友情?!
【あらすじ】
地球と太陽は昔からずっとつかず離れずの距離でいる、友達同士だった。
地球が太陽にこう言った。
「この頃、距離が近くなったんですか?
暑すぎるんですけど!」
太陽はムッとして
「は?んなワケないだろっ!おんなじだよ!」
地球は懇願するように
「じゃあどうしてこんなに暑くするんですかっ!
私の小さな子供たちは暑くて苦しんでるんですよ!
食べるものも無くなるかもしれないって、不安に駆られてるんですよ!」
太陽は不機嫌そうに
「は?暑いったってまだマシだろっ!
水星と金星を見てみろ!
平均気温は167℃と464℃だぞっ!
お前は暑いったってせいぜい最高50℃ぐらいだろーよっ!
火星ぐらい離れればー65℃だぞっ!
ちっとは離れればいいだろっ!」
地球は悲しそうに
「そんなこと、私の一存じゃできません!
何たってあなたの引力に捕らわれてるんですからっ!
あなたと私は元は同じ星間雲のガスやチリでしょ?
いわば兄弟、親友じゃないですか!
助けてくださいよ!
少し火力を弱めてくださいよ!」
太陽はイラ立ち
「は?知らねーよっ!
お前の場合は、体で飼ってる寄生虫のせいで暑くなったんだろうがっ!
寄生虫が温室ガスをいっぱいにしたせいだろーがっ!
水星よりオレから離れてるのに金星が、水星より『熱い』理由を教えてやろうか?
金星には厚い大気があるからだよ!
二酸化炭素のなっ!
だから今のままじゃ、お前が金星のような星になるかもな。
その元凶の寄生虫が自業自得で死のうが生きようがどうでもいいだろっ!」
地球は泣きそうになった。
「もう数えきれないぐらい多くの子供たちが絶滅してます。
そりゃ、この子たちが絶滅したって、また次の新しい子供たちが現れるだけ、ですけど・・・・。
毎回、絶滅しそうな子供たちを見ると可哀想でたまらなくなるんです。
悪い子たちじゃないんですよ!
あなたや私を尊敬して神と崇めたりして、素直ないい子たちだったんですが。
でも仕方ないですね・・・・・どうしようもないですものね。
彼らも既に気づいてるんですよね、きっと・・・・。」
秋の文芸展2025のテーマ「友情」で考えたつもりですが。
いちおう作品内容が被ってないかを点検するため、作品検索「地球」「秋の文芸展2025」で探したら、二つありました。
内容は被ってませんでしたが、高ポイント作品と比べると、ゾッとするほどの方向性の違いに、我ながらビビりました。
あんな詩的なものが高ポイントならそりゃあ0ポイントだわなぁ~~と。
拙作には絶望と皮肉しかないですね!!テヘッ!ペロッ!(・ω≦)٩




