♯4「制裁」
ポコが船を漕ぎだして20分ほど経ち、、たくさんの建物が見えてきた。
「大勢の人がいるぞ?? 俺たちと同じ人間たちがいるじゃないか!!」
「そうです。。ここは、、人間たちが暮らしている異世界ですから……」
川の終着点に近づいた。。なにやら大勢の人たちが待ち構えているようだった。
「ゴキブリ人間だーーーー!! ゴキブリ人間が来たぞ!!!!」
ある男の子が叫んだ。
数百人はいようかという大群は、、みんな弓矢を持っていた。
その連中たちは、、弓矢を高井正とポコに向けて、、構えた。。
「あいつら……何する気だよ!! 弓矢なんて構えて、、、、まさか??」
「そのまさかですよ。。だから、、ゴキブリ人間は幸せにはなれないと言ったのです!!」
数百人の弓矢を構えた連中は、、
「発射ーーーー!!」
という合図をした。
当然、、たくさんの弓が二人に放たれた。。
「ああ!! ポコ!! なんとかしろ!!」
グサッ!! グサッ!! グサッ!! グサグサッ!!
何十本の弓が高井正の体を射抜いた。。
「がああああああああああ!! やめてくれーーーーーー!!」
一方、、ポコは涼しい顔している。弓が全く体に当たってない。
すべて体を素通りしているようだ。。
弓矢が扱えない子供たちは、、大きなこぶし大の石を投げつけてきた。
それも、、、高井正に直撃し、、高井は悶絶の叫びをあげる。
ポコはなにも当たらないで、、冷静だ。。
「おい!! ポコ!! なんとかしろよ!! ぶっ殺すぞ!!」
「嫌です!! あなたは自分の行いが悪いからこんな目に遭うのです!!」
「助けてください!! お願いします!!」
「もう一度言ってください!! 土下座しながら言ってください!!」
弓矢が激しく飛んでくるなか、、高井正は小さな船の上で、、土下座姿勢をとる。
「ポコ様。。どうか、、助けてください!! お願いいたします!!」
「もう、、『ぶっ殺すぞ』なんて二度と口にしないと約束できますか??」
「なんでも約束します!! 言う通りにします!!」
「私の言うことをなんでも言うこと聞きますか??」
「はい……」
弓矢が体のあちこちに刺さり、、痛みで、、自己中心的で敵意むき出しだった高井はおとなしくなって、、ポコに助けを求めた。。
ポコは高井正と手を繋ぎ、、瞬間移動して、、船から消え去った。。




