♯13「あと40分で……」
フェアロン帝国の都市「ハムス」の大広場で、、国の奴隷たち全員、、「約5万人」が集められた。
そこの真正面に、、帝王マルカッスがいた。。
帝王マルカッスが姿を見せるのは、、数年ぶりだ。。
帝王マルカッスは、、得意のダークエネルギーで、、演説をしながら声を奴隷たち全員に聞こえるように届けた。
「お前たちにいいニュースがある。。お前たち奴隷は、、何十年と、、大変な重労働と苦痛な生活を強いられてきた。その、、苦しみから解放するために、、わしは、、この世界もろとも消滅し、、破壊できる爆弾を開発してきた。あと、、40分足らずで、、完成する。そしたら、、わしと、、お前たちも、、みんな、、その爆弾により、、消滅し、、苦しむことはなくなるのだ。生きていることが、、最大の不幸である。。生きている限り苦しまなくてはならない。だからこそ、、苦しみから解放するためには、、私たちは消滅しなくてはならない。40分後に、、すべての苦しみが終わる。楽しみにしておいてくれ!! お前たちを苦しめてきたのは、、早く苦しみから解放されるために、、消えたいという強い想いを引き出すためにやったことだ。消えたいという想いが強ければ強いほど、、爆弾の完成が早まるのだ。。あと、、40分だ。それまで、、耐えてほしい」
それを聞いていた奴隷たちは、、混乱して、、騒ぎ出した。。
「ふざけんなーーーー!! 勝手にそんな爆弾を作ってんじゃねえ!!」
ある男の奴隷がそう叫ぶと、、その男は兵隊に狙撃された。。
「バーーーーン!!」
心臓を見事に打ち抜かれ、、男は即死して、、消滅した。。
「消滅できることが最後の救いであり、、希望であり、、慈悲なのだ!!」
マルカッスはそう叫ぶと、、姿を消した。
メルは、、膝を地面について、、絶望的な表情をしている。
「そんな……あたいも、、みんなも、、この世界も、、もう少しで消えてしまうの??」
涙がメルの頬をつたい、、地面の土を濡らした。
「メル……俺たちは、、戦おう!! ファーバイムも。マルカッスを倒し、、爆弾を阻止しよう」
高井はメルに手を差し出した。。
「うん!! あたい、、全力でマルカッスを倒すために戦う!!」
「ファーバイムは??」
高井はそうファーバイムに聞いた。。
「メルと同じ想いだ」
「そうか!! なら!! 今から、、マルカッスを倒しに行こう!!」




