表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/24

22、7年。

遅くなりすみません!




「ルセット兄さんおかえりなさい!」

私は笑顔でルセット兄さんを迎えた。

……魔法の練習してたなんてバレないように。


「シェロ ただいま。今日は何してたの?」

柔らかく微笑んだルセット兄さんに質問された。でも、その回答は既に考え済みです。


「アシュレイさんと一緒に遊んでました。(魔法で)」

間違ってないので嘘じゃない。

「ルセット兄さんはどうだったの?」


「ん?…楽しかったよ。王弟…ノアと仲良くなれそうな感じだったよ。あとね、凄く綺麗な子が一緒にいたんだよね」


王弟の名前はノアって言うのか…

あと、綺麗な子。うん。わかるよ。ルセット兄さんは男の子だもんね。綺麗な女の子好きだよね。

私も綺麗な人、好きだよ。…周りに綺麗な人しかいないけど。


「あ、ねぇ。シェロは金髪碧眼の知り合いっている?」

ルセット兄さんが小首を傾げてこちらを見ていた。


…金髪碧眼…?


「何故です?」

「いや、知らないならいいんだ。それで」


金髪碧眼…ねぇ。

あー、あの子。あの子の色は何色だったかな。ザッなんとかって色してたはずなんだけどな…。

ルセット兄さんが「シェロが覚えてないだけなのか、アイツの思い違いか…でも能力でなぁ」とぶつぶつ言っていたが、よくわからなかったので聞かなかった事にした。



ルセット兄さんは、王弟さんと勉強。

私はアシュレイさんと魔法の勉強。

あと、ヴィル様とおしゃべり。



私がほとんどの中級魔法を使えるようになる頃には2年の月日が流れていた。



「ルセット。本当に、寮に入るのか…?」

ヴィル様が泣きそうな顔してルセット兄さんに聞いる。


今日はルセット兄さんの学校の入学式です。

…入学式当日までごねるヴィル様です。通常運転ですね!はい。


「寮に入りたいと思います。てか、入ります。大丈夫ですよ、休みの日は毎回帰ってきますから。それに、何かあればアシュレイさんに送ってもらいますから」

ルセット兄さん笑ってヴィル様に返す。


「はい。勿論です。任してください!何処でもワープして迎えに行きます!」

アシュレイさんは自信満々に言うけど、きっと、ヴィル様が言いたいのはそう言うことじゃぁないと思うんだよね。

でも、大丈夫。まだ、私が居るから。


「ヴィル様?ルセット兄さんは休みの日は毎回帰って来てくれるって…それに、私は毎日ヴィル様の側にいます。……それじゃぁダメですか?」

私は上目遣いでヴィル様を見つめた。


「ゔっ…」

ヴィル様は顔を両手で覆ってうずくまってしまった。


ヴィル様の扱いには慣れたものだ。

……もう、7年。7年お世話になっているのだ。


「ヴィル様。僕はこの1年で地盤作りをしたいのです。シェロが入学したら毎日ここから通います。寮に入るといっても1年だけですから大丈夫ですよ」


ルセット兄さんはニコッと笑って、馬車に乗って学校に向かった。


………泣いているヴィル様を置いて。





一気に2年進みました。

すみません。早くシェロと王子を合わせたかったんです…。

次も1年進んでます。はい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