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第12話 作戦会議

 第一騎士団長の言う通り、5日の道のりを3日でルブリンに到達したコルトバ軍はルブリンの民衆に歓迎される。第一騎士団長は休むことなく各騎士団長と勇者パーティを招集する。

 第一騎士団長がみんなに発言する。

 「我ら第一騎士団と勇者パーティでドゴール軍を正面から迎い討ち。第二騎士団、第五騎士団で挟撃を行う。何か質問はあるか。」

ライマーが発言する。

 「ドゴール軍にも魔法使いがいる。魔力探知で第二騎士団、第五騎士団の挟撃に気づかれるぞ。」「もっともな意見だ。聖女殿、魔力探知の阻害は出来ますかな。」

 「はい、規模にもよりますが二つの騎士団を隠すくらいなら簡単です。」「他に意見はあるか。」

第二騎士団長が発言する。

 「敵は殲滅すればよいのだな。」「騎士たちは皆殺しでいい。勇者パーティのメンバーはなるべく捕獲する。」

雪島が質問する。

 「勇者パーティのメンバーを捕まえて味方にでもするの。」「ルイス王のお考えだが、裁判にかけて偽物として処刑する予定だ。」

 「さらし者にするの。」「そうだ。」

雪島が黙り込む。第一騎士団長は続ける。

 「彼らはコルトバ王国内で非道を繰り返してきた。代償は払ってもらう。」

第二騎士団長、第五騎士団長がうなづく。

 「この作戦で行く。タイミングを間違えるなよ。」「「「おう」」」

こうして作戦会議は終了する。カルラが雪島に声をかける。

 「聖女様は勇者パーティの処刑に反対のようですね。」「同じ学校の生徒だった者たちです。私たちもいつそうなるかと思うと・・・」

 「勇者谷垣の意見はどうなのですか。」「えっ、関係ないよ。それより早く女の子たちに会いたいなー」

 「クズですね。」「ええ、本当に。」

雪島とカルラの意見が一致する。ライマーがエルマーとロルフに言う。

 「勇者谷垣と聖女雪島は俺たちで守るぞ。」「ああ、軍の旗頭だからな。」

コルトバ軍は約1名を除いて、戦いに気を引き締める。

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