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最強彼女  作者: 草薙若葉
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先間のたこやきは。

「ーーで、次は先間か」


どんなたこやきが出てくるのか恐れおののいた僕だが先間のたこやきは普通だった。


・・・見た目だけは。


おなかがすいた僕が安心してそのたこやきをつまむと


「うまいじゃん」


中に入っているのはタコじゃなかったけどおいしかった。


食べたことないけれど、なんか絶妙な味がした。


「ほんまや、うまいやん。何入れたん?」


「西山が食べたのはカナヘビの尻尾、北山が食べたのは女王アリ」


「うげぇえええ」


カナヘビの尻尾って・・・。


どこから拾ってきたんだ、そんなもん。





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