6/15
♯6「マルカッス帝王」
フェアロン帝国の都市「ハムス」の最も高い塔に帝王マルカッスはいた。
「グサッグサッグサッ」
自分の爪と爪の皮膚の間を針で突き刺している。。
あまりの痛みに悶絶しそうなものだが、、マルカッスは無表情だ。。
爪からは緑色の血が噴き出している。。
「これだけの痛みに無表情で耐えられるようになれば、、怖いものはない!! ハハハハハ!!」
マルカッスは独り言を言って、、笑った。。
塔の頂上から見えている巨大な帝国を見下ろした。。
「悪っていうのは素晴らしい!!」
また寂しい独り言を放ったマルカッス。。
その時の表情は、、ニヤリと悪い笑みがこぼれていた。。




