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変死 第18話
拓哉たちは、牛の変死事件が起きたそれぞれの牧場の周辺を調べていた。
すると――
どの牧場の周辺にも、南部が最初の牛の変死事件が起きた牧場の近くの森で見つけたものと、
同じような不思議な足跡が残されていた。
拓哉は、その足跡を覗き込むようにじっと見つめながら、
「やはり、この足跡がすべての謎を解く
鍵のようですね!・・・・」
そう言った。
南部も拓哉と同じように足跡を見つめると、
「でも・・・・どうやって、この足跡の主を
捕まえるのですか?・・・・」
と尋ねた。
拓哉は足跡を見つめたまま、しばらく考え込んだ。
そして、
「罠でも仕掛けてみましょうか?」
そう提案した。
「わ、罠ですか・・・・」
南部の表情が、一瞬だけ強張った。
「ええ。こいつが夜にでも現れるのなら、
罠を仕掛けて捕まえてみるしかないでしょう」
拓哉がそう言うと、南部は足跡から視線を逸らした。
「・・・・そうですね」
そう答えたものの、南部は拓哉の提案に、どうも乗り気ではないようだった。
その表情には、何かを恐れているようなものがあった・・・・。




