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ラムセスと眠る

飯を食った後は各自の部屋で交代に眠る事になった。


ジュニア以外で2時間おきに1人ずつ見張りの交代だ。

まずはスズちゃんが見張りになってくれたので一緒の部屋の俺とラムセスは眠る事にした。



「こうしてヴァンと眠るのは久しぶりだな」


今は俺とラムセスの部屋になった元カンパニュラさんとオリエさんの部屋のダブルベッドで横になっているとラムセスがそう話しかけて来る。


「そうだな。もう…5年ぶりくらいかな」


俺が15の時に出会って、結婚式までの数日、同じベッドで眠っていた。


「またこうして一緒に眠れて嬉しい」


ぎゅっと抱き締められ、俺はラムセスの腕の中で幸せを感じていた。


「俺も…これからはずっとこうだといいな…」


目的を達成するまでは一緒にいられる、毎日一緒に寝られると思うと本当にとろけそうな程幸せで…


「っ、可愛らしいことを言うな。襲いたくなる」


「駄目だって…俺、男だから」


「分かってる……キスくらいはいいか?」


「軽くならね」


そう言うとラムセスはふっと微笑み、俺の唇に自分の唇を重ねる。


「ん…」


でもすぐに離される。名残惜しくて潤んだ目で見つめると顔を逸らされてしまった。


「そんな顔をするな…理性を抑える自信がない」


「ラムセスにならいい…」


「…煽るな。いつかな…この航海が終わってからだ。覚悟しておけ」


「うん…!」


ラムセスの腕の中で身を寄せてその厚い胸板に顔を擦り付けるとおでこにキスされた。


「さぁ、眠ろうヴァン」


「うん。おやすみ、ラムセス」

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