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小さな愛が灯る場所  作者: 浮世雲のジュン
第3章:春の光と影

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61話 『小さな葉の緑を、優しく見つめて』

日めくりカレンダー(文子さん version)

ちいさな葉のままで

そっと いきている

その時間こそが

あなたの初夏なのよ。

61話 『小さな葉の緑を、優しく見つめて』


初夏の緑が、窓の外でそっと揺れています。

https://suno.com/s/izm7clG69c2lLCN6


その揺れは、まだ言葉にならないあなたの心の奥で、

静かに芽吹いている小さな希望のようでした。


文子さんが微笑みながら、

小さな葉にそっと指を添えます。

「小さな葉もね、一枚一枚、

誰にも気づかれないところでゆっくり育っているのよ。」


透が頷き、淡い光の方へ目を向けながら言います。

「灯台の光は、そんな小さな緑を

急かさずに、ただ優しく照らすんだ。」


あなたへ。

もし今、心がまだゆっくり育っているように感じても、

それは“遅れ”じゃなくて、

“あなたの季節”なんだよ。

無理に大きく葉を広げなくていい。

一枚の小さな緑のように、

あなたのペースで、

そっと、静かに育っていけばいい。


「四分の一でいい。

今日は、小さな葉をぼんやり見つめているだけでいいよ。」

透の声は、初夏の風のように柔らかい。


灯台は、

まだ小さな葉のそばに立ち、

その成長を急かすことなく、

ただ淡く、温かく照らし続ける。


そして灯台荘もまた、

あなたが“まだ小さな葉”でいる時間を

そっと守っている。

そのままで、本当に美しいから。


小さな葉のように、ゆっくり育つ日があっていいんです。

ぼんやり緑を眺められたなら、それだけで十分です。

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