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第57章 - 二人 VS 一ダース

アリッサが最初に目覚めた。


野営地が窪みの中に静まっていた。森が数時間だけ噛みつき方を忘れることに決めたかのように。幕の下にまだ冷えた灰と煙と湿った土の匂いが残っていた。どこかで最後の熾火が静かに崩れていた。その上を葉が風の中でざわめいた。慎重に。眠っている者を邪魔したくないかのように。


アリッサがもう少しだけ横になっていた。


耳だけで聞いていたのではない。身体全体で聞いていた。呼吸に。大人の時おりの深い吐息に。朝風が幕をわずかに持ち上げる時の微かな軋みに。ほとんど無意識にこれらの音を数えた。全員がまだいることを確かめるだけのために。夜の間に誰も消えていないことを。世界がまた一瞬で傾いていないことを。


首を回した。


スマラグドが隣で深く眠っていた。毛布が片方の肩から半分ずれ、髪の一筋が額に張り付き、口元にスマラグドが時おり眠りの中で見せるあの穏やかで小さな微笑みが残っていた。あまりに無垢で、一拍の間アリッサには間違って見えた。まるで夜自身が昨日のことを忘れたかのように。


思わず微笑んだ。


「かわいいなあ......」と吐息以上のものではないほど低く呟いた。


ゆっくり起き上がった。脇腹の引きが即座にあった。鈍く、思い出させるように。止めるほどではないが、「まだ完全じゃない」と告げるだけ十分にはっきりと。


片手剣に手を伸ばした。


革の柄が冷たかった。夜を中に蓄えたかのように。指を巻きつけて初めて気づいた。何か固いものがどれほど必要だったか。映像になって飛んでこないもの。突然棍棒になりかねないもの以外の何か。


静かに幕を横にずらして滑り出た。


朝の空気が冷たく顔を打った。茎に露が小さなガラス玉のようにかかっていた。木々の間の光はまだ淡く、太陽というよりも約束。森が半分寝ているように見えた。今日どんな種類の朝でありたいか、まだ決めかねているかのように。


アリッサが深く息を吸った。


空気が苔と冷たい落ち葉と湿った土の味だった。血ではない。オゾンでもない。焼けた肉でもない。一瞬、それはほとんど良かった。


ほとんど普通。


幕から数歩離れた。場所がちょうど足りるだけ。剣を上げた。


稽古を始めた。


最初はゆっくり。


前への一振り。刃を戻す。歩を置く。構えを保つ。


クレントに教わった通り。ヴァレリアが後で直した通り。荒くなく。速くもなく。頭の中ですべてが滑る時にしがみつける手すりのように規則を。


もう一度。


今度は正確な角度で。


もう一度。


横への歩。構えを捉える。肩を下ろす。


鋼が静かに空気を切った。野営地を起こすほどではなく。だが手首のすべての動きをアリッサが感じるほどに。振動が肘まで走り、肩まで。一つ一つの反復が同じで同じではなかった。身体がいつも一瞬早く力みすぎるから。


一振りごとにまだためらいがあった。


震え。


本当にやりきっていいと自分の中の何かが信じていないかのように。


なんでこんなに弱いんだろう。なんでまた傷つくのがこんなに怖いんだろう。


映像が即座に来た。


キュクロプス。


棍棒。


口の中の血。


骨だけでなく、前は軽かった自分の中の何かも打った鈍い衝撃。


アリッサが激しく首を振った。


「いや」と囁いた。


映像に言っているのか自分に言っているのか分からなかった。


剣をまた上げた。


ヴァレリアが木の下で自分の中に置いてくれたリズムを保つよう強いた。声としてではなく。まだ中に残る拍子として。


呼吸する。構えを保つ。引き裂かない。導く。


息を吸った。今度はもっと深く。手首から震えを押し出し、構えを保った。脇腹が引き記憶がまだ筋肉にあるのに。


繰り返すごとに動きが綺麗になった。


完璧ではない。


だがもっと正直に。


身体が数拍の間自分自身と戦うのをやめ、ただ剣を導き始めた。


---


背後で足音が静かに軋んだ。


アリッサが振り返った。


剣が即座に上がった。パニックではなく。盲目にでもなく。だが穏やかさと警戒の間の肌がどれほど薄いかを示すだけ速く。


アリス・ラウンズが木の影に立っていた。


朝が顔をただでさえ以上に蒼白にしていた。外套の下に肩の硬い角度が見え、立ち方で間違った呼吸一つが包帯を引くと分かった。それでも目は澄んでいた。昨日ほとんど死にかけた者にしては覚醒しすぎて。


