から悲鳴と困惑の声が上がる。そして、先ほどまでシンジがもたれかかっていた壁が、崩れ落ちた。
「__連中、体育館を爆破させるのが趣味なのか? それとも、ここの警備がザルなのか?」
あきれたようにつぶやくシンジ。しかして、その表情は硬かった。
爆破され崩れた体育館の壁を踏み越え、侵入してきたのは、複数のチンピラ。その中心には、一人の脅威がいた。
チンピラの中に混ざっていながら、確実に個だと識別できる、圧倒的に高貴な存在。左手にはタブレットを一つ持ち、武器は持っていない。顎髭は手入れされているのか整っており、表情は柔和ながらも、そのグレーの瞳は確実に冷たく、鋭い。
細い紐でまとめられた艶やかな茶髪が風に流されて踊る。顎髭を生やした脅威は、たおやかに微笑むと、さすまたを持って茫然としている管理人に言う。
「すまないね、職員さんたち。修繕費用は長瀬サンに請求しておいてくれ。あと、荒っぽいことをするが、あんまし気にしないでくれ」
にこやかにそう伝えたひげ面の男は、たれ目ながらも鋭いその視線をシンジに向ける。そもそもはスカサハを制止するために集まっていたものの、戦闘装備をした管理人が要るにも拘らず、彼等に警戒や脅威のようなものは感じていないらしい。
ひげ面の男から観察するような視線を向けられたシンジは、小さく舌打ちをして言う。
「……厚化粧ババアの方かと思ったが、クソ親父の手合いか。めんどくせえ」
「厚化粧……ああ、奥サンのことか。父親の正妻に対して口悪いね君」
「実の親でもねえし、殺しに来てんだからご丁寧に対応する必要もねえだろ」
シンジはそう答えながらも、茫然としていたコンラの手から竹刀を奪う。その行動に、スカサハは顔をしかめる。
「愚弟子、修行にならんから素手で戦え」
「ちげえよ。アレとは戦うだけ無意味だ。__そうそう、実家の関連で忙しいから、修業はしばらくでねえぞ、クソババア」
「教育的指導!!!」
生意気な口を叩いたシンジに、スカサハは拳を振りかぶる。その瞬間だった。
「__畜生、分かってやってるだろ君!!」
表情を歪めたひげ面の男が、何かをスカサハに向かって投げる。
反射的にスカサハは拳を開いて飛んできたそれをつかむ。
とてつもない反射神経に、ひげ面の男は小さく舌打ちをする。そんな男を置いて、スカサハは自分の手のひらの中に収められたものを確認する。そして、首を傾げた。
「……石ころ? もっと殺傷力のあるものかと思ったのだが」
「石だって頭にぶつかりゃ、場合によっては死ぬだろ。てめえら、坊ちゃん追いかけろ!! 逃げられるぞ!!」
チンピラたちに指示するその叫び声で、スカサハは先ほどまで隣にいたはずのシンジが逃げ出していることに気が付く。ムッとした表情を浮かべたスカサハは、低い声で逃げるシンジの背中に怒鳴った。
「逃げるな、愚弟子!! まだ制裁を加えておらんだろうが!!」
「頼むから、アンタの制裁は止めてくれ! 主人から坊ちゃんは殺すなって言われてんだよ!! 眼球ひとつ、指一本でもなくしたら俺が殺される」
ひげ面の男はそう言ってスカサハを止めにかかる。
コンラは茫然としながらも、戦闘を始めたチンピラと管理人を見て、はっとする。スカサハの足止めをしているひげ面の男は、どうやら召喚獣か何かであるらしく、ほぼ人外と言って差支えのないスカサハの猛攻をぎりぎりで躱しながら何か説得をしていた。武器一つ持っていないひげ面の男が若干哀れではあるものの、とにかく、あそこの二人は放置していていいだろう。
そこまで考えたところで、コンラは何故シンジが自分の持っていた竹刀を持って行ったのかを理解した。あのひげ面の男がコンラから武器……もとい、竹刀を奪われないようにするためだったのだ。もちろん、師匠であるスカサハのためではなく、ついでに厄介な追手であるこの男を始末してもらおうと画策していたのだろう。あの短時間でここまでのことを考えた……いや、もしかしたら、単純にたまたまなのかもしれないが……抜け目のないシンジに、コンラは少し呆れるような気持ちを覚える。
コンラは少し考えたあと、シンジのことなどそっちのけで死合を始めたスカサハを放置し、無遠慮に暴れまわるチンピラたちから管理人たちを守るために軽く肩を回す。
そんな戦乱に紛れ、シンジは素早く国有召喚獣保護施設から抜け出した。
【国有召喚獣保護施設】
召喚獣の保有には、毎年かなりの額の税金が必要になる。また、召喚獣にもよるものの、基本的に食費や生活費なども必要になってくるため、召喚したは良いものの、その維持ができなくなる場合がある。そのようなときに、召喚獣の契約を国に譲渡することができる。
スカサハの場合は召喚者は王アリルであったものの、契約前に殺されてしまい、野良の召喚獣となっていた。現在は保護施設の管理人と契約を交わしている。




