表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で、変身ヒーローやりました。  作者: ヤガミタケト
71/80

63話 バイト3日目、事務る事務れば事務るとき

ヒロユキも地獄を見たようですが、

まだだ! まだ私のほうが地獄だよ! GW? なにそれおいしいの

怖かった! 男女問わずに「うち(の神社)に来て下さい終身で」と言われるのは!

白衣とどっちがいいかって? そんなベクトルじゃない。

1つだけ確実に言いたいのは、モテ系のラノベ主人公というかギャルゲーの主人公は、よくこれに答えられるな……!

ハーレムとかは二次元までだな! うんうん!


つまり何が言いたいかというと。

バイト2日目は、夢だったんだ。オレは今日も一般人だ! と、思うことにしたのだった!


という昨日を回想しながら、滝斬りも無事終了。

太刀筋の強弱を出せるようになったので後は……純粋に強さなのかそれとも。

という考えを巡らしながら、帰ってきてから桜千早神社での食事。


「ヒロユキくんのおかげでもう、うちね、祭りがこれ以上なくスムーズに進むんだよ! いやー! 若い力は凄いねー! しかも学生の単位取得にも一役買ってるなんて! 学校の提携ってのはすごいもんだね! ぼかぁ、ここの神主やってて初めてだよこんなに楽なの! もう、ありがたい!」

「いや、それはいいんですが」

「ヒロユキさんはバイトのレベルを超えた働きをされちゃいましたからねぇ。私も正直、ここまで楽にできる祭りは初めてですし」

そして、ご飯大盛りでいいかしら? ってそれ盛りすぎ! まだ一杯目! おかわりしてないし! そもそもそれ何タワー? どこぞの大食い番組じゃないから! やめてイブキ母!

そして、オレより先に白米タワー盛りされたのに、大笑いでもう半分クリアのイブキ父って凄いな!

「なあ、イブキ。オレ、何した?」

「ヒロユキさんの身から出た錆です。撒いた種はどうぞ自分で刈り取ってください、ふん」


あの大学での授業のあと、まあ色々あったのだが、インパクトの強いやつは2つくらい。

その1。なんだかイブキの態度が冷たい。なんで?

そのことわざヤマトにもあるんだ、とか言いたいけど、イブキがなんだがよそよそしいと言うか。

棘があるというか。距離置かれてる感じがする。


「まあまあ、落ち着いてください桜丘ご夫婦。あ、私は大なく小なく並でお願いしますね」

巨乳メガネ! いやモモ! 来るには早いだろうが! って朝食に同伴されてるってどゆことよ!


その2がここにいる倉敷モモ教授。

巫女服ではなく、なぜか白と黒の……フリフリのあれ、たしか、えーと。

ゴシックロリータ! そんな感じの奴! 間違えてたらそっち関連の人ごめん。

何でここにいるかというと、単位取得として桜千早神社の行事手伝いを学生に課したのだが、監督官がいないので、ということで、提案した彼女自身がこうして桜千早神社にいるわけで。


ということは、多分どこかに奴もいる。


「モモ、もしかしてヤクサもここに」

「いますよ? ヒロユキさんのウツツウツシが解けないので車に乗せて連れてきました……ってあれ? どこへ? ……まあ神様ですし心配ないでしょう。多分、上位神であるソハチハヤノミコト様へご挨拶へ向かったのでしょう、きっと」

祭神のことをほおっておいて、食事の速さは普通のペースか。

どうやらヤマトにおける天才的変態に、食事ペースは関係なさそうだな。

めちゃ遅いやつが1人、知り合いにいるからだが。


ってそうじゃない。

やばいな、チハヤが。あいつ、今、多分寝てるから……もしヤクサがあの高いテンションであいさつしたらどうなるか。


キレるぞ! 間違いなく!

事後処理が大変なんだよな、あれ。

『ユナイト』に変身しないと、本当に大変なんだ片づけが!

「いやーな予感するのでいってきます」

「あ、わた……」

「「いってらっしゃーい」」

ああ、いつもなら率先してイブキが声をかけてくれるのに。

今、声かけてくれそうだったのに、……なんだかなあ。


いや、気を取り直して、被害を抑えるために行ってきますか。




という数分前のオレの気合を返せ。

なんでデスクトップパソコンが前まで1台だったのにいつの間にか2台あるんだ、とか。

何で上下ジャージを着用しているんだ、とか。

「チハヤ様! バフが切れそうです!」「任せておくがいいヤクサよ!」

2人してちゃぶ台の上のモニタで、どうなったらネトゲやってるんだとか。

ツッコミどころが満載だが。とりあえずは。


「2人とも、おはよう」


朝の挨拶は基本だよね。

で、本当にあんたら神?


「え? ってことはヒロタンゴッドレベルってこと? 変身見たい見たい! よし五月雨十文字!」

おい、ヤクサに何言ったんだチハヤ。って、言葉とは裏腹に、モニタ見てるから変身しても見れんだろうが。って何か技出してるし。

「ヤクサには驚いたが……うん、とデバフがやばいの、じゃよ。あー、っと、よし。わしが言ってもなんじゃが、よくあの説明でウツツウツシが出来たのかが不思議でならんが……、まあ、あれじゃな! わしとヒロユキ殿の仲じゃからツーカーってやつじゃな!」

そっちもそっちで、モニタ見てるんじゃない。キャラが鍋かき混ぜてるけど、いいのか? それは。


しかも2人とも違う話だから、どうコメントしていいか分からん。

同じネトゲしてるのに、なんだろうこれ。

オレもやる、わけがない。そもそもPCがない。『ユナイト』に変身すればユーナあたりがなんとかしてくれそうな気がするが、そんな必要も感じない。


今、やらねばならんのは、これだ。


「重要な話があるので、後10分後にここら近辺を停電にするが、いいか? 本気なので『変身』」

「「な、なんだってー!!」」

サイレントで変身して、PCの命綱、もとい電源ケーブルを持つ。

変なことを起こせば、ケーブルがどうなるかな? という人質もといケーブル質。


「ヤクサよ戦闘を終われ! ヒロユキ殿はマジじゃ!」

「ぎゃー! マヂですか! って何あの黒の人! ヒロタン!? ヤヴァイ強そう! じゃない敵がまだ! ええい、必殺の業覇総穿・滅級! よしポータル起動しましたチハヤ様!」


あれ? 神の御業とかを使うかとだと思ったんだが、いたってまともにゲームしてるな。

存在そのものがチートだから、それくらいやりそうだと思ったんだが。性格的にも。


この点については、オレ、反省。



なお、戦闘終了から、PCのシャットダウンまで、8分で無事終了しましたとさ。

カウントはユーナがとってました。

『マスターのためならきっちりカウントして、超えてたら本気で切るつもりでしたよ? 色々と、ね』


このセリフ。オレよりもユーナのほうが怖かったのだった。

ネトゲ神たちにはここは黙っておこう。そうしよう。

ご意見ご感想など、お待ちしております。


あえて言おう、GW? なにそれおいしいの え たべものじゃないの?


れんきゅう? あ、いちごにかけるやつね? またのなをこんでんすみるく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