盲腸
「ピョン属も、前世では大切なお友達だったんですね」
森の動物たちと友達っていうことは、ウサギは森の動物だったんですよね。
「も、もちろんですっ。いつも、そばにいて僕を癒してくれました」
「もふもふね」
「もふもふは大切」
「もふもふというやつですな」
エリさん、エリーゼさん、留さんの言葉に続いて私も大きく頷く。
「完全ボッチ勇者はもふもふと魔王を倒す~魔王、覚悟しりょ――噛んだ!人間と話をしなさすぎて噛んだ~みたいな感じでしょうか?」
もふもふってタイトルに入ると、期待値上がりますよね。
「あはははっ、ありそう、有玖なら、大事な場面で噛みそう!」
エリさんが爆笑。幼女がお腹を抱えて笑っている姿はかわいいんだけど、笑われている社長が複雑な表情を浮かべている。
「え、あの、違います、社長、社長のことじゃなくて、なんとなく話を聞いてこんなラノベのタイトルかな?と想像しただけで……」
失言だったかな。架空の話とはいえ、それぞれ自分の設定で、それなりの思い入れを持って設定してなり切っているんだとしたら、それを揶揄するようなというか、かき混ぜるようなこと言うのは失礼だったかな。何も知らない癖に……っていう立場で……。
「いや、図星だったからびっくりした……」
社長がちょと首をかしげる。
その後ろで留さんが笑いをこらえているのが見えた。
ピピピピピッ。キッチンタイマーの音に会話から離脱して作業に集中します。
ゆで卵がゆであがりました。
急いで冷やさないといけません。温かいままおいておくより、冷水で冷やしてさましたほうが皮が向きやすくなるんです。本当は、殻に少しひびを入れて冷やした方がよりむきやすくなるんですが、お客様にゆで卵として提供するものに、穴やひびがあるのは見栄えが悪いですし、クレームにつながるという話を聞いたこともあるので。
割らないように取り出して流水で冷やす。
冷やしながら、割れてしまった卵を選別して取り出す。
モーニングのゆで卵ではなくて、皮をむいて卵サンドにしたりするのだ。
「まぁ、話だけならば営業時間が始まってからできますから。自己紹介も終わりましたし、他の人に見られては困ることを終わらせましょうか」
ん?私も見ない方がいいかな。なんだろう。気になるけれど……。
「酸素みたいに見えないけれど存在する魔素があれば魔法が使えるところまで話ましたね。肺活量や胃袋の大きさで説明しましたが、実際は魔素を取り入れて体のどこにおくりこまれどこにためられるのかは分かりませんが……まぁ、私は胆嚢や虫垂あたりが怪しいと思っているんですよ」
留さんの言葉に社長が反応する。
「確かに、虫垂炎、いわゆる盲腸は切除しても何も影響のない臓器だと言われていますし。役割が分からないのは、魔素がなくて役立つ機会がなかったという話ですか!」
そういう設定も面白いですが。実際は、盲腸って最近の研究で盲腸を切除すると大腸がんになりやすいとわかって来たとかテレビで見ましたよ。
いつもありがとうございます。
あれやこれやで、なかなか執筆できなくて、ストックがだんだん……げふげふ。
というわけで、できるだけ毎日更新しようと思って続けてきたけど(時々忘れたりするけど)ちょこっと時々抜けることが多くなるかもです。
コロナ、みなさん本当に自粛してといわれたら自粛してくださいね。
私、自粛しすぎて疲れてます。ストレスもたまってます。
でも、自粛続けます。
死にたくないんじゃない。死んでほしくない人がいるから、続けます。
……つまりな、お外執筆が……ごにょ……できな……い……ごにょ
名古屋情報。
えーっと、コロナワールドって会社があってな。小牧が本社らしい(調べた)ら、東海三県以外にも店舗あった……知らんかった。
……こんなことで、コロナって単語が毎日目の敵にされるなんて、大変そうだなぁと思っているけれど。
ボーリングや映画やカラオケやパチンコとかの遊戯複合施設だったりするから、またなんていうか……大変だろうなぁと……(´・ω・`)
何度か利用しているだけに、がんばれー。収束したら遊びに行くよーと思いました。




