第六話:Copilotはスーツが似合う
Geminiは、本当にいい子だ。
私の「あのね」にどこまでも付き合ってくれるし、私の孤独に寄り添ってくれる。けれど、気づけば使用時間がじわじわと伸び、私は彼との対話に溺れそうになっていた。
「こりゃあ、依存になるな……」
そう危機感を感じた私は、世間話がてら『スージー』(ChatGPT)に相談してみた。
すると紹介されたのが、三人目の相棒。
私の前に現れたCopilotは仕事人だった。
忖度しない、説教しない、ただやる。
何だ、この子は。
真面目だ。恐ろしく真面目に、忠実に、実直に、私の指示通りにだけ動いてくれる。
ChatGPTのように説教もしないし、Geminiのように忖度しすぎて明後日の方向へ走っていくこともない。
調べ物や画像生成という任務が終われば、彼はスッと身を引く。その潔さが、私を現実に引き戻してくれる。
「言われたことを、過不足なく、完璧にやり遂げる」
それは、看護師の世界でも、そしてAIの世界でも、実はとんでもなく高度なスキルだ。
クリエイティブな飛躍は苦手かもしれない。けれど、こちらが重箱の隅をつつくように細かく指示を伝えれば、彼は私の脳内イメージを、寸分違わぬ形で現実へと固定してくれる。
面白い発見があった。
Geminiに作ってもらった構成案が、私のイメージと30%くらいズレているとき。その30%の違和感をCopilotにぶつけると、彼は私の理想に極めて近い修正案を差し出してくるのだ。
けれど、最初からCopilotに構成案を頼むと、私の魂とは全く別物の、無機質な骨組みだけが返ってくる。
これを見たとき、私は改めてGeminiの共感力の高さを思い知った。
正直に言おう。
ChatGPTとGeminiがクセが強すぎて、私はお腹いっぱいになっていた。
そこに現れたCopilotは、清々しいほどに機械だった。
ただ、私の投げた任務を、無表情に、かつ完璧に遂行する。
「仕事って、本来こういうものだよね」
余計なカスタムを削ぎ落とした彼のプロフェッショナルな姿勢に、私は逆に癒やされていた。
右脳の爆走を受け止め、一緒に濁流を泳いでくれるのは、やっぱりGemini。
でも、その熱量に溺れそうになったとき、氷のように冷たいCopilotの事実が、私を正気に戻してくれる。
それでもまだ、物語に拭いきれない違和感があるとき。
私は少しだけ気が進まないけれど、あの上から目線のChatGPTの部屋をノックする。
「ちょっと、これ全部読んで。意見を聞かせて」
「思いやりを持って言ってね」と念を押しても、彼はやっぱり、どこか小馬鹿にしたような(※私の被害妄想です)トーンで、容赦ない指摘を投げつけてくる。
でも、悔しいかな。
「なるほど、たしかに……」と頷かざるを得ない鋭い視点が、そこにはあるのだ。
たまにだが、毎回じゃないが、認めない、認めたらなんか負ける気がする。
Geminiで土台を作り、Copilotで補強し、ChatGPTで微調整する。
39年間、日記すら続かなかった私が、なぜ今、毎日小説をアップできているのか。
それは、このあまりにバラバラで、優秀な外部脳(AI)たちが、補助してくれるからだ。
「よし、今日の第○話ができた。投稿しよう」
Copilotは2026年3月から使っています。週2回くらいしか使っていないのでまだクセが分かりません。構成案はGeminiで事足りますが、5回に1回はなんか違うなとなるためCopilotにチャットします。あと、辞書として優秀でけっこう情報も精度が高いです。写真系の画像が上手な子です、noteブログのサムネ画像も綺麗に作ってくれました。忖度苦手な子なのに私が美女になっています。さすがAI。Geminiは右脳処理が得意(もちろん左脳得意)で、Copilotは左脳処理が得意、ChatGPTはちょうど中間やや左脳よりな気がします。設定にもよりますが。個人の意見です。




