↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
14/20

変死 第14話

 綾乃が後ろを振り返ると、そこには険しい表情で、綾乃を睨みつける南部の姿があった。


 先ほどまでの穏やかな南部とは、まるで別人のようだった。


 南部は綾乃の前にいる小動物たちを刺激しないよう、ゆっくりと綾乃の前へ進み出ると、


「いいか。こんな可愛い野生の動物でも、

 人間にとって危険な病原菌を

 持っていることがあるんだよ・・・・。


 わかったら、ゆっくりでいい。

 この場から離れるんだ!・・・・」


 強い口調でそう言うと、南部は綾乃を後ろへ下がらせるように、

 ゆっくりとその場から後ずさりしていく。


 綾乃も南部に促されるまま、その場を離れた。


 やがて、小動物たちから十分な距離を取ると、南部はようやく足を止めた。


 そして、後ろを振り返る。


「大丈夫だった?

 噛まれたりしてないかい?」


 そこには、先ほどまでの険しい表情はなかった。


 まるで別人のような優しい顔で、南部は綾乃を気遣っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。