61話 バイト2日目、そんな死に方はいやだ
この小説は前回の更新から10日以上経過しています。
今後、更新される予定は
って更新しました! お待たせしました!
ようやく仕事が落ち着き始めました。
ただ、罵詈雑言や呼び出し説教といったパワハラが酷いので……
自分の体験を小説にしたほうが面白いかもしれませんね(自虐
とにかくモモが1人芝居、ではなくヤクサと問答しているあたりがラッキーか。
本当ならイブキがサポートしてくれればかなり楽なのだが。
ユーナがいればさらに。
『ユナイト』だったらもっと。
ないものねだりを思いつつ。
まずは、目に力を入れてヤクサを見る。
ヤクサを見たときの「見える、見えるぞ! 私にも何かが見えるっ!」という気合。
まずは改めてそこから。
よし、しっかりはっきりくっきりヤクサを確認。
で、次。
目から気合レーザーを出す感じで、こう思うこと。
見えるレーザー、ファイアっ!
なお、このレーザーはかなり遅いので、何度も思いながら目に力を入れること!
とはチハヤの言葉。
本当かよ?
試すにも試す機会がなかったため、今回初披露。
とにかくもいっちょ! ふぁいあっ!
ドカン。
どこからともなく爆発音。音はすれど、煙幕とかはない。ただ、音だけ。
犯人はオレではない。目からビームで爆発ができるのは、どこぞの大魔王かどこぞの槍の勇者と決まっている。音だけだとしても、だ。
繰り返し言おう。犯人はオレではない。
せめて容疑者とでも言っておこうか!
じゃなくて、……どうやら成功したようだ。学生一同が、ざわつきはじめたから!
「ヤクサ様がよく見えるようになりましたが、まさか……! 私の視力が上がった!?」
メガネを外すモモ。そんな簡単に視力に上がると思うなよ。他を疑って欲しい。
おかしいですねー、とメガネを袖から出したメガネ拭きで丁寧に拭きだした。
素顔? かわいいがタイプじゃない! オレは見た目には騙されないのです。
周りに変態とか神とかリア充の嫁とかいるからな。
「うむううう? 何か視線を感じるけど」
対してヤクサは可視化されたことに、まだ理解が追いついてないようだ。
モモから走って離れていくって、オレの方に来るな!
と、ちょうどモモとオレの間くらいの場所でストップ。
学生たちの目線も、そちらへ向く。
そりゃそうか。いきなり変なロリが出てきたら。
それがヤクサ様とか言われたら、とりあえず黙るか。
「まさか、みんな、見える?」
「「「「「「見える」」」」」」
学生の誰が合図したわけでもないのだが、みんなの心はひとつ。ってやつか?
おや、オレのほうにも視線を感じる……イブキか。
『ヒロユキさんのしわざですか』
目線がそう訴えているので、とりあえず対応しよう。
『その通り』
あ、何だかむすっとした感じになった。
『こんな方法は、チハヤ様ですね』
『まあ、そんなところで』
すまん、チハヤ。お前を売るつもりはないんだが、こうなっちゃったら、……すまない。
今度プチきり飴作るから許して。
「まさか、みんなが素質ありに開花した、ってことは私の功績!?」
ん? どうやら勘違いしているメガネがいるようです。
少なくとも、さっきまで見た目1人芝居していた奴の功績ではないぞ。
見えるから素質ありというわけではないことに気づこうな。
「いや、これは……ヒロタン……っ! まさかまさかのウツツウツシをわたしにって、いやちょっとウツツウツシなんて普通の人には……っておや。ヒロタンは普通な人ではないからいけるわけ? あれ?」
どうやら目からビームの正式名称はウツツウツシというらしい。
さすがはヤクサ。変なのでも神は神か。
ウツツウツシ。多分漢字なら『現移し』、とかか?
そんなに使う機会もないから、目からビームでいいだろ。
それよりも。それよりも、だ!
むしろオレは一般人だ普通の人だ変態ではないしそこらにいる何かと紙一重のよくないほうと一緒にするな本当に困る!
と、息継ぎなしで言ってやりたい!
が、我慢我慢。学生の前で、そしてイブキの前でかっこ悪い大人はやめとこう。
かっこ悪いくらいなら変態のほうがましだ。
「ヤクサ様、ウツツウツシってたしか禁忌の類の呪いじゃないでしたか?」
モモがおっかなびっくりで質問しているが、何か恐ろしいキーワードが出てきたな。
オレもだが学生の皆さんもついていけないぞ。
ただ呆然と聞いているだけになってしまっている。
「術者の生命力を神の力に変えて、神を顕現する、とか。人である身が神の力に成るために、それゆえに代償は大きく……死を免れないとか」
待てええええええい!
ちょ、ま、オレ死ぬじゃん!
チハヤなんてこと教えやがった! 何? 腹いせ? 恨み? 何なの?
そんなこと買った覚えは……、ないこともないけどさああああ!
どうするどうなるとかじゃない! やばあああああい!
異世界でそんな死に方出来るのはオレだけ! って誰得だああああっ!
「いや、ヒロタンだったら問題ないでしょ? どこぞの神職の出かは知らないけど。相当のというか……多分だけど人間の能力は超えてるし。五柱と同等もしくは超えてる気がするけど。そうなると、もしかしてヒロタンってヤマトの最終決戦兵器か何か?」
「誰が兵器か!」
死ぬかもしれないとか思いつつ、とりあえずツッコミ入れとく! ってオレ大丈夫なの?
大丈夫みたいです。
よかったよ、さすがに今死ぬと心残りが多すぎる。
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パワハラもきついですが、別作品を執筆中です。
こちらはまだまだ表に出すには、もう少し書き上げてからにしたいので。
コメディがあいかわらず強いものを作ってますw




