【用語ファイル-7-】期末考査
File_35:召装
《共鳴》がさらに深化した際、召喚獣の性質やイデアが、召喚士の肉体または武器へ強く表出する現象と言われている。発現時に召喚獣の姿が消失し、その力が武器や装備へ移行したと見られる事例も報告されている。発現者によって現れ方も大きく異なり、《共鳴》との明確な境界や発現条件については、現在も研究が続けられている。
File_36:期末考査
各学期の終盤に実施される、筆記考査と実技考査の総称。両方の結果をもとに、召喚士としての知識や技術を総合的に評価する。筆記考査には赤点が存在し、原則として各科目の平均点の半分を下回った場合は、補習および追試の対象となる。実技考査では勝敗だけでなく、戦闘技術、イデアコントロール、状況判断、安全管理、連携なども評価される。特に優秀な成績を収めた生徒は、学期末の全校集会で表彰されることもある。
File_37:屋内訓練場
聖召学園の敷地内には、両手で数えられる程度の屋内訓練場が存在する。施設は正方形に近い形状をしており、その中央に円形の戦闘エリアが設けられている。周囲には観客席が配置され、授業や自主訓練のほか、実技考査や校内行事の会場としても使用される。戦闘エリアの直径は施設によって異なり、およそ五十メートルから百メートル。授業内容や考査形式に応じて、使用する訓練場が選ばれる。床面はコンクリートに近い硬質な質感を持つが、お決まりの特殊な形状記憶機能が備わっており、戦闘によって生じた損傷は時間の経過とともに修復される。屋内施設ゆえに水気がほとんどなく、水属性の生徒からは、しばしば改善を求める声が挙がっているが、現在のところ改善の予定はない。
File_38:自習室
各学年のフロアに一室ずつ設けられており、定期考査が近づくと期間限定で開放される学習用の部屋。考査期間以外は誰にも使用されておらず、存在そのものを忘れている生徒も少なくない。室内には一般的なテーブル席のほか、一人用のカウンター席、立ったまま勉強できるスタンディング席、床へ直接座れるスペースが用意されている。一人で集中したい、複数人で教え合いたい、座っていると眠くなる、床に教材を広げたいなど、各々の勉強スタイルに合わせて自由に利用できる。監督する教員は配置されていないが、ドリンクバーが常設されている。利用者の一部は、ドリンクバーを目的に入室しているとも言われている。
File_39:ゲッコウHZシリーズ
華園重工が製造・販売している、召喚士向けの銃器シリーズ。用途や対応するイデア出力に応じて複数の型番が存在し、銃火器を扱う召喚士なら一度は手にすると言われるほど広く普及している。「HZ」は、開発元である華園重工の名に由来する。最新モデルの90型はシリーズ第四世代に当たり、従来型よりも高いイデア伝導量と安定性を備えているが、現在はまだ一般流通していない。一般流通していないはずである。




