閑話(孤児院とエゾ商会)
閑話(孤児院とエゾ商会)
一般教養の座学から学んだことをまとめた物になる。
■孤児院の概要
エゾ領(会頭の領地)にある孤児施設。責任者は会頭、エゾ商会からは独立している。
会頭はエゾ商会を作る前から孤児施設の作り運営をしていた。
農場はエゾ商会組合が管理運営
《施設の目的は孤児の育成と農場経営》
施 設 孤児5歳児(7歳くらい)~14歳児(17歳~) 全体270名現在
宿舎5ヶ所で収容
事務棟、講堂、食堂、菜園温室、教官官舎、農場宿舎兼作業場
牛舎・鶏舎・養豚場ほか多数
第1~3区教練場
院 長 孤児施設の責任者 「感謝の祈り?」係
副院長 会計主任
技師長 特別医療主任 (転勤、後任なし)
技 師 特別医療
菜園長 農場の責任者、菜園・薬学担当、元院長
教官A 教練・戦闘訓練担当
タイラン教官 錬気(治療以外)・戦闘訓練担当
教官C 一般教養、薬学担当
事 務 AB
寮 母 A~E
衛 兵 ABC
給 食 ABC 外部10名
菜 園 10名(農場兼務) 外部10名変動
用務員 A~E
保健師 AB (治療錬気の担当)
職員38名
※職員は職員の仕事を希望すれば、孤児を教育する係でもある
◎孤児院の革新性
施設は前世の世界と比べ劣ってない、生活してみて逆に理想的に思えた。孤児なのだから何かしらの訳があつて施設入る。施設に入るのは5歳児(前世で7歳くらい)からだが、恐らく親がいない子供達が多いだろう。
働けない幼い少年少女は、衣食住を無償でもらえるだけで有難い。農作業の仕事を義務付けられるとはいえ教育も受けさせてもらえる。社会保障のない世界で自活できるまで養ってもらえる。
この世界に盗賊や野盗が普通にいる、自分の身は自分で守らなければならない。読み書きと算数は仕事に就く有利なる、一般常識は騙しや詐欺を受けないためだ。その為に戦闘訓練と一般教養が必須になっている。
素晴らしいと思ったのは、希望すれば施設にいる職員の仕事を教育してもらえ覚えられることだ。
どこの世界でも冒険者や騎士の強さに憧れる子は多い、カッコ良いからね。だから年少組は冒険者や騎士を希望している者が多数いる。
だが現実は厳しい、憧れだけでなれる職業ではない。生死のやり取りする過酷な世界だ。平気で相手の顔面を拳で殴り、足で蹴り飛ばす、剣で切りつけて殺すこともある。
才能が有ればなれる、そんなもの訓練で何とかなるが。
平気で人を殺せる残酷な行為をできる人間が冒険者や騎士だ。
殺人者と違うのは少しだけ理性が勝っているだけ。だから精神を保てなくなった冒険者や騎士が殺人を冒すことは多い。理性と狂気は紙一重の世界。
前世の武道とは人の道、精神を鍛えること目的にしてるのだろうけど。人の生死なんてやってたら傷害罪や殺人罪で刑務所送りになってしまう。
この世界の冒険者や騎士は生死を平気でする人達だ、決して憧れだけでなれる職業ではない。
錬気のせいで猛獣や野獣の強さは半端ない(獣も錬気を使うのだ)、街の外を出れば緊張の連続だ。
冒険者や騎士を諦めた少年少女は自分に合った、好きな仕事を探すよになる。ここには自由に選択できる環境を整えている。
職員は仕事もあるのに、希望されれば子供たちに教えなきゃいけない。けど嫌なそぶりはみせない、逆に喜んでいるようにみえる。考えてみたら職員の大半は元孤児院の出身者が多い、ある者は思い悩んでいた自分に、ある者はその姿に過去の自身を投影していたかもしれない。
