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20 帝国の貴族を殴ってみた

「ファイアボール!」


帝国の貴族様がボクに魔法を使ってきたので避けてみた




手を伸ばした後に発動の呪文


その0.1秒後に炎の玉が発射される


知っていれば誰だって避けられる




・・・ボクが使う土魔法のアースランスと同じだよね


アースランスは止まっている人間にしか当たらない








という訳で火の玉を避けた


避けた炎の玉は背後の出店に直撃した


<ドカン!>と音がした


「大変だ!医者を呼べ!」と叫び声が聞こえた


「酷いことをするな!」と帝国の貴族の取り巻きが怒鳴ってきた ←今ココ




いや自分で ~本当は帝国の貴族の息子がだけど~ ファイアボールを撃っておいて被害が出たら人のせいにするなと言いたい




「ひょっとしてバカ?」


思わず言ってしまった





11歳の子供に軽蔑される、たぶん20歳くらいの大人に


「ぶっ」


っと誰かが吹き出しているのが聞こえた




そしたらボクの方を睨んできたよ





嗤われる愚かさを棚に上げ


吹き出した大人ではなく自分よりも弱そうな子供に突っかかっていく


それで自分は立派だと思うところが凄い





本当のバカだと思ったね




バカというのは何も勉強の出来不出来で決まるものではない


普通のことを普通にできるのが当たり前


普通のことをできないのが本当のバカというものだ





親も友人も誰も忠告してくれなかったんだね


可哀想に



と、つい思っていることを言ってしまった




そしたらギャンギャン煩い煩い


我を忘れて怒鳴っていた


お貴族様の子供と、その取り巻きの総勢5名




その場で拳を握りしめて顔が真っ赤だったね




殴って来ないのはお貴族様が動かないからだ


取り巻きというのは奴隷根性が染みついていて哀れだね




お貴族様の子供も殴ってこない


そりゃ魔法ファイアボールが使えるんだ


殴ったことはないだろう



つまりはその場で釘付け





まあこれらいで煽るのはいいかな?


そう思ったのでボクは地面に手を付いて叫んだ


「アースランス!」




お貴族様の息子 ~スタン様だっけ?~ の足元から土で出来た柱がニョキニョキと伸びて股間を直撃した


もう一度言おう


股間を直撃だ





通常、アースランスは槍状になり貫く魔法だ


今回は先端を平らにしてみた


そしたら股間 ~はっきり言うと『おちんちん』だな~ に直撃だ


「うっ」


と言って蹲る貴族息子すたんさま





取り巻きが状況を把握できなくて


「?」


となった



「アースランス!」

「アースランス!」

「アースランス!」

「アースランス!」


アースランスを四連発して取り巻きも以下同文にした




股間を押さえて蹲る奴ら





「悪は滅びた!ワハハハハ!」


と叫ぶボク




魔法使い同士の戦いに周りの人は見守るだけだった


魔法使いには勝てないからね





さあとどめを刺そうか、と近づいたら


「サクソニア共和国学園都市三番街自衛騎士団のガオークだ!そのままで動くな!」


と怒鳴られた

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