「早いわね」とアリスが低く言った。


アリッサが刃を少し下ろした。完全にではなく。脅威に見えなくなるだけ。


「ちゃんと......眠れなくて」


アリスがこれは驚くことでも恥ずかしいことでもないかのように頷いた。


「あんなことの後は普通よ」


慎重に平らな石に座り、背中を幹にもたれた。片手が一瞬包帯に触れ、すべてまだ保っているか確かめた。


「聞こえたの」と言った。「あなたっていうより剣の音が」


アリッサが赤くなった。「ごめん。誰も起こしたくなかったのに」


「起こしてないわ」アリスの口角がわずかに動いた。ほとんど微笑み。「他の人たちは石みたいに寝てる。私は違うけど」


しばらく誰も何も言わなかった。


周囲の森は静かだったが空ではなかった。どこかで葉から水が滴った。鳥が幹の間にたった一つの確かめるような音を押し込んでまた黙った。


アリスの視線がアリッサの手に留まった。


「握りすぎてる」


アリッサが柄を見た。確かに指関節が白くなっていた。


少し緩めた。


「一人にしたくなかったの」とアリスが言った。


アリッサが顔を上げた。


この一文の中の何かが恥ずかしくさせた。そして安心させた。両方同時に。


アリスが手を上げた。指の間に弱い緑の光がちらついた。吐息以上のものではないほど。ほんの一瞬保ち、また途切れた。アリスがゆっくり息を吐いた。あの小さな明滅だけで力を消費したかのように。


「魔力が少し戻ってきた」と言った。「多くはない。でも何かあった時にあなたを支えるには十分」


アリッサの喉が乾いた。


何かあった時。


その文が即座に冷たく腹に座った。


ありがとうと言いたかった。あるいは、いらない。あるいは、大丈夫。あるいは、テントに戻って。


何も出なかった。


---


茂みでざわめきがして朝が突然狭くなった。


アリッサが首を回した。


シダと影の間に黄色い目が光った。


最初は一対。


次にもっと。


森が突然もう半分寝てはいなかった。


覚醒していた。


六体のゴブリンが下草から出てきた。小さく、筋張って、体格に対して素早すぎる。後ろにゴブリンの魔法使いが四体立っていた。手がすでにアリッサを即座に怯えさせるあの張りつめた構えに。さらに奥にチャンピオンがそびえた。幅広い肩、傷だらけ、この体格には重すぎて見える斧を持って。そしてその全員の後ろにジェネラルが立っていた。


もっと大きい。


もっと幅広い。


顔から尖った耳まで傷跡が走り、手の剣は錆びたゴブリンの屑鉄には見えなかった。持っているべきだった誰かから奪い取ったもののように見えた。


ジェネラルは叫ばなかった。


立って見定めた。


目の前にどんな獲物がいるか先に決める狩人のように。


アリッサは心臓が肋骨を硬く打つのを感じた。


目がテントに飛んだ。


幕に。


その向こうの静かな身体に。


スマラグド。


ヴァレリア。


クレント。


ディアマント。


ルビン。


ここで魔法が飛んだら、魔法使いの一人が間違った方向を選んだら......


ジェネラルが鋭く喉からの号令を発した。


ゴブリンが突進した。


アリッサが剣を振り上げた。


最初の一撃が刃に当たった。朝をあまりに大きく切り裂く金属の衝突音。衝撃が肩まで走った。ゴブリンは自分より小さかったが弱くはなかった。動きに遊びがなかった。開くために打った。隙を裂くために。


二体目が左から来た。


アリッサが刃をぎりぎりで回し、受け、半歩後退した。露でブーツが滑った。三体目が即座に追撃し、剣がぶつかり合って火花が散った。


アリスが後ろにいた。


一歩引いて。それ以上は離れずに。


戦わなかった。ただそこに立っていた。両手が半分上がったまま。だがアリッサは何かが胸郭をそっと引くのを感じた。固くなく。盾でもない。硬い術でもない。


むしろ緑の糸。「呼吸して。拍子を保って。今崩れないで」と告げる糸。


呼吸する、とアリッサが必死に思った。負けない。また負けない。


四体目のゴブリンが飛び出した。低く、速く、脚を狙って。アリッサが後ろに跳んだ。刃が遅すぎて下がり、一撃がブーツをかすめただけだった。


叫ぶべき? みんなを起こすべき?


