18 共和国に入れました
「お爺ちゃんとはぐれた」
そう言うと門番の人が優しくなった
安くて安全な宿を聞いたら
「カボチャ亭がいいぞ」
と教えてくれた
大通りから奥になるけど知り合いの夫婦がやっている食堂兼宿だそうだ
「かぼちゃの絵が描いた看板があるからすぐに判るよ」
だってさ
「ありがとう!」
元気一杯でお返事しました
・・・おまえの腹の中は真っ黒だ、なんて言うやつは誰だ?
「すみませ~ん、門番の人に勧められたので来ました~」
子供っぽく言ってみた
「お爺ちゃんとはぐれたからこの町で待つんだ」
聞かれないけど事情を語りました
・・・嘘は言っていない
いや癖になりそうだわ(苦笑)
いいね子供時代
今まで畑を耕したり、戦争したりで碌な人生を送ってこなかったからね
おれ、これから真っ当な人生を歩むんだ
・・・誰だよ、死亡フラグとか言っている奴
とりあえず宿を確保したので街中を探検することにした
荷物を二階の部屋に入れてカギをかける
カギを宿のお母さんに預ければ準備万端
さあ楽しい冒険の始まりだ!
・・・食料とか服と本とかが一杯あって凄かった
そこで思い知ったね
カッパーフィールド男爵家の状況というのが最低最悪だったことに
中央の貴族とか平民が安全に暮らすためだけの犠牲者
文句を言うと
「勤めを果たせ!」
と逆に逆ギレするんだよ
・・・うん殺そう
皆殺しだ
前から思っていたけど改めて決意した




