3.生徒会メンバーは美人さんと王子様(?)〜紫ローブの集団登場〜
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バタン。ドアが閉まる。
「あ、いた!」
少し上から声が降ってきた。
「へ?―ティル!」
ティルとキュリティー先輩が棒に乗って飛んでいる。
「ありがとうございました、キュリティー先輩」
ティルはピョンと、棒から降りて着地する。
「じゃあね」
「そういやルイ、王子と何を話してたんだ?」
「将来の夢です」
「どんな?」
「笑わないでくださいね。彼の夢は王様の政治を変えることです」
「なるほどねぇ。会長」
「ん、ああ。ルイ、王子を連れてきてくれ」
え?
何故、ツェルドくんを?
いいですけど。
「連れてきましたよ」
「ツェルド・ジュンヴェイテ、生徒会員になっていただけますか?」
「え?あ、うん」
「これから、よろしくお願いします」
「あの、会長。敬語を使ってくれなくてもいいんだけど?」
「そうか?」
「はい」
ツェルドくんがコクッとうなづく。
「いやぁ、皆様お揃いですね」
何この、耳障りな声。
後ろから聞こえる。
レネアさんはもう振り向いている。
「学園会か。生徒会に何か用か?」
学園会メンバーは紫のローブを制服の上にまとって、猫耳のような耳がついたフードを被っている。
「会員、今年度も少ないですねぇ」
「会員数で張り合うなんて、しょうもない。何がしたい?」
「負け惜しみですかぁ?クククッ」
「負け惜しみ?何に対して?」
「王子に関わるのはやめて下さい。王、命令ですよ?」
白い髪の男の人はレネアさんの質問を無視して、用件を伝える。
「どうしてだ?」
「あなたたちが反王運動をしていると聞いたものですから」
「そうか、反王運動……。それは正解でもあり、不正解でもあるな。しかし、王子を渡すわけにはいかない」
「なら、戦いましょう。王子をかけて」
「臨むところだ」
こんにちは。
風葉 千尋です。
今回は前の2部分よりちょっと長めです。
皆、ワイワイしてます。楽しんでくれましたでしょうか?
王子様をかけてのバトル書きますので今までよりちょっと早いけどバイバイー!




