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異世界で、変身ヒーローやりました。  作者: ヤガミタケト
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65話 バイト3日目、難問への解決は

まさかの投稿忘れ。

滝汗でした。間違って別の作品に投稿したかと思った。

というわけで、ユナえもん。

今回の難問はこれだ……っ。


《どうしたらイブキの機嫌がよくなりますか?》

『今までの話の流れから、いきなりそこに着眼されるあたりはおかしいとは思ってますよね? ユナえもんとか言われるのはこの際ほおっておきますが』


すまん。だが、これもこれで難問なのだが。

そちらはまた後ほど解決案を相談するとして、本来の問題はこちら。


《学生たちに対して、チハヤを見バレさせずに、本当にどうにか1日マジで何とかできませんか?》

『なんだか本当に切実なんですねそれ。あ、あと、あんなネズミを恐れる青猫と一緒にしないでください』

ご理解いただけて何よりです。が、ほおっておかれてませんよその話題。

ちなみに青猫が駄目というなら何だったらいいの? オレ、あのロボット嫌いじゃないんだよね。

いや、むしろ好きの部類だな。性格として憎めない。

『……マスター。私も青猫と同類だから!』

あ、でもパニック時の道具をハチャメチャに出すのは好ましくないな。

『マスター。ここにどんな危険なときでもクール&キュート。青猫の上位互換であるユーナがいますよ?』


いかん。

話 が 脱 線 し て い る ! !



「ヒロタンって変身できるんだ……」

「ん? ヒロユキ殿から聞かなかったのか?」

「はい。あんな風に黒い人になれるっていう話は初めてですねチハヤ様。で、ヒロタンと喋っているのがヒロタン専属神ですか。先日の『神速! 神ニュース』でトップ飾った」

「うーむ。ユーナは神というよりは機械というか、いや思考としては人に近いからなんと表現すればいいのか分からんが、半神のレベルではあるじゃろ」

今回の問題の根幹である2人というか2柱というか、いやもう2人でいいや。

他人事のように眺められてるが、変身した原因はあんたらだぞ?



さあ、ユーナの答えやいかに。



『では、いくつかの案を提示します』

ユーナの声とともに、仮想ディスプレイに表示される文字の羅列。

と何故か絵が……、なにこの二次元美少女。

えーと。お、文章が。

ユーナのイメージ画像です。現世に顕現した場合、この姿をベースにマスターの好みに……。


スキップ。

できません? いいだろう。オレに対する挑戦状と受け取った。

無視します。もしくは変身解除。


よし、スキップ可能になった。

『この案件については、後日確認する必要がありますね』

いや、それよりも早く案を! 案を!


『① 物理的に黙らせる。一番楽と思われる』

却下。


『② 金銭的に黙らせる。マネーパワー。ただし今日が終わったらノーマネーでフィニッシュかも』

何故そのネタを知っている? だがそっちのツッコミを入れる前に却下だ。


『③ このままヒキニートゲーム廃人をエンジョイさせる』

いや、今は運営さんがシステムを懸命に色々やってるみたいなので、そこまで酷使させないで。

って、違う。


『④ ユナイトの力で一時的に地球から隔離』

ほほう。これならば、って違う! これは①が具体的になっただけ!

ほら、他を出す! ってオレも考えないと!


ってそんなに簡単に出てきたら、一番最初の問題に対しての案も簡単に出てくるっての!


『あ、イブキとの仲ってやつですね? ……む? 何かが閃いた感じがした! そうかそっち方向! ならば、いっそそっちに』


そっち方向って! おーいユーナ! そっちはどっちだ? 明日はどっちだ?


って思ってもどうしようもない。今はユナえもんに任せよう。

で、そっちの2人は何を? あ、ユーナについて? へー! 聞かせてもらいましょう!


「ユーナが神? 何それ新手の詐欺? だってユーナだよね?」

聞いたのは聞いたんだけど、、冗談だろ? それってなんちゃって政治家の方便レベルのような。

「気づいておらんとはそれはそれで恐ろしいぞ」

いや、目の前で茶をすすりながら喋るジャージの神様に恐れられてもな。

うーん。人間味がいつの間にか出てきたとは思ったが、まさか人間を通り越して神とは。

「いや、人間っぱくなったなーとは思ってたけど」

「ヒロユキ殿はすごいときとすごくないときの差が激しいぞ」

「そりゃあ『ユナイト』着てたらすごいけどさ……。ってそっち基準にされたらかなり普段がきつい」


元事務職で現喫茶店の料理人だぞ。しかも料理の腕は自炊で鍛えてたから三流以下だろう。

そんな一般男性三十歳台を捕まえたうえで、『ユナイト』と比較されたらたまったもんじゃない。

昨日のあれはともかく。

昨日の神のなんとやらは多分、あれだ。

『ユナイト』とかチハヤのせいだ。


少なくとも、オレにそんな能力はない。

あったら、日本でもう少しまともな生活というか、いい生活を送れてたはずだ。

あー、なんだか落ち込んできた。


「なぜに辛そうにため息を吐く?」

「まあ、独身で三十台で、とりたててすごい能力もない一般男性は、まあ、いいところなんてないわけで。いやむしろ悪いことばかりか? 日本じゃあんな生活であんな仕事で、へとへとで恵まれてるなんてお世辞にも言えないし、あーそりゃあすごくないよな……、はぁ」


異世界に来て、何かしらのチートとかそりゃあ、ちょーっとは期待してたんだよ?

いや、チートはあった。『ユナイト』という変身スーツ。


って、そんなの望んでない!


ほら、チートと言えば、例えば、伝説のなにやらを装備する人とか。

あるいは経験値が何分の一でいつの間にか救世主とか。

料理チートとか知識チートとか。

あるいは転生して子供のときから無双とか!


あ、ハーレムは苦手だな。1人で十分。というか2人目はリアルだとマジで辛いと思ってる。

実際やったことなんてないからわかんないけどね!



……何かに毒されてる? いや、いたって普通のおっさんだけどね!

大丈夫だ、問題ない! とか平然と言えるおっさんだけど、ね……。



……あれ、何だか自分に心理的ダメージが来たぞ?

ご意見ご感想などお待ちしております。


パソコン壊れてだましだましですけどお待ちしております。



だましておけるうちに新しいのを買わないと(またも滝汗

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