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黄泉帰った南藤
「さぁ、南藤はほっといてー」
いや、あれほっといていいのか?
白目剥いてるけど。
「次、翔子ちゃんいこうや」
「コレなんだけどー」
翔子が持ってきた皿のうえには・・・
なんじゃあれ?!丸くないけど。
翔子が作ったたこやきは、たこやきではなかった。
えっと、そうだな。
どちらかというとお好み焼きとかそういうカンジ。
「たこやきってよくわかんなくてー、食べたことないしさぁ」
「なんやて?!ほんまか!もったいないな~」
「おいしいの?」
「あたりまえやんか!あの美味しさは神やで!」
暇で爪をいじっていると、だれかが足をつかんできた。
足元に眼をやると
「み、水をくれぇ・・・」
げっそりと痩せた南藤が僕を見上げていた。
その姿はまるで、通りすがりの人食べ物を乞う老人のようだ。
コップに水をくんで渡してやると、南藤はあっという間に飲み干した。
「・・・僕ちんさ、死んだばあちゃんに会ってきた」
・・・。
「そんで、ばあちゃんにおまえはまだくるなって追い払われた・・・」
・・・それ、やばくね?




