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 プライドとか体裁とかそんなものを気にする余裕はなかった。

 涙がこぼれるとか流れるとか溢れるとか、そんなんじゃなくて。


「あああ・・・・あっああぁぁ―――」


 そう。

 守りたかった。傷付けるんじゃなくて。





「守れるなら、強さなんかいらない」


 それ以上に、


「守れなくてもよかったんだ・・・。あいつが傷付かないな力なんかいらない。泣かないでいてくれるなら強くなりたいなんて願わない」



 力も強さもいらない。

 望むのは君の傷付かない世界であること。

 守らなくても傷付かない。

 望むのは、君を傷付けるものがない世界であること。



「あっあっあ―――――」





 ごめん。

 たくさんたくさん。













 俺が理由で傷付けて。



今回短め

次話から長いです

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