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小さな愛が灯る場所  作者: 浮世雲のジュン
第7章『春の風が、そっと触れる朝

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481/1012

481話 「祭りの夜、灯が集う」

灯火祭当日、夕暮れとともに大勢の人が灯台荘に集まった。

「祭りの夜、灯が集う」

地元の漁師家族、都会からの観光客、雪女の末裔の老婦人まで。 夜が深まるにつれ、提灯の柔らかな光と灯台の回転灯が美しく重なった。


ステージではまず湊がギターを弾き、凛が詩を読んだ。


招かれる夏

雪乃の冬の扉が開き

アイダの凍る波を越え

Graceの嵐のボートが

今、私の夏に 繋がる 失った光も 遠い勇気も

すべてを ここに 招き入れる

灯台荘よ


あなたは止まらない 観客から大きな拍手が沸き、遥のカメラがその瞬間を切り取った。


悠真が静かに凛の横に立ち、

「よくやったな、凛。お前はもう、立派な灯台守りだ」

その言葉に、凛の胸が熱くなった。


湊の視線が一瞬優しく揺れたが、彼も微笑んで拍手を送った。


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