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小さな愛が灯る場所  作者: 浮世雲のジュン
第7章『春の風が、そっと触れる朝

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476/1012

476話 「灯台荘は、夏も止まらない」


夏至の夜、灯台の頂上に皆が集まった。

https://suno.com/s/HtPQl1BJZlSQOEF6

凛は眼鏡を外し、風に髪をなびかせながら、詩を読み上げた。


夏灯 〜招かれる光〜

雪乃の冬が アイダの海が

春の桜を 越えて

夏の空に 広がる

私は扉を 大きく開け

失ったものも これからのものも

すべてを この灯台に 招き入れる灯台荘よ

あなたは止まらない


四季を巡り


世界の物語を 胸に

誰かの帰りを

これからも 優しく 力強く

照らし続ける私がこの世界に 愛を感じる限り回転灯の光が、夏の夜の海を美しく照らし、水平線の彼方まで伸びていった。

凛は皆の顔を見回し、静かに微笑んだ。灯台荘は、止まらない。


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