12歳~になると孤児院を巣立っていく。就職先は特殊な人以外、ほとんどエゾ商会の関連会社に就職していく。その理由は孤児院の責任者で創立者の会頭への恩返しである、恩は恩で報いるのだ。
施設から推薦・紹介された孤児は商会も安心して雇うことができる、孤児院の教育は伊達じゃないのだ。
孤児にかなしい過去はあるが、養ってもらい、十分な教育といえないが生きてくための常識は受けれる。さらに仕事まで斡旋してくれる孤児院は素晴らしいと素直に思う。
それでも道を外す者は少なからずいる、立ち直る機会を貰えてもダメな時は神様でもなきゃ救えない。
残念なことは、返す返すも院長の人達がいる違和感と存在が唯一の汚点となろう。
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■エゾ商会 旗は獅子の形 通称「白銀」さん
商会の企業戦略、新規事業、買収、国家への交渉。運営は下部組織の「エゾ商会組合」
会頭、副会頭、参与、組合長、副組合長三人の7人で構成
近年、会頭は病気療養中のため重要案件以外は表に出ていない。
商会の成り立ち
会頭、副会頭、参与の3人と含めた8人構成され『白銀の獅子団』を組んでた。危険な猛獣や野獣の討伐、野盗・盗賊集団の撲滅などで大陸中に名を馳せた冒険者の集団だった。
15年前、活躍をよく思わなかった貴族や野盗・盗賊集団が結託し周到な罠を張り殺しにきた。その時の戦闘で獅子団内の若手だった2名を失う羽目になった。この時、団員で実力者の3名はある国の宝探しで不在だったため、戦力の低下が『白銀の獅子団』の中から死者を出してしまった。
その後、会頭は『白銀の獅子団』を解散しエゾ商会を作り現在に至った。
「会頭」 壱ノ国の貴族(侯爵)
全て於いて達人クラスの実力者、大陸最強と言われた冒険者。長年に渡り国の治安維持に貢献し、帝国との紛争で武勲を立てた功績で爵位(侯爵)と辺境地のエゾ領地を国王陛下より賜る。
「副会頭」
頭脳明晰で商会を切盛りしていた。治療錬気は国随一と言われている。
『白銀の獅子団』に加わった期間は一年の新参者だったが、商会の創立に深く関わっている。
「参与」
『白銀の獅子団』の初期団員
腹心で会頭を守護することしか興味がない人。武術・錬気の達人。
■エゾ商会組合(商会の集合体)
組合全体を実質運営管理する組織、エゾ商会の下部組織
900社ある商会の元締め 通称『本店』と呼ばれてる。
壱ノ国を中心に各商会は大陸全土に広がってる。
理事長1名、副理事長3名、事業本部長(部門長)9名
本部は壱ノ国の首都
会員商会 300社以上 個人商会 600社以上 準会員(社員)2000人以上
※ただし直轄でない商会の社員は準会員になれない。
加入脱退は自由(再加入は難しい)
・部 門
1.農林畜産業・漁業 30社
2.卸・小売業 100社
3.飲食・宿泊業 60社
4.派遣業 3社
5.運送業 20社
6.製造業 10社
7.教育業 10社 孤児施設5ヶ所
8.医療業 10社
9.建築・土木事業30社
・監査部
・エゾ互助会
怪我や死亡しときの会員への救済、冠婚葬祭の互助
理事長の選出と権限
理事長の権限は少ない、あるのは副理時長と本部長を承認する権利だけである。
承認されなければ選ばれても役職に就くことができない。この拒否権は絶対である。
拒否権を発動され一年も部門長がいない部門もあったという。組合員の資格剥奪もある。
何故、理事長の権限が制限されているのか詳しいことはわからない。
・理事長の選挙
選挙は会員・準会員の資格が必要
推薦3名を記入で行われる
※後日、詳しく選挙ついて記載する予定