テントを見た。


魔法使いがまだ後方にいた。一体がすでに指の間にちらつく球を形成していた。小さく。黄色く。光の中で汚れて見える。


だめだ。


テントに狙いをつけられたらすべてが間違う。


アリッサが歯を食いしばった。


退いてはいけなかった。


引き離さなければならなかった。


幕から遠くへ。スマラグドの眠る顔から遠くへ。ヴァレリアのまだ張られていない弓から遠くへ。名前を叫ぶより魔法が速く飛ぶから今目覚めてはいけないすべての人間から遠くへ。


次の一歩を意識的に横に置いた。


テントにではなく。


テントから離れて。


アリスが即座に理解した。


「動いて」と後ろから低く言った。「小さな歩で。根を生やさないで」


ゴブリンが飛びかかった。アリッサが受けた。回した。柄で押し返した。綺麗ではない。だが空間を稼ぐには十分だった。二体目を刃で受け止め、鉄を自分の刃に沿わせて外に逸らした。


導いていた。


野営地から遠くへ。


幕から遠くへ。


スマラグドの微笑みから遠くへ。


ゴブリンの魔法使いが両手を上げた。指の中の球がもっと明るくなり、汚れたオレンジ黄の光が顔に映った。


アリスも手を上げた。


今度の緑はアリッサの背中と肩に薄い幕のようにかかった。目に見える防護術ではない。ただ呼吸があまりに浅くならないだけにちょうど足りる穏やかさの一息。


「支援」とアリスが呟いた。「多くはない。でも十分」


魔法使いが投げた。


球が空気を走った。アリッサが首を横に弾いた時に熱が頬をかすめた。弾丸はわずかに外れて幹に喰い込んだ。樹皮が焦げ、鋭い焼けた匂いが湿った朝の空気に混じった。


アリッサがまた受けた。上からの一撃。横からの一撃。チャンピオンはまだ入ってこなかった。後方にいた。小物が彼女を柔らかくするのを待つかのように。


ジェネラルも。


まさにそれがすべてを悪化させた。


時間があると信じているから待っていた。


ゴブリンが刃をアリッサの前腕に沿わせた。


深くはなかった。


だが即座に熱い痛みが閃くほど鋭く。


アリッサが喘いだ。


線に沿って血が出た。多くはない。だが血は血で、身体が頭より速くそれを思い出した。


アリスが半歩前に出て、緑を細い糸にしてアリッサの腕に巻いた。傷は閉じなかった。ただ鈍くなった。血が流れるのが止まった。


「見ないで」とアリスが囁いた。「続けて」


アリッサが痛みを呑み込んだ。


助けてくれてる。信じてくれてる。なら今崩れちゃだめだ。


地面がもっと不均等になった。根が落ち葉から突き出ていた。アリッサはそれを使った。ゴブリンが露と湿った木の上で自分より足場が悪くなるように歩を置いた。一体が本当に滑った。アリッサが反射的に打った。刃が肋骨に当たった。致命的ではないが、叫んでよろめいて退くほど硬く。


脚が震えた。


弱さからではなく。


まだ動きに変えなければならない恐怖から。静止がもっと致命的だったはずだから。


二体目の魔法使いが指の間に青白い冷気を集めた。汚い炎ではない。冷たい衝撃。密で速い。三体目が風をまとめた。見えないが、周囲の葉が即座に反応した。見えない何かがもう空間を引き裂いているかのように。


アリッサが硬く呼吸した。


アリスが今度は脚にほんの一瞬の支援を置いた。膝の中の温かな「うん」。綺麗に蹴り出すだけに十分な。


アリッサが刃を上げた。


ジェネラルが一歩踏み出した。


ゆっくり。


必要だからではなく。


望んだから。


試験が終わり本番が始まる時を見極める者のように。


チャンピオンが半身を前に出た。幅広く、貪欲に、刃を斜めに。他のゴブリンが少し散開した。自分の役割を理解したかのように。


アリッサが一瞬だけ振り返った。


テントがはっきり遠くなっていた。


よし。


魔法が飛んだら、幕には飛ばない。


チャンピオンが入ったら、ここに入る。


倒れるなら、スマラグドの眠りの前では倒れない。


お願い起きて、と思った。お願い。でも遅すぎないで。


周囲のゴブリンの鋭い呼吸が聞こえた。魔法使いの低い嘶き。風の中の木の軋み。後ろのアリスの緑の糸の明滅。弱いが頑固な。


アリッサが剣をもっと高く上げた。


「戦う」と囁いた。アリスよりも自分自身に。


ゴブリンが飛びかかった。


受けた。


衝撃が顎まで走った。


「誰かが起きるまで戦う」


一歩退き、次のゴブリンを引き寄せ、線を野営地からさらに遠くに強いた。


「そのために倒れても......」


文が喉に詰まりかけた。


そしてスマラグドの顔がまた浮かんだ。


血まみれではなく。泣いてもいなく。


眠っている。


あの小さな穏やかな微笑みで。


アリッサの手が柄をきつく握った。


「スマラグドの笑顔を守りたい」


アリスは何も言わなかった。


だが視線に重く穏やかなものがあった。感嘆ではない。感動でもない。たった一つの文で、子供がどれほど自分を超えて成長することを強いられたか分かることを知る者の、静かな同意。


ちょうど二本の幹の間から太陽が射した。


最初の本当の光が小道に落ちた。群れが再びアリッサとアリスに襲いかかる時に。

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