第23章 - 灰色
居間は静かだった。
昼寝やだらけた午後の柔らかい静けさではなく、大人たちがごく普通に見せようと努力し - まさにそこで失敗している時に生まれる種類の静けさ。梁の木すら今日はより小さく軋んでいた。
メリィアが卓に置いた結晶が午後の日差しを捉え、純粋な氷のように煌めいていた。澄んで。滑らかで。無関心に。まさにそれが耐え難かった。顔も慰めも意図も見せない。ただ完璧な表面。そこに人間が答えを見出したがる。
ヴォルフクラウの屋敷はこの数年で温かくなっていた。
外の世界が穏やかになったからではない。ここにいる人間たちがそうすると決めたからだ。絨毯がきちんと敷かれている。椅子はもう慌てて脇に押しやられたバリケードのようには立っていない。隅におもちゃの小さな箱があり、しょっちゅう倒れてはいけない。ヴァレリアがある時決めたからだ。この家での秩序は降伏ではなく反抗であると。
それでもクレントはまだ扉を二度確かめていた。目立たず。落ち着きなくではなく。ただ閂への短い握り。身体が安らぎを許す前に必要とするあの二度目の視線。
今日は誰も扉を見なかった。
今日は全員が結晶を見ていた。
卓が片づけられていた。物よりも大きな何かのために場所を空けなければならないかのように。ヴァレリアが杯を脇に寄せていた。余計な音を聞きたくなかったから。ルビンが事前に子供たちをトイレに連れて行っていた。緊張した瞬間にほとんど魔法のように効く、あの実際的な気遣いで。ディアマントはごく普通の午後であるかのように振る舞っていた。ただ肩がほんの少し高かった。普段は外の中庭でしか取らない構えを、気づかれぬうちに取っているかのように。
スマラグドがアリッサの少し後ろに立っていた。
六歳。アリッサにとって手本に見えるほど大きく、自分もまだ子供であるほど幼い。視線がアリッサと結晶の間を行き来していた。一度手を上げた。アリッサの肩に触れようとして。だが引っ込めた。この瞬間に慰めが助けになるのか、すべてをもっと大きくするだけなのか分からなかった。
アリッサが興奮して椅子に座っていた。脚が宙でぶらぶら揺れ、指が何度も服の布に食い込んでいた。自分を押さえていなければ飛び上がって結晶を掴んでしまいそうで。かつて光るものは何でもそうしたように。
「ママ......今度はわたしの番だよね?」
声は明るかったが、その下に小さな亀裂があった。ここ数ヶ月、アリッサは十分に経験していた。誰かが「結晶」と言った途端に大人が黙ることを。「色つき」が良いことだと理解していた。そして「色なし」が疑問を生むことも。
ヴァレリアが頭を撫でた。窓から差す日差しで暗い髪が温かかった。「そうよ。そして何が出ても - あなたは私のアリッサ」
法律のように言った。
それでもアリッサの視線が再び結晶に移った時、心臓が速くなった。結果に価値がかかっているかのように子供が待つのが、ヴァレリアは嫌いだった。
あの目はやめて。自分を小さくするものを探すような目は。
「でもスマラグドおねえちゃんは三つも色が出た」とアリッサが反抗的に言い、姉に素早い横目を投げた。
スマラグドが気まずそうに笑った。ルビンとディアマントの間に立ち、誇らしくもあり居心地悪くもあった。比較に使われるのが好きではなかった。アリッサに何も惜しんでいないから。ただこの比較の中では、いつもアリッサが自分を小さくする側だったから。
「お前にはお前の色が来る」とクレントが言った。
腕を組んで卓の傍に立ち、娘が見上げる時に父親が聞こえるべきほどの確信を込めた声だった。ヴァレリアにはそれでも手が見えた。指が一瞬緊張し、また緩む。神経の小さな裏切りを、再び閉じ込める前に。
メリィアが軽く身をかがめた。金色の瞳が穏やかにアリッサに注がれていた。厳粛でもなく、象徴的に重くもなく。いつも通り。それが助けになった。
「結晶に手を置いて」と言った。「力を抜いて。あなたの中に眠っているものがあれば、姿を見せるわ」
奇跡を唱える者のようには話さなかった。扉を説明する者のように。冷静に。明確に。検査であって、儀式ではなく。
「光らなかったら?」とアリッサが即座に訊いた。
ルビンが眉を上げた。まさにこの問いを予期していたかのように。
メリィアは穏やかなまま。「なら光らない。それが言えるのは、結晶に測れることだけ。あなたの価値ではない」
アリッサが瞬きした。「でも......魔法を見せるんでしょう?」
「魔法の種類を見せるの」とメリィアが柔らかく正した。「勇気ではなく。努力ではなく。心でもなく」
ディアマントが小さく鼻を鳴らした。同意するように。
アリッサが熱心に頷いた。大事な規則を今学んだかのように。それから手を伸ばし、小さな掌を滑らかな石に置いた。
結晶は冷たかった。
アリッサがもっと強く押した。結果を押し出せるかのように。
一呼吸。
さらにもう一つ。
結晶は澄んだまま。
沈黙が濃くなった。鋭くなく。大きくもなく。ただ重く。アリッサが困惑して瞬きした。色はすぐに来るはずだった。ガラスを通る陽光のように確実に。
ヴァレリアは身体が自動的に反応するのを感じた。肩が張る。息が上で止まる。視線が硬く固まる。ここに立っているのはただの結晶ではなく、開くか閉じるかする扉であるかのように。
アリッサが目をぎゅっと閉じ、唇を噛んだ。「ねえ......光って」
何もない。
色がない。
煌めきもない。
ただ太陽の光が冷たく表面に屈折するだけ。
クレントが拳を握った。ルビンが一度、聞こえるほど息を吐いた。ディアマントが一瞬目を伏せた。スマラグドが無意識に近づいた。
何も言わなかった。ただアリッサを見た。真剣に。柔らかく。ただ傍にいるだけの子供にしては覚醒しすぎて。
「ふむ」メリィアの声は穏やかなまま。だがその半秒の間がヴァレリアには引っかかった。困惑ではない。慎重さ。
そしてメリィアが言った。「結晶は空のまま」
言葉が明確に部屋に落ちた。
空。
残酷に発せられたのではない。硬くもなく。それでも薄い板の上に置かれた石のように響いた。
アリッサの目が即座に涙で満たされた。「なんで?」声がひっくり返った。「なんでわたしには色がないの?」
二度目の「なんで」はほとんど崩れかけた。
ヴァレリアが同じ瞬間に傍にいた。膝をつき、腕に抱き込んだ。アリッサが激しく鼻をすすり、ヴァレリアの袖にしがみついた。布が自分をまとめてくれるかのように。
「あなたの時がまだ来ていないだけ」とヴァレリアが早すぎる口調で言った。言葉が出てくる間にすでに、どれほど弱く聞こえるか気づいていた。声をもっと落ち着かせた。もっと確かに。「それまでも、あなたは私の一番の光」
きつく抱いた。
この子に、自分が間違っていると思わせたくない。この子だけは。
クレントが近づき、アリッサの肩に手を置いた。重く。温かく。確かに。
「色があろうとなかろうと - お前は俺の娘だ」声が最後にかすれた。「そしていつか、どんな結晶にも見せられないほど強くなる」
ディアマントが咳払いした。今度は冗談が出なかった。ただ卓の縁に手を置いた。自分にも掴めるものが必要だというように。
ルビンは落ち着いていた。
落ち着きすぎていた。
ヴァレリアは彼女を十分に知っていた。この落ち着きが仕事であることを知っていた。子供は声の調子にしがみつく。今ここで柔らかくなりすぎれば、アリッサは「空」という言葉を永遠に悲しみと結びつける。
「メリィア?」とルビンが低く訊いた。
メリィアが短く頷き、しゃがみ込んだ。ヴァレリアの腕からアリッサを離さずに、同じ目の高さに。声は均等だった。冷たくなく。宥めるのでもなく。支えられる声。
「アリッサ」と言った。「聞いて。空の結晶は、あなたが弱いという意味ではないの」
アリッサが顔を上げた。頬が濡れ、鼻が赤い。すべてをまた正しくしてくれる規則をメリィアがどこかに知っているはずだという目で見つめた。
「魔法の種類なしに強くなる人はたくさんいるわ」とメリィアが続けた。「スキルで。訓練で。経験で。私が出会った中で最も危険な冒険者の何人かは、煌めく結晶を持っていなかった」
クレントが少し顔を上げた。誇りからではない。この言葉がアリッサに道を開いたから。
アリッサが鼻をすすった。「でも......じゃあなんでわたしは......」
その言葉は口にしなかった。
それでも部屋に漂っていた。
ヴァレリアには分かった。全員に分かった。あの一つのレッテル。貼られた途端に人を小さくするもの。
メリィアはそれを言わなかった。
ただ穏やかにアリッサを見つめた。その考えがもう少しだけ鋭くなくなるまで。
「珍しいからよ」とやがて言った。「そして珍しいものは疑問を生む」
アリッサが手の甲で目を拭った。「じゃあ......わたしは変なの?」
「違う」メリィアの答えは即座だった。それから少し柔らかく。「古い文献にそのための言葉がある。結晶が魔法の種類を示さない人を、そこでは灰色と呼ぶの」
その言葉が部屋に漂った。
用語があるということは、他の者がそれについて語ったことがあるということだ。
ヴァレリアの胃が縮んだ。
当然、名前があるのよね。
名前はものを持続させる。名前は残る。名前は受け渡される。そして自分が何になりたいか知る前の子供に貼り付けられるすべてのものを、ヴァレリアは嫌悪した。
メリィアが誰かが口を開く前に手を上げた。「蔑称でも判決でもない」とはっきり言った。「結晶が魔法の種類を測定できないことを示す呼称にすぎない。それだけ」
アリッサが瞬きした。その言葉は傷つけるよりもむしろ困惑させたようだった。灰色は少なくとも一つの色だったから。色つきではない。でも空でもない。
「灰色......」と低く繰り返した。
「そう」とメリィアが言った。「そしてそれはあなたが劣っているという意味ではない。もっとよく見る必要があるという意味にすぎない」
アリッサが唇を突き出した。「でもなんで......」
メリィアが問いをそのまま残した。「道具にはすべてが見えるわけではないから。そして人間は時に、測れるものより強いから」
アリッサがヴァレリアの服を引っ張り、袖のもっと奥に手を押し込んだ。そこに自分を結びつけたいかのように。
そこでスマラグドがぴったりと近づき、手を取った。「変じゃないよ」と即座に言った。時にディアマントに痛いほど似るあの決然とした率直さで。「あなたはアリッサだもん」
アリッサが姉を見た。本当にそれだけで十分かどうか確かめるかのように。
スマラグドがただ指を少し強く握った。
説明はない。大きな言葉もない。ただ近さ。
ヴァレリアがゆっくり息を吐いた。「ね? そういうことよ」
アリッサがもう一度すすった。「わたしも色つきがよかった」と小さく言った。
ヴァレリアが額に口づけた。「違っているからって、劣っているわけじゃない」
クレントが頷いた。「そして違うっていうのは、他の誰にも見えない道を見つけるってことだ」
ディアマントが唸って同意した。「それでも誰かがそのことで馬鹿にしたら、俺に言え」
ルビンが軽く腕を突いた。鋭くはなく。この言葉が必要以上に大きくならないよう、ちょうど足りるだけ。
アリッサが顔を上げた。目にはまだ悲しみがあったが、その下にすでに別のものが灯っていた。反抗。ヴァレリアがよく知っているあの小さな頑固な火花。
「じゃあ......それでもつよくなれる?」
メリィアが頷いた。「ええ。そして時に、最も強いのは近道なしに歩くことを学ばなければならなかった者たちよ」
アリッサが眉をひそめた。「近道」という言葉が頭の中で場所を見つけるのに見えて時間がかかった。それからまたヴァレリアの袖を引っ張り、そこに留まった。
メリィアが立ち上がった。結晶は片づけなかったが、一歩退いた。検査は終わった。子供は残った。
ヴァレリアが注意深く見ていた。
疑いからではなく。
メリィアが理由なく何かをすることはほとんどないと学んだからだ。顔に劇的なものはなかった。意味ありげな眉ひそめも。わざとらしい予感もない。だがヴァレリアはもう知っていた。メリィアが内側で何かを仕舞う時の、あのわずかな視線の変化を。
恐慌ではない。
注意。
可能性を整理している。今日のためではなく。後のために。
ヴァレリアは外の世界を思った。概念の中で生きる人々を。「珍しい」と聞いた途端にそこから所有権を主張する者たちを。子供を見て「空」で判決を下す準備がすでにできている者たちを。腕が無意識にアリッサをきつく引き寄せた。
メリィアはそのどれも声に出さなかった。
ここでは。
アリッサの前では。
アリッサが結晶から手を引いた。石に傷つけられたとでもいうように。ヴァレリアの袖の奥深くに手を隠した。「あの結晶、きらい」と呟いた。
ディアマントが鼻を鳴らした。「分かるよ」
ルビンがアリッサの腕を撫でた。「好きにならなくていいのよ」
クレントが、アリッサが自分を見なければならないほど身をかがめた。「知っておくべきことは一つだけだ。あれがお前のことを何も決めないってことだ」
アリッサが見つめ、目に見えて考えた。そして小さく頷いた。完全に理解したからではないかもしれない。信じたかったから。
スマラグドが軽く手を引いた。「おいで」と低く言った。「何か作ろう。積み木で。色つきのやつ」
「色つき」とアリッサが繰り返した。
今度は痛みには聞こえなかった。
むしろアイデアのように。
ヴァレリアは部屋の緊張がゆっくり和らぐのを感じた。完全にではない。だが家がまた呼吸できる程度には。
メリィアがもうしばらく立っていた。金の視線がアリッサに留まっている。そこに哀れみはない。判決もない。
むしろ、子供には渡さない静かな憂慮。
ヴァレリアはアリッサを抱いたまま、望まぬ明晰さで分かっていた。
古い文献にアリッサのための名前がすでにあるなら、その名前を真剣に受け止める人間もいるということ。
そしてヴァレリアは何があっても、その名前がアリッサを小さくすることを許さない。




